RADWIMPSの新曲「ピアフ」が日本テレビの夜の報道番組『news zero』のテーマ曲に決定した。
■現テーマ曲の制作過程で誕生
4月から『news zero』のテーマ曲として、1日を締めくくっているのが、RADWIMPSの「命題」。
先日行われた藤井貴彦キャスターとRADWIMPSとの対談では、「命題」について「僕らが引き受けたからには…僕らがやるからには、僕らがやるからには、僕らがやるからにはという自問自答しながら辿りついたのが命題』だった」と話していたRADWIMPSのふたり。
実は、その制作過程のなかで、同じテーマやメッセージを持ちながら別の楽曲として生み出された楽曲が「ピアフ」だった。
制作途中だったその曲を番組スタッフが聴いたとき、番組としては初めての試みだが、2025年4月からの1年間を相対する「命題」と「ピアフ」の2曲に彩ってほしいという思いが生まれ番組がオファー、RADWIMPSが快諾し、今回の企画が実現した。新テーマ曲「ピアフ」は、9月19日の放送で初披露される。
なお、RADWIMPSは10月8日に、「命題」と「ピアフ」が収録されたニューアルバム『あにゅー』をリリースする。
■野田洋次郎(RADWIMPS)コメント
10月から新たに「ピアフ」という楽曲で番組のエンディングを務めさせて
頂きます。
「news zero」のエンディングの楽曲オファーを頂いた際、「命題」と共にこの楽曲も自分の中で少しずつ育てている最中でした。
つい愛想で笑ってしまうあの人に、そんな自分を嫌いにならないでほしいと思ったのです。そんな笑顔でさえ愛しいと伝えたかったんだと思います。
これから秋、冬を迎える中で「ピアフ」は薪でとる暖のような曲にできないかなと思いました。身体の芯から、ほんのりとあったかくなるような。
悲しみの強さも喜びの脆さも知った上で、それでも明日を迎えるのは悪くないかも、と少しでも感じてもらえたら幸せです。
■メインキャスター藤井貴彦 コメント
無数の現象を集め、公式を導こうとする。
今回のテーマ曲は黒板に多くの人生を書き並べ絞り出した
貴重なひとしずくに感じます。
「無料で配布される今日」を大切にする。
その気づきをこの曲からもらいました。
「news zero」も多くの人生を黒板に書き並べて参ります。
答えや公式は導けないけれど、不安も怒りも希望も丁寧に記していきます。
番組のエンディングでお届けするこの曲とともに、
みなさんの1日を静かに閉じていただけたら幸いです。
■番組情報
日本テレビ『news zero』
毎週月~木曜 23:00~23:59 / 毎週金曜 23:30~24:30
メインキャスター:藤井貴彦
キャスター:櫻井翔(月曜)
THE FIRST TIMES編集部