登録者数85万人を超えるYouTube(ユーチューブ)の野球専門チャンネル「トクサンTV」で企画、演者、編集の“三刀流”で活躍する通称「トクサン」こと徳田正憲さん(40)に、人気の秘けつなど制作の舞台裏を聞きました。少年野球からプロ野球まで幅広い層をターゲットにした動画は、プロ野球のスカウト、高校野球の指導者ら球界関係者もチェックするほど注目されています。動画をつくる上での裏テーマ、波瀾(はらん)万丈のサラリーマン時代―。YouTuber(ユーチューバー)として現場を見てきた経験から、「こうすれば野球界は変わる」という球界への提言など、トクサンが語り尽くしました。
3回連載の第2話を送ります。
プロ野球2025.10.20 06:00
高校野球の指導者を目指していた
波瀾(はらん)万丈のサラリーマン時代。大学卒業し、最初に就職した会社は「社会の荒波に負けてしまった」とわずか2年で退職した。そんな苦難の経験が、現在の野球コンテンツをつくる上で役立っているという。
「野球が好きで、野球の楽しさを伝えたい」。
この思いは、どのようにして生まれたのか―。
ユーチューバーへ転身して10年目。人気チャンネルを支える企画の骨太の方針、野球への思いを加速させたきっかけは、サラリーマン時代にもあった。
生命保険会社の調査などによると、小学生男子が「将来なりたい職業」ランキングで、ユーチューバーが上位にランクされる。
帝京高(東京)時代、3年生の夏には甲子園に出場。創価大学では主将を務め、「数球団のスカウトが視察にきた」逸材だったが、ドラフト指名はなかった。
そんな球歴を物語るように、草野球「天晴(アッパレ)」チームの現役選手で、140キロを超える速球をスタンドインさせるなど、40歳とは思えないプレーを披露する。独特の打撃理論で、昨年11月には、長野県高校野球連盟より技術講習会に招聘(しょうへい)され、選手へ打撃指導した経験もあるという。なぜユーチューバーへ転身したのか―。
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1967年、熊本市生まれ。1990年に入社し、プロ野球の西武、ヤクルト、巨人などを担当。米ロサンゼルス支局時代には大リーグを担当し、野茂英雄、イチローらを取材した。
野球デスク、野球部長、経営企画本部長などをへて現職。著書「清原和博 夢をつらぬく情熱のバッター」(旺文社)「メジャーを揺るがす大魔神 佐々木主浩」(旺文社)がある。


