ABEMAオリジナルドラマ「MISS KING / ミス・キング」より場面写真が公開された。
本作は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥(のん)が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。
今回新たに公開されたのは、飛鳥と女流棋士・早見由奈(鳴海唯)が盤上で火花を散らす、ライバル同士の場面写真。対局シーンでの息をのむような鋭い眼差しが切り取られ、盤上をはさんでぶつかり合う2人の緊張感と、将棋界に身を置く女性同士の張りつめた空気感が感じられる。
アイドル的人気を誇る実力派女流棋士で、飛鳥の腹違いの弟・龍也と婚約している由奈と、復讐を胸に女性棋士を目指す飛鳥。2人が盤上で火花を散らすこの一局は、物語の鍵を握る重要なシーン。さらに、ライバル同士の2人が酒を酌み交わす姿も。強い意思で突き進む飛鳥の存在は、由奈の心にも変化をもたらしていく。
ストーリー
天才棋士【彰一(中村獅童)】のもとに生まれた【飛鳥(のん)】。母と3人、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時彰一は2人を捨てて出ていってしまう。母と貧しい生活を送る飛鳥だったが、やがて母も病で他界し、飛鳥は孤独の身となる。一方、飛鳥を見捨てた彰一は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。その姿に殺意が芽生え、復讐を試みる飛鳥だが、その場で図らずも将棋の才能を発揮する。
飛鳥の才能を見抜いた、元棋士の【藤堂(藤木直人)】は、彰一に対して因縁の過去を持っており、共に「将棋で復讐をしよう」と持ちかける。飛鳥は、藤堂とその恋人【礼子(倉科カナ)】に支えられながら、復讐計画の一つとして、藤堂の指導のもと「史上初の女性棋士」を目指すことに。
しかし、その前に立ちはだかるのは、彰一の新たな家族であり、将棋界に絶大な影響力を持つ「結城家」の存在。そして、強者たちがひしめく、将棋という伝統と実力の世界。果たして飛鳥は、いくつもの逆境を乗り越え、史上初の女性棋士への道を切り拓くことができるのか。復讐の先に、彼女が手にするものとは――。
ABEMAオリジナルドラマ「MISS KING / ミス・キング」は9月29日より毎週月曜日20時~配信(全8話)。Netflixにて世界同時配信。