(CNN) ローマ教皇レオ14世が映画界の関係者と対話する15日の謁見(えっけん)を前に、ローマ教皇庁がレオ14世のお気に入り映画4本を発表した。
レオ14世が好きな4本はいずれも20世紀に公開された作品で、最も古いのはフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」(1946年)。実業家が天国からやって来た天使に助けられて自分の存在の意味を認識するというストーリーだった。
2番目はロバート・ワイズ監督のミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)。ナチス・ドイツによるオーストリア併合が迫る中で、7人の子どもの家庭教師になった若い修道女見習いの女性を描いた。
ロバート・レッドフォード監督作品の「普通の人々」(1980年)は、兄の死に苦しむ弟とその両親の物語。

「サウンド・オブ・ミュージック」では、ナチス占領下のオーストリアで修道女見習いから家庭教師になった女性をジュリー・アンドリュースが演じる/Moviestore/Shutterstock
ロベルト・ベニーニ監督作品「ライフ・イズ・ビューティフル」(1997年)は、ナチスのホロコーストが続く中での愛と希望がテーマだった。

ケイト・ブランシェット。8月に開催されたベネチア国際映画祭で映画「ファーザー・マザー・シスター・ブラザー」の写真撮影イベントに出席した時の様子/Laurent Hou/Hans Lucas/AFP/Getty Images
レオ14世は今回の謁見で「映画界、特に俳優や監督との対話を深め、芸術的創造性が教会の使命や人間的価値の促進に貢献できる可能性を探りたい」意向。映画界からはケイト・ブランシェット、スパイク・リー、ギャスパー・ノエなど大物多数が参加を予定している。
ちなみに前任のフランシスコ前教皇は、フェデリコ・フェリーニ監督作品の「道」(1954年)、ロベルト・ロッセリーニ監督の「無防備都市」(1945年)など、第2次世界大戦後のイタリア映画がお気に入りだった。
