【全話フル|日本語字】あの日の運命の女性は生きていた!皇帝の探し続けた永遠の愛#短編ドラマ #minidrama
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神仏よ 朕は罪深い 妻と子を死なせた 神仏よ 朕は万の苦しみを受け入れよう ただ朕の妻と子が来世で 幸せになりますように あなた様はまだ帰ってこないの 坊や お母さんと一緒に お父さんを探しに行こうか 夫、母上 私はあなたと宮廷には戻りません 何を言うか お前は皇太子だ 皇位はお前が継がなければならない お前はあの庶民の女のために 栄華と富貴を捨て 母上を捨てると言うのか 今はお前は天下の民まで 捨てるつもりか お前は皇家に生まれたのだ 肩に背負うのは天下なのだ 薪ではない 私はもううんざりだ 殺し合いの宮廷闘争には 私はただ 阿離と穏やかに暮らしたいだけだ 皇儿よ お前は生まれながらの貴人だ 生まれながらに栄華と富貴を享受する身だ どうしてこんな 貧しい暮らしができるのか あの庶民の女は お前にふさわしくない 足手まといになるだけだ 母上 阿離のことを悪く言うな 彼女は私の生涯の愛だ 私が襲われて重傷を負った時 彼女が私を救ってくれた 私は絶対に阿離を捨てない お前は皇太子だ もしお前が皇位を争わなければ 野心家たちは お前を見逃さないだろう 最後には死ぬしかない それは私の問題だ 阿離 妊娠したのか たくさん食べないと しばらくは ゆっくり休んでいてくれ 家のことは 私がちゃんと お前と子供の面倒を見るから ありがとう はい どうぞ たくさん召し上がれ もうこんなに あなたに負担をかけられないわ もし私が原因で あなたが皇位を諦めて災難に遭うなら 私はあなたに捨てられた方がましだわ あなた様 あなた様と出会えたのは 百世の幸せよ でも私は薄命だから あなた様と添い遂げられない あなた様がいつか高い位につき 苦労しませんように さようなら 阿離 阿離 阿離 阿離 来たぞ 阿離 ああ、やっと来た お前の嫁さんが川に落ちて 流されたぞ うそだ そんなはずはない 阿離のものだ 川の流れが速いから 飛び込んだら 生きては戻れないだろう それより私と一緒に 宮廷に戻りなさい 阿離 私が悪かった 私のせいだ 皇太子の着替えを 帰宮するぞ 即位だ 阿離 陛下 帰宮の時間です おじさん、おばさん 何か食べ物をください 何日も食べてないんです 私たち親子を助けてください お願いします 何か食べ物をください かわいそうな子だ こんなに小さいのに父親がいなくて 母親は馬鹿だ 母親は 川に落ちて頭を打ったらしい 体の具合も悪いらしい いつまで生きられるか おじさん、おばさん 何か食べ物をください お願いします 饅頭だ お母さん 食べるものがあるよ 半分見つけたよ お母さんにあげる 小満が食べる お母さんはお腹すいてない 先に食べなさい ああ おお はい 小満(しょうまん)に食ベて へへへ 母さん 私があなたの面倒を見るから 阿離(あり) 会いたい もう一度会いたい たとえ夢の中でも わあ きれいな馬車 きっとお金持ちの貴族だ 馒头(マントウ)をたくさん買える あれ 蝶々だ 逃げないで 母さん 母さん どうしたんだ 陛下 誰かがわざと私たちの馬車にぶつかってきた 母さん あら、あの人たちは倒れちゃった お金を払わなきゃ 嘘だ あの母子は 自分からぶつかってきたんだ 陛下 この乞食の母子は まさか ゆすりのつもりだ 騙されないでください お母さんにぶつかった 幼いのに そんな手を使うなんて お母さんが教えたんだろう 二度と来るな 坊や 早くお医者さんに診てもらって 母さん 小満(しょうまん)がお医者さんに連れて行くから 頑張って 先生、先生 先生 お願いします 母を助けてください お金ならあります まず中へ 先生 母はどうなりましたか お母さんの体はひどく弱っていて 病気の根も深い 治らないかもしれない 先生 どうか 母を助けてください 立て 助けたくないわけじゃないんだ 私の腕では無理だ お母さんを治すには 宮中の お医者様に見てもらうしかない でも宮中のお医者様は 貴族の病気を診るんだ 私たち庶民は 宮中に入るのも難しい お医者様を呼ぶなんて無理だよ 先生 お金は全部あげるから どうか母の面倒を見てください 何とかして 宮中に入ってお医者様を探すから お兄さん 宮中に入りたい どうすれば 入れるか知ってる? 皇居は 簡単に入れるところじゃないぞ ねえ 坊や 宮中に入りたいか 方法があるぞ ほんと? 全(ぜん)さん また一人入ってきた こいつはどうだ うん 悪くないな 入って ズボンを脱いで 横になれ なぜズボンを脱ぐの? 宮中に入りたければ 下を切り落とさなきゃ どうした 痛いのが怖いか ほんの少し切るだけだ 入りたくないのか 入りたい 母のためなら 痛くても我慢する うん 全(ぜん)さん どうですか 誰もいないところに行って 横になれ はい ここは敬事房(けいじぼう)だ ここに入ったら 二度と出られないと思え この一刀を浴びて 宦官(かんがん)になるんだ ちゃんと仕えろ お前らのご主人様に ふん 大丈夫 たった一刀だ 怖くない ああ 痛い 子供は騒がしい 次(つぎ) ああ 大丈夫(だいじょうぶ) 一太刀(ひとたち)だけ 小満(しょうまん)は痛(いた)いの怖(こわ)くない 痛(いた)くないよ フフフ 次(つぎ)はお前(まえ)の番(ばん)だ フフ 軽(かる)く一太刀(ひとたち) 怖(こわ)がらないで すぐ終(お)わる 一太刀(ひとたち)だけだよ すぐだよ ヘヘヘ あ 阿離(ア-リ) もし生(い)きていたら 私(わたし)たちの子供(こども)は もう六歳(ろくさい)になるだろうか 残念(ざんねん)ながら 朕(ちん)はまだ会(あ)えていない 皇上(こうじょう) 皇帝(こうてい) 即位(そくい)して六年(ろくねん)だぞ いつまで引(ひ)き延(の)ばす気(き)だ 南陽(ナンヨウ)郡主(グンシュ)を迎(むか)え入(い)れるのを 皇嗣(こうし)を繁栄(はんえい)させるのだ 彼女(かのじょ)は娶(めと)らない 私(わたし)の心(こころ)には阿離(ア-リ)しかいない 一体(いったい)女(おんな)が大事(だいじ)なのか それとも皇子(こうし)が大事(だいじ)なのか その女(おんな)はもう死(し)んだ まさか一生(いっしょう) 皇子(こうし)は要(い)らないとでも 要(い)らないならいい 欲(ほ)しいなら 自分(じぶん)で産(う)めばいい お前(まえ) 馬鹿者(ばかもの) 哀家(あいか)の言(こと)ばさえ 聞(き)かないのか 全(すべ)てあの民女(みんじょ)のせいだ 行(い)け この役立(やくた)たずを 哀家(あいか)に捨(す)ててこい 太后様(たいこうさま) これは陛下(へいか)の 捨(す)てろと言(い)われたら捨(す)てろ はい ふん 手際(てぎわ)よくやれ はい お母(かあ)さん 小満(しょうまん)は毎日(まいにち)働(はたら)いている でも まだ太医(たいい)を見(み)つけられない 小満(しょうまん)はお母(かあ)さんに会(あ)いたい お姉(ねえ)さん 落(お)とし物(もの)です それ もう要(い)らない物(もの)です 捨(す)ててください これはお母(かあ)さんが一番(いちばん)好(す)きな蝶(ちょう)だ あのお姉(ねえ)さんが捨(す)てた 要(い)らない物(もの)なら 持(も)って帰(かえ)ってもいいはず 今日(きょう)仕事(しごと)が終(お)わったら お母(かあ)さんの所(ところ)に行(い)く この簪(かんざし)をお母(かあ)さんに渡(わた)す きっと喜(よろこ)んでくれる 簪(かんざし)は 阿離(ア-リ)の簪(かんざし)は 者(もの)ども 陛下(へいか) 朕(ちん)の簪(かんざし)がなくなった 探(さが)してこい 全国(ぜんこく)の守備隊(しゅびたい)を動員(どういん)して探(さが)せ 誰(だれ)が朕(ちん)の簪(かんざし)を盗(ぬす)んだ 八(は)つ裂(ざ)きにしてやる 承知(しょうち)いたしました 帰(かえ)ったら この簪(かんざし)を お母(かあ)さんにプレゼントする 止(と)まれ 何(なに)を持(も)っている 陛下(へいか)がお探(さが)しの簪(かんざし)だ 急(いそ)いで 陛下(へいか)に報告(ほうこく)しろ 皇上(こうじょう) 皇上(こうじょう) どこで見(み)つけた この小(ちい)さい宦官(かんがん)です こっそり持(も)ち出(だ)そうとしました お前(まえ)か 寺(てら)の外(そと)で お母(かあ)さんとぶつかった 朕(ちん)の馬車(ばしゃ)にいた乞食(こじき) 陛下(へいか) 新(あたら)しく宦官(かんがん)が入(はい)りました 新入(しんにゅう)りのはずです よくもそんな大胆(だいたん)なことを 朕(ちん)の物(もの)を盗(ぬす)むとは 彼(かれ)は皇帝(こうてい)だ 全(ぜん)様(さま)がおっしゃっていた 皇帝(こうてい)は宮中(きゅうちゅう)で 一番(いちばん)偉(えら)い人(ひと)だ 人(ひと)の首(くび)を切(き)る 陛下(へいか) 私(わたし)は盗(ぬす)んでいません これはお姉(ねえ)さんが 捨(す)てた物(もの)です まだ言い訳(わけ)をするか 寺(てら)の外(そと)で お母(かあ)さんと人(ひと)を騙(だま)していた 今(いま)は 盗(ぬす)みまで お父(とう)さんは 誰(だれ)も教(おし)えてくれなかったのか 陛下(へいか) 私(わたし)にはお父(とう)さんはいません お母(かあ)さんも人(ひと)を騙(だま)していません 私はあなたの物を盗んでいません。 私の母は蝶が大好きなんです。 だからこれを拾ったんです。 母にあげようと思って。 お前の母など何だ。 これは朕の亡き妻のものだ。 身分をわきまえろ。 母親はいても 父親のいない子供だな。 幸い、阿離(アーリー)の髪飾りは無事だった。 そうでなければ 朕は今日 お前の手を切り落としていた。 死罪は免じるが 生罪は免れない。 朕は今日 お前にたっぷりと教えてやる。 小満(シャオマン)。 あら 目が覚めたのね。 ちょうどいいから薬を飲んで。 私の息子。 小満(シャオマン)。 どこへ行くの? 玄英(シュエンイン)。 彼に十回、板打ちの刑を。 直ちに執行せよ。 直ちに執行せよ。 痛い。 小満(シャオマン)。 小満(シャオマン)。 どこへ行くの? 小満(シャオマン)。 小満(シャオマン)。 あら。 どこへ行くの? 体がもたないわ。 小満(シャオマン)。 私 小満(シャオマン)を探す。 お前の子供は お前に医者を 探しに宮殿へ行ったわ。 宮殿。 宮殿。 小満(シャオマン)を探す。 小満(シャオマン)。 陛下。 十回で十分でしょう。 もう物を盗むな。 二度としません。 もう二度としません。 懲りたならいい。 小満(シャオマン)。 母さん。 この声は。 阿離(アーリー)。 私は何を考えているんだ。 阿離(アーリー)はもう死んだ。 でも、声が似ている。 どうして彼女を 阿離(アーリー)だと 母さん。 彼は彼女を母と呼んだ。 ふん。 あの日、わざと 朕の馬車にぶつかってきた女。 きっと ふん。 下劣な人間は 育てた子供も 品行が悪い。 この盗みの手口は おそらくこの女が 教えたのだろう。 母さん。 病気なのに どうして出てきたの? 怖くないよ。 私の小満(シャオマン)。 母さん。 ここにいるよ。 怖くないよ。 母さん。 お母さん、私を置いていかないで。 母さん。 先生。 母はどうしたんですか? お前の母は もう数日ももたないだろう。 覚悟しておけ。 母さん。 お母さん、私を置いていかないで。 そうだ。 太医だ。 宮廷の太医なら きっと母を助けてくれる。 先生。 先に母を連れて帰ってください。 お願いします。 待っててくれ。 必ず太医を 連れて帰るから。 ここは太医院だと聞いた。 太医は皆ここにいる。 太医様。 どうか母を助けてください。 お願いします。 どこの宮の小間使いだ。 あっちへ行け。 太医様。 母が重病なんです。 どうか母を助けてください。 邪魔だ、あっちへ行け。 太医様。 たくさん働いて すぐにお金が手に入ります。 お願いします。 母を助けてください。 あら。 小間使いめ。 やっと見つけたぞ。 誰の許可を得て ここでサボっているんだ? 全(チュエン)さん 母が重病で 母なしでは生きられない 太医に診てもらいたい 今まで気づかなかったが この子は 陛下にそっくりだ 頑固なところまで よく似ている まさか陛下が 民間にお忍びで? まさかね 何を考えているんだ もし皇子なら どうして去勢されて 宦官になったり するはずがない おやめなさい 太医は 身分の高い人のもの 下賤な者は 相手にされない 太医を呼ぶには 陛下の許可が必要だ 諦めなさい 運命だよ 陛下 陛下 あの 盗みを働いた宦官を 宮廷から追い出すべきです 必要ない 陛下 どうか母をお救いください 陛下 どうか母をお救いください またお前か 陛下 どうか 太医を呼んでください お願いします またこの子が 陛下を邪魔するとは 命知らずな 陛下 母が重病で 太医しか治せないんです どうか母をお救いください お願いします 最初はゆすり 次は盗み 今度は 嘘までつくとは 陛下 嘘ではありません 母は本当に重病なんです もう長くはないんです どうか太医に 診させてください 陛下 あの母子のすることからすると 今回も何か魂胆があるはずです 簡単に信じてはなりません なりませんぞ 陛下 陛下 母は本当に重病なんです どうか母をお救いください 陛下 陛下 どうか母をお救いください 陛下 陛下 どうか母をお救いください 陛下 どうか母をお救いください やめろ どうか母をお救いください 陛下 どうか母をお救いください 一度だけ信じよう お前の母に会いに行く もし嘘だったら 斬り捨てる 息も絶え絶えだ 助からないだろう 私もできる限り 手は尽くした ここで死なれたら うちの医館は 店じまいだ 人手を 外へ運び出せ 母は前の医館にいます ごめんなさい わざとぶつかったわけじゃ 母さん 母さん 母をどこへ連れて行くんですか ああ お母さんはもうだめだ そんな 母さんは私を 置いていかない 母さん 死なないで 母さん 陛下 陛下 嘘ではないようだ フン 仮病か 仮病か 見極めてやる 死なないで 母さん 陛下 なぜ陛下がここに 少しは私にも会いに来て 林知桅(リン・ジーウェイ) 南陽(ナンヤン)の姫として わきまえろ 遅かれ早かれ、私はあなたの皇后になるわ。 何か問題でもあるの? 玄英。 彼は嘘をついているようには見えない。 宮廷で一番の医者を呼んで。 彼女を治療して。 彼女を治して。 はい。 陛下はいつ。 一人の女性に。 そんなに心を痛めて。 お母様。 なかなか美人ね。 まさかその顔で。 陛下と知り合ったのかしら。 何を見てるの。 下賤な。 お前の母親はもうすぐ死ぬんだ。 私の母親は死なない。 陛下が一番の医者を探してくれた。 私の母親を診てもらうために。 医者はきっと母親を治してくれる。 可愛い子。 もしお前が。 陛下を好きになったら。 絶対に。 お前を八つ裂きにしてやる。 阿離。 ここ数日。 またお前の夢を見た。 陛下。 太医を宮廷から派遣しました。 あの宦官の。 母親を治療するために。 それと。 調べたところ。 以前かんざしが紛失した件。 あの宦官の仕業ではなかったようです。 太后が女官に命じて捨てさせたようです。 それを彼が拾ったようです。 ということは。 私が彼を冤罪にかけたのか。 陛下、お気になさらないでください。 太医を派遣して母親を治療させたことは。 すでに最大の恩恵です。 もういい。 下がっていい。 はい。 阿離。 お前は生まれつき善良だった。 もしお前が生きていたら。 きっと私に忠告してくれただろう。 私もこんな過ちを犯さなかったはずだ。 太后様がお菓子を持ってきたわ。 言ったはずだ。 私の執務室には入るなと。 それと。 言ったはずだ。 私には好きな人がいる。 毎日私に取り入る必要はない。 陛下。 天下を見渡しても。 私ほど身分の高い者はいない。 そうでしょう。 陛下にふさわしいのは私だけ。 将来必ず陛下の皇后になるわ。 なぜ私をそんなに。 拒む必要があるの? 陛下。 彼女だ。 出て行け。 出て行け。 やはり。 あの女が陛下を惹きつけている。 もし絵に少しでも傷がついたら。 必ず殺す。 出て行け。 一枚の肖像画。 そんなに大事にするなんて。 あの女は必ず殺さなければ。 誰にも脅かされたくない。 私の皇后の座を。 太医のおじさん。 母が目を覚ました。 残念ながら。 今の薬では。 せいぜい。 あと一日二日生きられるだけだ。 完全に治すには。 特別な薬のきっかけが必要だ。 水心蓮。 その物の噂は聞いたことがある。 とても貴重で。 稀に見るものだ。 今は。 どこでそんな。 稀代の宝物を探すんだ。 私は以前。 陛下の執務室で。 それを見たことがある。 北域からの貢ぎ物だそうだ。 世界に一つしかない。 水心蓮だ。 ここでゆっくり休んでいて。 必ず何とかして助けるから。 小満。 お前という子は。 まさか陛下に。 水心蓮をねだるつもりじゃないだろうな。 お前の身分では。 皇帝が太医を派遣して。 お前の母親を治療してくれるだけでも。 天の恵みだ。 それ以上何を望むというんだ。 とんでもないことだ。 でも、この世には。 母しかいないんだ。 母に生きてほしい。 母さん。 必ず小満を待っていて。 必ず待ってて お母さん お母さんは小満を待ってる お医者様が ここで水心蓮を見たって きっとここにある これは お母さん 何をしている お前か 誰の許可を得て 朕の絵に触るのか あの女を 捜し出せ 待て お前たちは 何をする あの女はどこだ 知りません 言わないか 徹底的に探せ 今日 あの女を生きて 帰すな はい ふん 御書房に侵入し 朕の絵に触れるとは 命がいくつあっても足りんぞ 陛下、お許しください 今日は許しても 明日また何かやらかすだろう 者ども 陛下 わざとではありません あの絵に描かれていたのは 何か 私の母です 滅茶苦茶なことを言うな でもあの絵は 本当に私の母なんです 無礼者 お前の母が どうして朕の愛する人と 比べられるのか 陛下が愛する人は もう亡くなって 陛下にとって 唯一無二の 大切な人です 陛下を 不快にさせるべきではありません まあいい 今日のことは 不問に処す 下がれ 陛下 罰しないのですか それなら 水心蓮をいただけますか 何だと お医者様が 母を救うには水心蓮が必要だって 大胆な 図々しいにも程がある 陛下 お願いします 母に生きてほしいんです お願いします よく見ていなかったが この子は 阿離に少し似ているな まだ生きてたのね 小満 誰を呼んでも無駄よ 陛下を誘惑するなんて この郡主が 生きて地獄を見せてあげる もし私と阿離の子供が 生きていたら これくらいの歳だろうか 玄英 水心蓮を 彼に渡してやれ 陛下 これが お前が求める水心蓮だ 今はまだ花が咲いていない 薬にはできない 花を咲かせて 母を治療するには お前の血で灌漑する必要がある できるか できます 母を救えるなら 何でもします もうやめてください もともと病気が重いのに これ以上打ったら死んでしまいます 黙れ 私が殺してやる 小満 まだ逃げるか しぶといやつだな それなら どこまで耐えられるか 見てみよう どうしてまだ咲かないんだ 血が足りないのか 十分だ もういい 陛下 ご自分の血で彼女を救うのですか なりません あなたは国の最高権力者 どうしてあんな 母子のために お体を傷つけるのですか この子はまだ小さいが 誠実な孝行心を持っている 少し手伝ってやっても いいだろう その上 先日、朕は彼を冤罪に陥れた 償いでもある 陛下は私を罰しなかった 助けてくれた 陛下は案外 恐ろしくない 待ってて すぐに助け出すから これが 陛下を惹きつけた代償だ 捕まえろ 咲いた 水心蓮(すいしんれん)が咲いた 陛下 血が混ざり合った 彼は まさか これは まさか 彼が まさか どう いうことだ お前の母は何という名だ 母は 私を産んだ時 頭がおかしくなった 自分の名前も知らない でも 母は生まれつきおかしいのではない 聞けば 水に落ちて頭を打ったそうだ 落水 陛下 これは お前の母上なのか ええ 母です 目の下のほくろも同じです 阿離(ア・リ)だ きっと阿離だ 阿離は死んでなかった お前は お前は お前 よし 母を探しに行こう 母を探しに 阿離 すまなかった 生きていたとは知らなかった 待ってくれ すぐにまた会える 二度と失わない 陛下 なぜ急に母を探すのですか でも、水心蓮があれば 母は生きられる 母さん 必ず小満(しょうまん)を待ってて 可愛い子 今日こそ この手で始末してやる お荷物付きで 陛下を誘惑するとは よくも この郡主様が直々に始末してやる 光栄に思え 不満なら 来世で良い親に恵まれるといい 阿離 阿離 母さん 阿離 母さん 阿離 死なないでくれ やっと会えたのに 阿離 陛下 林知桅(リン・チーウェイ) お前か この恨み 忘れないぞ 阿離が死んだら 八つ裂きにしてくれる よくも 私の母をいじめるな 南陽(ナンヨウ)郡主のこの私が 陛下は この小娘のために私を殺すとは 許せない 太后様に言ってやる 陛下 このご婦人は重傷で 脈も弱々しい もしかすると 治せ 必要な薬は 何だ 遠慮せず言え 必ず手に入れる 何としても 必ず治すんだ おじい様 水心蓮を見つけたよ お願い 母を助けて お願いします 太医院の同僚と 薬の調合を相談します 全力を尽くします 急いで 母さん 私を置いていかないで 小満を一人にしないで 小満には母さんしか 身寄りがいないんだ 小満 お前には母だけではない 父もいる 私が父だ お前は皇帝か。 まさか、父上様? 本当に私の父だ。 小満(しょうまん)。 すまない。 父は思った。 お前も母上ももういないと。 父は探しに行かなかった。 つらい思いをさせた。 父を許してくれ。 本当に私の父上様なの? そうだ。 そうだ。 父上様。 私はてっきり、 父上様はいないと。 もう死んだと思っていた。 みんな母さんと私をいじめる。 物乞いをしていたら、 殴られたりもした。 母さんはバカだと罵られ、 私は誰も要らない乞食だと罵られた。 安心して。 もう二度とない。 父が味方だから。 誰もいじめられない。 小満(しょうまん)。 お前は 宦官として入宮したのか? では、 母に医者を診せたかった。 お金を稼いで、飢えさせたくなかった。 でも、みんな言う。 入宮するには宦官になるしかないと。 では、お前は 去勢したのか? 人は? 当時、 とても怖かった。 去勢はしていない。 罰せられますか? いいえ。 もう誰も 罰せられない。 お前や母上を傷つけた者たちも、 父は決して 許さない。 絶対にだ。 太后様。 助けてください。 陛下が私を殺そうとしています。 何を言っているんだ? 陛下はご無事なのに、 なぜあなたを殺す必要がある? 大騒ぎして、 どこに 未来の皇后の姿がある? 私は、 あなたに言うわ。 私があなたを皇后に立てたいのは、 ただ、 早く皇孫を抱きたいからよ。 もし、 どうしても 皇帝の寵愛を得られないなら、 私は気にしないわ。 別の者に変えても。 だって、名家には お嬢様が多いから。 誰が産んでも同じ。 私はただ皇孫を抱きたいだけ。 太后様。 それは私のせいではありません。 陛下が冷たいのは、 最近、 陛下がある可愛い子を気に入ったからです。 その可愛い子は、 人妻なだけでなく、 お荷物まで抱えているんです。 そのお荷物は、 宮中で宦官をしているんです。 陛下は、 その可愛い子を特別扱いするだけでなく、 その宦官に対しても、 過剰なほど親密なんです。 まるで、 皇子に対するように。 何だって? ばかな。 全くばかげている。 太后様。 陛下がもし その可愛い子に惑わされて、 その宦官を 皇子に立てたら、 この皇室は、 世間の笑い者になるではありませんか。 手遅れになる前に、 今のうちに解決すべきです。 その母子を。 始末するんです。 太后様。 私は陛下のことを思って 言っているんです。 秦家の天下のことを思って。 陛下が その可愛い子に 惑わされるのは、 私は 驚きもしないわ。 ただ、その可愛い子が どんなものを 産んだのか見てみたいだけ。 よくもまあ 私の皇孫になろうなんて。 可愛い子。 この後宮では皇后が一番偉いの。 玉の輿に乗ろうなんて。 皇帝はまだあなたを殺さない。 あの小娘を殺せ 生不如死にしてやる 果物が熟した たくさん拾って 母が起きたら食べさせてあげる 皇太后様、ご覧ください これがわたくしが申し上げた あの宦官です どの女と生まれたのやら まったくわかりません 陛下はあんなに可愛がっているのに これで十分だ あいた 皇太后様! 大胆な! よくも皇太后様に あの日 母を傷つけたやつだ まったく行儀の悪い子供だ この お前の母は誰だ? きっと母親が陛下を 惑わすことができると 思っているのでしょう それで宮中で好き放題 あなたのことなど 眼中にもないのです 母は皇太后様に無礼などしていません まだ口答えするとは 皇太后様 きっとあの 女が教えたのでしょう この母にして この子あり 厳しく 罰するべきです なんだ 不服なのか? お前の母は優しく 可愛らしく 恥を知らずに 陛下を惑わし お前もろくなものではない 母を侮辱しないで! この子は どうしてこんなに陛下の 幼い頃に似ているのだ? この やめろ! 皇太后様 これまで陛下のそばには 阿離という名の 民女しかいませんでした しかしその民女は既に亡くなっており この子は 陛下の子供であるはずがありません うむ その通りだ 皇太后様 好き放題に振る舞い 無礼にも口答えするとは まったく行儀の悪い 誰がお前に宮中で 好き放題させているのだ? 誰であろうか? きっと母親でしょう 陛下が気にかけているのをいいことに 宮中で好き放題しているのです ああ! あああああ! 皇太后様 見てください あなたが先に 母を傷つけた 母が意識不明になったのはあなたのせいだ 今、母を侮辱するとは あなたは悪い人だ 皇太后様! この子の言うことは まったく嘘ばかりです 今日、わたくしを噛んだのですから 明日には あなたの頭上に登ってくるでしょう このような者は 厳しく罰するべきです みんな悪い人たちだ 父上が言っていた この宮殿では 誰もわたくしをいじめることはできないと ふん 哀家は初めて見た こんなにも大胆な 宦官を お前の父は何様だ? 母親は乞食で 毎日どれほどの男と 関係しているのやら きっとな 自分の本当の父親が誰なのか わかっていないだろう 母のことを悪く言わないで! わたくしは父上が誰かわかっている わたくしの父は皇帝だ 大胆な! 小さな宦官が よくも皇帝を父と呼ぶとは 皇太后様 わたくしが言った通り 母親が陛下にどんな 媚薬を使ったのか なんとこの 小宦官を 息子として ふん ばかな まったくばかな 皇室をこのような者に 汚させるわけにはいかない でも父上は本当に 皇帝(こうてい) 黙れ 可愛らしい 無根の者よ 皇帝(こうてい)をパパと呼ぶとは よくも私の皇孫(こうそん)を 静娴(せいけん) そいつの頬を打て 身分の上下を教えてやれ はい まだ騒ぐか 待て 太后様 この宦官(かんがん)への処罰は 彼のためだけではない それに 警告のためでもある 皇室に媚びへつらう者への 杖刑にすべきだ 肉が裂けるほどに 見せしめにしなければ ふん その通り よく言い聞かせるべきだ 一人を罰して百人を戒める 静娴(せいけん) 杖刑の準備を はい お母様 お母様 お母様 小満(しょうまん)が呼んでいる 阿離(アリー) あら 体はまだ 回復してない 少し休みなさい 離して 医官 一体どうしたんだ 目を覚ましたのでは なぜこうなる 陛下 この娘は以前、水に落ちて 知恵が足りなくなり 記憶を失ったのです 先日また ひどい目に遭わされ 命を取り留めたのが 不思議なほどです 小満(しょうまん)が呼んでいる 小満(しょうまん)が呼んでいる 阿離(アリー) 何を言っているんだ 小満(しょうまん)が呼んでいる 小満(しょうまん) 陛下 皇子様が 太后様に止められました 危険な状態です 太后様 この宦官(かんがん)は去勢していない ああ ああ この小宦官(こかんがん) 去勢もせずに宮中に入るとは 宮廷の規則に背くとは 太后様 きっと母親の この女の仕業だ ふん わざと去勢せず 陛下をパパと呼ぶとは もしかして 皇位を奪おうとしているのか 母はそんなことを教えてない 黙れ この目で見ていなかったら お前たち親子の 狼藉(ろうぜき)ぶりに気づかなかった ただの庶民が 天子の位を狙うとは 天子の位を狙うとは ふん 今日こそ お前たち親子の 野望を断つ お前のその根も断ち わからせてやる 自分の身分を 小満(しょうまん) 阿離(アリー) 私が行くから 休んでて 小満(しょうまん)が呼んでいる 小満(しょうまん)が危ない やめて 離して 可愛いやつ 宮廷の規則を破り 騒ぎ立てるとは 離して 私のパパは皇帝(こうてい)だ お前たちを許さないぞ まだ騒ぐか 庶民の分際で 皇孫(こうそん)を名乗るとは まだ動かないのか 根を断て 皇室に 媚びる考えを断て そうだ やれ 早く やめて 離して ああ 皇子(こうし) 小満(しょうまん) 陛下 皇子様はご無事です ただの偶然で 足を怪我してしまったんです シャオマン お嬢様 彼女です 六年前のあの娘です 彼女は死んでいなかった ではこの子は 早く 彼らを連れ戻して 太医を呼んで よく診てもらえ はい 陛下 あの小宦官は去勢されていません どれほどあなたが 彼ら母子を贔屓しても それはできません 誰がお前にそんな胆力を与えた 朕の皇子を非難するとは 彼は朕とアリの子だ アリは死んでいない やっと彼女に会えたのに もう二度と手放さない どうして あの女が まさか お前は 今日のことは お前の扇動なしには
起こらなかっただろう ああ 何をするつもりだ 当然、彼女に 仕返しだ アリとシャオマンの恨みを まとめて晴らす ああ 太后様 太后様、お助けください いけません 先帝の遺言があります あのリン老将軍は 先帝を救うために死んだのです 先帝は臨終の際に遺言を残しました リン家の遺児を厚遇せよと リン家は謀反の罪ではない 殺してはなりません このリン・ジーウェイはリン家の 唯一の遺児です まさか あなたは陛下の遺言に 背くおつもりですか 彼女の父は 父上に恩があります 臣は 父上の遺言に従わなければなりません 父上の遺言です そうであればよい この件は 全て彼女を 責めることはできません 彼女は知らなかったのです 彼女を殺せないのなら この一太刀は 彼女が受けるべきです ああ ああ、お前 リン・ジーウェイ お前が以前どうであったかは 朕は構わない だが今 お前が彼女に一度でも手を出したら 朕はお前を一度斬る 朕が先に我慢できなくなるか お前が先に死ぬか見てみよう 私は先帝から親しく封じられた ナンヤン郡主です あの女は ただの卑しい者です 一体何の権利があって 太后様 ふん あなたはあの子供が 陛下の本当の子供だと
前から知っていたのね あなたは私を利用して 彼女を処分しようとしたのね 違います 太后様、知りませんでした もういいわ、この件は これからは独りよがりな
真似はしないように 誰か ナンヤン郡主を 屋敷に送り返して療養させよ 太后様 このナンヤン郡主は あなたを利用しようとしたのです 太后様 なぜ陛下に彼女を 処分させなかったのですか 彼女を生かしておく必要があります セイカン あなたはたった今見ましたか あの女は死んでいませんでした 確かに 彼女はあなたのことを 覚えていないようです 調べてください 一体どういうことなのか 彼女を見つけ出して 私が会いに行きます 陛下は彼女をとても愛しています あの頃のことが明るみに出たら 陛下はあなたに 不信感を抱くでしょう、ふん ふん 私は何もかも見てきました かしこまりました アリ、いい子ね 薬を飲めば治るわ ああ 嫌だ、薬は飲みたくない あなたなんか大嫌い 太医、彼女の病気は いつ治るのですか 陛下 沈姑娘の怪我は 大したことはありません ただ、この頭の 知恵遅れの問題は 本当に治りにくいのです 阿離、阿離 私が悪かった あなたに八つ当たりして ああ 小満を探さなきゃ 阿離、阿離 陛下 大丈夫 阿離は噛みたいの 好きなだけ噛んでいいよ 太医、彼女の病気は何なんだ 陛下、お答えします 今は薬がありませんが 姑娘の知恵遅れを治すことはできます たくさん話しかけてみてください 昔のことを 何か思い出すかもしれません ゆっくりと良くなるでしょう わかった、下がっていい 失礼します 失礼します 阿離 私のことを覚えていますか 私はあなたの夫ですよ 私たちは結婚式を挙げました これは覚えていますか へへ 私が稼いだ 初めてのお金であなたに買ったの あなたがとても気に入って 一生つけるって言った 私が稼いだ 初めてのお金で あなたに買ったの あなたがとても気に入って 一生つけるって言った つけてあげましょうか うん お母さん お母さん 小満 お母さん 見て、お父さんがくれた 新しい服、似合う 似合う お母さんの服もとても似合う お父さんは私たちにとても優しい 私たちも お父さんに優しくしないとね うん、小満の言うとおり 陛下 太后がお見えになりました 忙しいと言って お帰りください どうした あなたの母后にさえ 会いたくないのですか 私はそんな 恐ろしいものではありません 母后 何かご用ですか これは私が特別に 御膳房に作らせたものです 私の皇孫を見に来ました あなたは小満でしょう 小満 おいで 母后 何を企んでいるのですか 何ができるというのですか 以前は知りませんでした 小満の身分を 今は知っています 私が彼を害するはずがないでしょう 以前はあなたに皇后を立てさせようとしました それも皇孫のためでしょう 以前は知りませんでした 阿離が生きているとは 小満が あなたの子供だとも 危うく彼を傷つけるところでした 今は知っているので 天下に公表します 阿離と小満の身分を 彼女たちに相応しい身分を与えます 私に彼女を皇后に立ててほしいのですか はい 阿離は私の正妻です 彼女の体調が良くなったら 彼女を皇后に立てます 私の知る限り この阿離は意識がはっきりしていません 彼女の様子では 彼女を皇后に立てられるのですか 私たち結婚した時 約束しました 一生一世一双人 以前は彼女が死んだと思っていました もう再婚はしないと 今は彼女が生きているので 彼女に責任を持つべきです ほら、私は実は もっと早く知るべきでした あなたは多情な人だったのですね あなたたち、下がってください 私は阿離と 二人で話したいのです だめです どうして 私が彼女を傷つけるとでも お前は私を そんな 風に思っているのか 陛下 太后様はいつも陛下のために その言い方は 太后様のお心を傷つけます 静嫻(せいかん)おば様 陛下はそういう意味ではなく 沈(しん)さんが 体調を崩して 付き添いが必要なのです まあいい たいしたことじゃない これは この腕輪が気に入ったの 彼女と二人で話したい これを贈りたいのよ 陛下 この腕輪は皇祖母様の 太皇太后様から太后様への贈り物で とても貴重なものです 母后 まさか 阿離(アーリー)と小満(しょうまん)を認めるおつもりか 陛下 小満は陛下の実子です 皇子の身分に戻すべきです 阿離については あなたが認めないなら 腕輪は私が預かります 何を急いでいるんだ 私の考えは まずは療養させて 三か月後 治っていようがいまいが 私が自ら 皇后として迎えよう 母后様 以前は身分を 気にしていたが 今のお前を見ていると 忘れられないのだろう 小満はこんなに大きくなった 何も言えなくなった ありがとうございます 先ほどは 失礼な物言いをして 太后様 何か準備を 先ほどの様子から ご記憶が よみがえられたのでは と心配しております あなたに殺されるために 私はここに来たのではない お前が生きていれば 太子は 私のもとへは戻らない お前さえいなければ すべてうまくいく 思い出したところで 私は気にしない 陛下が彼女の味方を されるのではと 危惧しております 私が陛下を産み 今の地位につけた 陛下は どんどん 言うことを聞かなくなった そちらは油断せず 言われた通りにしろ 私は 傍観者にはなりたくない どうだ なぜ急に頭痛が 陛下 陛下 沈(しん)さんは 何かを思い出したようです それで頭痛が お母さん 何を思い出したの 何か 目にしたものが 以前の記憶とつながり 完全に思い出せないのでしょう 陛下 口を出すべきではありませんが 先ほどの様子からすると 太后様と何か 太后を疑うのか はい 疑ったことがないわけではない 調べてくれ お父様 見て できたよ 小満は賢いな 阿離 焦らずゆっくりと はい 陛下 陛下 わかりました 六年前の沈(しん)さんの落水は 太后様の仕業です 太后様は当時 確かに 沈(しん)さんを殺そうとしていました しかし落水後 死亡したと思われたのか それ以上 追及されませんでした 朕の不覚だった 母后がまさかそこまで 阿離を死地に追い込むとは どうすれば ここにいろ 阿離と小満を守れ 朕の母后だから 朕が始末する 太后様 情報が入りました 陛下が もうお調べに 6年前の件を 陛下はきっとあなた様を いずれ来る時が来る 待つしかない 太后様 陛下はまだなのに お前が先に来るとは どうした やっと体調が戻ったのに また何か企んでるのか 私が来なかったら 陛下はあの阿離を 皇后にするつもりだ お前が来ても 陛下の決意は変わらない 陛下はあの女に ぞっこんなんだ どんなに頑張っても 陛下の愛は得られない 諦めろ 無駄なことはやめろ 太后様 一番可愛がってくれたのは あなた様です 父が亡くなってからずっと お世話になりました どうかお助けください 私は 本気で陛下を 太后様は優しいけど 以前太后様を陥れて 皇孫を 知桅は嘘をつきません 本当に知らなかったのです あれが陛下の皇子とは 太后様 以前は私が軽率でした もうしません 二度としませんから 叔母様 助けてください 太后様 あの皇子には 陛下の血が流れてます 可愛がるのは当然です でもあの阿離は 身分が低いのに まさか皇后に するおつもりですか どういう意味だ 私の言うことを 聞いてなかったようだな まだ私を 利用しようとするのか できるとでも 思っているのか 太后様 まさか そんなつもりは 郡主 太后様を 馬鹿にするな 太后様 そんなこと できるわけありません 納得できないだけです 先帝様が 昔女官を 寵愛して恵貴妃を 皇后にしようとしたとか もしあの恵貴妃が 早死にしなかったら きっとあなた様の 上に 来ていたでしょうね つまり 何が言いたい 太后様 もし あの阿離を 皇后にしたら 後宮の主になり 身分の低い者が あなた様の 上に立つことになる あなたは 望んでないでしょう そうでしょう 正直で可愛い子だ 私を利用したいのに はっきり言えない フン その小賢しい知恵を 陛下に使えば うまくいくかも しれないのに 太后様 聞くけど 本気で陛下が好きか それとも皇后になりたいか 私は よく考えてから言え 本気で陛下が好きです そう言ったな 忘れるな これは ご存じでしょう 陛下はあなたに気がない でも陛下は 情に厚い方 一度関係を持てば 体の関係を持てば きっと 身分を与えてくださる この酒は この酒には 最も効果のある媚薬が 郡主 後宮に入れば 皇后の座も 夢ではありません 陛下はすぐお見えになる チャンスは今しかありません 私が手助けします この酒を 陛下に渡すのです そうする気はありますか 自分で決めなさい 陛下のお成り 母后 二人だけで話したいことがある 下がらせてください おっしゃい 母后 お話しすることは あなたの名誉に関わること だから一人で来たのです 誰にも知られたくない それでも 彼女らをここに置くのですか 他人ではありませんから わかった いいでしょう 母后 6年前 阿離を殺したのはあなたですか 川に突き落としたのは 調べがついたのなら なぜ聞くのです なぜですか なぜ 私は帰ってくる 阿離は 去ることを決めたのに なぜ殺したのですか その言葉 昔聞いたことがあります あなたと全く同じことを 母后 阿離は 私が最も愛した人 なぜ殺さなければならなかった 殺さなければ あなたは帰ってこないでしょう 生きていれば あなたはどこまでも 探し回るでしょう その通りです おっしゃる通りです もし阿離が生きてると知ったら 阿離が生きてると知ったら 地の果てまでも探しに行きます 必ず見つけ出します 残念ながら 最初から わかっていなかった 6年間すれ違っていた 陛下 太后様もあなたのためを思って 黙っていろ 母后 母后 彼女は外で6年も 阿離は脳に傷を負い 小満を身ごもり 最も苦しい時に 私は何も知らなかった どうやって生き抜いたのだろう 母后 私の妻と子は 6年間も流浪していた 誰も彼らを 好き勝手に罵り、辱める 数えきれないほどの傷を負った 治らない傷も残った 私が償わなければならない あなたも償うべきです どう償えばいい 土下座して 謝罪しろと それとも私を殺して 気が済むのか あなたは私の母后 親は殺せない しかし阿離に借りたものは 返してもらいます 陛下 太后様は 一応あなたの母后ですぞ その女のどこが 口を挟むな 陛下 女のために 私に借りを返しに来たか 言ってみろ どうすれば気が済む 母后 阿離を殺したのは あなたでしょう 明日から 離宮し 浄業寺で 仏に仕えなさい 陛下 これは太后の余生を 寺で過ごさせるおつもりですか 陛下 どうかおやめください 実の母親ではございませんか そのような仕打ちはできません これは朕が彼女に与える 最も軽い罰だ 陛下 お気持ちは変わりませんか どうしてもそうされますか 君子に二言はない 承知いたしました 君子に二言はないと 仰せになるのですね ならば何も言うことはありません 哀れな私はこの先 寺で一生を 寂しく過ごすのですね この先 いつになることやら さようなら この杯で母子の縁を 断ち切りましょう 20年以上の情もこれで終わりです 陛下に酒を勧めなさい 陛下 母上 今後 仏に仕え 罪を減らしてください 太后の荷物をまとめて 明日には離宮させよ 陛下 この酒は この酒 どうしましたか 知桅(チーウェイ) 陛下に勧めた酒は どうしたのですか 何も これは 南陽(ナンヨウ)郡主 この酒は あなたが渡したのですか まさか これは 媚薬ではないですか 計画通りに はい 太后様 お助けください 助けてください 何も知らないのです 何も知らないのです 知らない この酒を 自ら陛下に 勧めたのでしょう 関係ないとは 言わせませんよ 誰も強制はしていません 陛下を害するつもりはなかった 私はただ 陛下は死んだのですか 陛下はただ 言うことを聞かないだけです 情に厚すぎるのです 言うことを聞く人が好きなだけです 小皇子の行方が分からない 小皇子を捜せ あちらだ 玄英(げんえい)兄さん 私を探しているの あの人たちは 小満(しょうまん)を傷つける シー 静かに 太后が急に非常警戒を敷き 陛下の 腹心部隊を掌握し 後宮も制圧し あなたを連れて帰ると 心配なので 陛下に何かあったのではと 密かにあなたを 連れ出したのです 父上に何かあったのですか 分かりません ただ陛下は 太后の元へ行った後 消息が途絶えました 心配でなりません 何かあったのではと まさか 父上は大丈夫だ そうだと良いのですが 小皇子 今は危険です まずはあなたを 宮廷から出して 陛下を迎えに行きます 駄目だ そうだと良いのですが 小皇子 今は危険です まずはあなたを 宮廷から出して 陛下を迎えに行きます 私たちを連れて行ったら 太后はきっと お前の考えだと知る だから宮廷の外の捜査は 宮廷の中の捜査より 厳しいはずだ どうすれば 太后は自分の住む場所を 捜査しないはずだ 彼女のところに身を寄せ 人のいない部屋を探して 隠れて うん でも小皇子 あなた 皇太后様が私をお呼びです ちょうど父上に会いに行けます 小満 小満 沈さん 阿離よ あなたは妊娠しているの もっと食べなさい この間は ゆっくり休んで 家には私がいる 私がちゃんと面倒を見るわ あなたと子供の 私はもう 出ていくと決めたわ なぜあなたは 私を殺そうとするの? あなたが生きていると皇太子は 私と宮殿に戻らない あなたが死ねば全てが終わる 母上、見つけました 半分の饅頭をあなたに 沈さん、沈さん 大丈夫ですか? 皇太后様、お願いです 私にさせないで 陛下のお世話をするのを、陛下は どうしたの? 最初はあなたが自ら 陛下を心から好きだと 言ったのに、どうして陛下が数日病気で あなたにお世話をお願いしたら あなたは断ったの? 皇太后様、以前は私が間違っていました 私を陛下に 仕えさせないなら 私は何でもします 立ちなさい 私の棋力はなかなかよ 若い頃は 後宮の側室たちはみんな 私に勝てなかったわ 先皇でさえも私に勝てなかった 私はつまり 今の陛下も 私に勝てないのよ 私とこの一局 打ちませんか? もしあなたが勝ったら もしかしたらあなたの願いを 叶えてあげるかも 皇太后様、あなたの棋力は高く 並ぶ者がありません 私にはとてもかないません あなたが私の 相手ではないなら では駒になりなさい 皇太后様、小皇子がお見えです 母はどこだ? ああ 玄英に連れ去られて もう宮殿の外に出た それならよく探して 見つけたら 私の母を殺さないで 小皇子、皇太后様に無礼があってはなりません 小満、こちらへ おばあちゃんはただ あなたの母上をちゃんと 探したいだけよ 父上は? 玄英は父上が 皇おばあちゃんのところに来たと 言ったのに、まだ音沙汰がない 何かあったんじゃないかと心配だ 小満、よそ者の言葉を聞いて おばあちゃんの言葉を信じないの? おばあちゃんの言葉を信じないの? あなたの父はおばあちゃんの子供よ どうして私が彼を傷つけるの? 父上に会えますか? あなたの父上は最近病気なのよ 父上に会いたいのなら いい子にしていないとね はい、いい子にします おばあちゃんはやっぱり 一番いい子が好きなのよ 小満、小満 沈さん、目を覚ましましたか 玄英、ここはどこ? ここは皇太后様の 住まい、慈寧宮です 小皇子の提案に従い 私は人里離れた 誰もいない部屋を探しました 案の定、誰も捜索に来ませんでした ちょっと待ってください あなたはもうバカじゃない きっとお医者様のおかげです この間、私の治療をしてくれました 頭をぶつけた時 突然たくさんのことを 思い出しました よかった 陛下と小皇子がお知りになったら きっと喜ぶでしょう 小満、あなたのご主人 今はそんなことより 小満はどうしているの? それとご主人、陛下、陛下は あなたが昏睡状態の間 皇太后様は陛下の病気を理由に 小皇子に代政させています 小満はまだ何も 学んでいません どうやって政治を行うか。 政治を行うのは 大臣たちや 民衆の口を封じるための口実だ。 毎日、垂簾聴政をしているのは 太后様だから。 陛下は? 陛下は今どうされているのですか? 太后様は 陛下が重病だと 公表されています。 陛下の寝宮さえも 太后様の配下に守られています。 部下は無力で、 何度か試しましたが、 情報をつかめませんでした。 それはお前のせいではない。 太后様がそのようなことをするとは、 何かたくらみがあるのだろう。 軽率な行動は慎め。 どうした? 以前にお会いしたのは お嬢様が愚鈍だった頃。 まさかお嬢様が こんなに聡明になられるとは。 以前の愚鈍だった私とは 違っているだけです。 聡明さで言えば、 小満こそが真に聡明です。 小皇子様は当然聡明です。 特に彼を褒めようとしているわけではありません。 小満は愚鈍な私を 連れて、私が長年 生きてきた中で、最も臨機応変に 対応できる人です。 最も困難な時に 生き残る方法を考え出すのです。 玄英、まずは おばあ様。 可愛い孫よ。 小満。 疲れたでしょう。 疲れてない。 太后様。 小皇子様は特におっしゃることをよく聞きます。 別邸で30分遊んだら、 時間になると 帰りたいと騒ぎ出すのです。 小満はいい子ね。 おばあ様。 母上と玄英は見つかりましたか? まだ見つかっていないの。 小満。 焦らないで。 おばあ様。 いつになったら父上に会えますか? 小満。 どうしてそんなに お父上に会いたいのですか? お父上は重病で おばあ様の言うことを信じないの? もちろん信じていますよ。 ただ、この数日おばあ様と朝廷に出ていると、 大臣の中には おばあ様が父上を傷つけたと言う者がいるのです。 自分の目で見て 彼らに伝えたいのです。 彼らが誤解しているのだと。 あらあら。 小満はいい子ね。 おばあ様のことを心配してくれるなんて。 小満。 本当に父上に会いたいですか? ええ、会いたいです。 でもね。 お父上は重病だから、 会ったら怖がるんじゃないかと心配なの。 病気になったらなぜ怖がるのですか? 怖くない。 小満。 では、まず あの側宮で休んでいなさい。 後でおばあ様が お父上に会わせてあげるから。 はい。 太后様。 本当に小皇子様を 陛下に会わせるのですか? あらあら。 子供は 何も知らないわ。 私が何を言っても信じるのよ。 会いたいというなら会わせてあげましょう。 承知いたしました。 それから、 玄英とあの女は 絶対に生かしておいてはいけません。 6年前は殺せなかったけど、 今回は必ず始末します。 承知いたしました。 かしこまりました。 父上。 父上。 父上。 おばあ様。 父上はどうして私を無視するのですか? おばあ様が言ったでしょう。 お父上は病気なのよ。 父上はどんな病気なのですか? 小皇子様。 陛下は精神を病んでいて、 今は人の区別がつかないのです。 父上が精神を病むはずがない。 そんなはずはない。 父上。 どうして父上がこんな姿に? 陛下は気が狂われたのです。 今では意識が混濁している 太后様は陛下の名誉のため 陛下を閉じ込めざるを得なかったのです 今は対外的に 陛下は重病だと発表しています 小満 お前は全部見たんだな お前の父上は こんなにお悪いのだ 何もできない おばあ様の言うことを聞きなさい おばあ様と一緒に 父上の代わりに朝政を担うんだ はい 皇祖母様の言うことを聞きます 小満は皇祖母様の言うことを聞くんだ 小満 父上 時間です 連れて行け はい 父上、もう少し待って 小満は必ず方法を見つけて助けます 小満 行け 小満 母后様 皇儿 まさか私が もう一度母后と呼ばれるとは 私も思ってもみませんでした 私を産んだ母后が 私を毒殺するとは 死にはしない しかし意識は混濁する まだ 半刻は意識がある 感謝すべきだな 殺さないでくれて 6年前、私が お前を宮廷に連れ戻さなければ お前は一生 外にいただろうな しかし今は あの女のために 私を 静業寺に追いやろうとしている 皇儿 聞き分けがないな 母后様、私は以前 あなたは すべてを駒のように扱うのが好きだと思っていました しかし、まさか 私もあなたの駒だったとは 皇儿 皇儿 お前は皇帝に向いていない 女にうつつを抜かしすぎだ 女々しい 心が優しすぎる もういいでしょう、母后様 6年前 私を宮廷に連れ戻して即位させたのは あなたが太后になりたかったからでしょう この6年間 私はあなたの勢力を大幅に削減しました だからあなたは私が言うことを聞かなくなったと思ったのでしょう あなたがすることはすべて 自分のためだ 今思えば 私に皇后を立てさせ 皇嗣を産ませたのは 私を廃位するつもりだったのでしょう 別の皇孫を立てるために あなたは言うことを聞く駒が欲しい あなたは朝廷全体を 自分の言いなりにしたい 思ってもみなかった 皇孫がこんなに都合よく現れるとは 小満はとても気に入っている 利口で愛らしい 彼は一枚の白紙のようだ 私が何を言っても 彼は信じる 小満はあなたの駒ではない もちろん 彼は私のかわいい孫だ 私は彼をより良く教育するつもりだ あなたのように 感情に溺れることはない 優しくても役に立たない もう偽善はやめてください あなたが欲しいのは より多くの権利だ あなたは言うことを聞く傀儡が欲しい 知っていますか あなたが今していることはすべて 大逆不道です 謀反ですよ 皇儿、その言葉は お前の父上にも言った そっくりそのままではないか 何だって 父上は 父上は生前 突然病に倒れ すぐに亡くなりました まさか 皇儿 母后はすべてお前のために 退位しなければ お前がどうやって即位できる いやだ いやだ 母后様 あなたはそんな人だったのか お前は本当に父上にそっくりだ 優しさは役に立たない 小満には あなたみたいになってほしくない 小皇子様 あははは 太后様はお休みになられました 私に頼んでお菓子をお届けするようにと わざわざおっしゃってました 将棋に夢中になりすぎないようにと お腹を空かせないように 皇祖母様が私に将棋を教えてくださる でも私は覚えるのが遅い もっと早く覚えたい 皇祖母様の言うことを聞いて 皇祖母様を喜ばせたい あら 偉いわ ははは お母様、饅頭半分もらってきたよ 召し上がれ 御膳房はどうなっているんだ 菓子を用意するように言ったのに どうしてこんなものなの 間違えたのでしょう 玉嫻(ユーシエン) 御膳房へ取り替えに行ってきて かしこまりました、すぐに行ってまいります 玄英(シュエンイン)兄さん 小皇子様、時間がない 玄英兄さん、母上は? 小皇子様、ご心配なく お母様はご無事です ここは警備が厳重で お入りになれないのです 私が参ったのは ご無事を伝えるためです もう一つ お母様はもう大丈夫です 本当ですか 小皇子様、今は危険です 手短に話します 陛下が どうなさっているかご存じですか 父上は閉じ込められている 太后様が 父上は気が狂われたと でも盗み聞きしたのですが 父上は毎日30分だけ 意識がはっきりしている 小皇子様、何とかして 陛下をお救いしましょう それと 父上が閉じ込められている場所は 大勢が見張っている 小皇子様 何度か様子を見に行きましたが 見張りを 引き離せれば たとえ わずかな時間でも 私が 私が陛下を お救いできます 小皇子様、ご心配なく 陛下は密かに 鉄甲軍を育てておられます 万が一のために あなたとお母様を 決して危険な目に遭わせません 誰か来た 玄英兄さん、早く行って 私が彼らを連れ出す方法がある 私からの知らせを待ってて お気をつけて なぜお前一人なのだ 太后様は? 皇祖母様はお休みになられました お前のような乞食が 将棋を覚えようなどと 大胆な 僕はもう乞食じゃない 皇子だ 数日甘やかしただけで 本当に皇子になったつもりか ふん、お前の母は乞食だ お前は一生 皇子にはなれない 皇祖母様がおっしゃった 僕は父上のただ一人の皇子だ 将来は皇帝になる 僕が皇帝になったら 母上を太后にする お前を乞食にしてやる お前 できるものなら皇子を産んでみろ 残念だがお前には皇子は産めない これから 皇帝になれるのは僕だけだ なぜ思いつかなかったのだろう もし私に皇子がいたら 我が林家の 旧部勢力をもってすれば 同じように私の 子を皇帝の位に就けることができる 皇位が我が林家の手に 我が林家の勢力があれば 太后の言いなりにならずに済む 太后が垂簾聴政できるなら 私にできないことなどない その時 この可愛い子も 沈棠離(シェン・タンリー)という女も 太后でさえ 私の足元にひれ伏すことになる なぜ黙っている まさか父上と 皇子を産んでちょうだい ふん、まさか 皇祖母様の令牌がなければ 父上に会うことすらできない 教えてくれてありがとう かわいい子 止まれ よく見て 私は南陽郡主だ 陛下に会いたい 太后様の命令がない限り 誰であろうと通すわけにはいかない 見たか 太后様の令牌だ 陛下に重要な用がある 下がってくれ しかし 太后様の命令に 背くというのか そのようなことは 失せろ 小皇子様はやはり何かお持ちですな 侍衛をうまく引き離しました 時間がない 急いで陛下を助けに行きましょう 小皇子様はやはり何かお持ちですな 侍衛をうまく引き離しました 時間がない 急いで陛下を助けに行きましょう 陛下 どうやら まだ完全に酔いが醒めていないようだ しかし、この酒は 30分はおとなしくさせる効果がある 陛下、喉が渇いたでしょう この酒を飲めば気分が晴れますよ ああああ 離して ああ ああ あなた ええ あそこには行けない だめですか 囲碁は難しいですね ハハ さらに二つ置かせてあげよう 皇祖母様 さらに十個置かせても 勝てませんよ あなたは初心者だから それは当然だ お前の父上は もう二十年以上も学んでいるのに 私には勝てない 小満よ 碁盤は戦場のようなものだ 相手が誰であろうと 覚えておきなさい 情け容赦は無用だ 手加減はするな さもないと 相手の刃がお前の 首に突きつけられるぞ もし 相手が皇祖母様だったら あらあら お前は まだ皇祖母様 の相手ではない 太后様 太后様、大変です 慌てふためいて みっともない 宮中に突然 出所不明の鉄甲軍が現れました 陛下の方に向かっています 私の令牌なしでは どうして皇宮に入れたのだ お持ちなのはあなたの令牌です どうして私の令牌が 太后様 ここ数日 そばにいたのは 私と南陽郡主と 小皇子様だけです まさか 皇祖母様 何かあったのか きっと林知桅だ この馬鹿者 甘く見ていた 太后様 では、これから どうすれば 陛下がご無事なら 軽はずみな行動はできないはず 陛下のところへ行くぞ 皇祖母様 小満 今、兵を 連れて都に入った者がいる ここから 離れるな 皇祖母様が すぐに戻ってくるからな いいな はい 行くぞ 彼を監視しておけ 太后様 陛下はお休みになられました 陛下の兵は この私が掌握している あの鉄甲軍は一体何者だ 調べられますか もしかして 南陽郡主が 林家から送り込んだのか あり得ない。 林家の旧臣に兵権はない。 有能な人材もいない。 玄英の居場所は? 突き止めたか? 太后様。 まさか玄英を疑って? しかし、彼は どこから兵を調達した? ああ。 陛下が生きていれば 何者であろうと 恐れることはない。 ここで待っていれば 誰が来るか分かる。 太后様。 来たようです。 沈棠離。 なぜお前が? 太后様。 ご無沙汰しております。 あなた。 お伺いしますが、太后様。 夫はどこに? お前の愚鈍は 治ったのか? ええ。 太后様が兵を差し向けたおかげで うっかり頭をぶつけて 昔、あなたが 私を殺した場面を 思い出したのです。 それで、お尋ねしますが、太后様。 夫はどこに? 私が手を放し 彼を あなたと共に帰宮させたのは 彼が本来得るべき 尊厳。 平穏。 そして家族の幸せを 享受させるためでした。 ところが。 太后様に無礼ですよ。 お前はどこから兵を? 誰が味方している? 太后様。 まだ答えていませんね。 私の質問に。 哀れな者に聞く資格はない。 様子を見ていると わざと時間を 稼いでいるようだ。 もし陛下が発狂して 暴れ出したら厄介だ。 我々にはまだ 隠れた護衛隊がいる。 いつでも出動できる。 いっそのこと 目の前の女を始末しては? 者ども。 捕らえろ。 太后様。 軽率な行動は控えるべきです。 玄英か。 やはりお前だったか。 さすがは 陛下の傍に数年いた男だ。 まさかお前にこんな 度胸があるとはな。 太后様。 陛下を毒殺するなど 許されることではありません。 無礼者。 よくも太后様を 中傷したな。 中傷? 太后様。 玄英は中傷しているのか? 一番ご存じでしょう。 もちろんだ。 私は身に覚えのないことは 言わない。 陛下は病気なのです。 母として 少し休ませたいだけだ。 だが 陛下の側近の二人が なんと反逆を企てた。 万死に値する。 そうだ。 お前たちは陛下の 近衛兵であり 寵愛を受けながらも 身分のない者だ。 にもかかわらず結託して 皇室に反逆するとは 言語道断だ。 極刑に処すべきだ。 奴らは太后様を陥れ お前たちを欺いているのだ。 一緒に打ち首にされるのを 待つのか? お前たち。 お前たち。 早く捕らえろ。 捕らえろ。 無駄ですよ。 言うことを聞かないでしょう。 兵を率いてきたからといって 反乱を起こせると思っているのか? 太后様。 我々は皆 陛下の者です。 皇儿、病気なのですね。 母としては邪魔をしたくなかったのですが あなたの側近の二人が 近しい者が 身分をわきまえなさい お母様はあなたの権力を使って 彼らを処分することはできない 太后様 いつまで演じるつもりですか 黙りなさい 太后様 裏にいる 部隊は 命令を待つべきです 太后様 もう一度申し上げます これが最後です 私たちは皆 陛下の人です 皇儿、ご安心ください 必ずや 謀反人二人を きれいに片付けます 人手を呼んで 必要ありません 朕は 母后様に面倒をかけたくない これは ああ なぜ郡主が 母后様 あなたの裏の護衛は 朕によって 一晩で根絶やしにされました 宮中にはもう一人もいません あなたに指図される者は あなたの負けです そんなはずはない そんなはずはない 私はもう 研究機密を 間違えずに どうして負けることがありましょうか 陛下 あと30分で 時間になります また意識を失うかもしれません 時間を無駄にはできません 時間を無駄にはできません 太后は朕を陥れ、謀反を企てた 太后を慈寧宮に軟禁する 後で処分する 太后は朕を陥れ、謀反を企てた 太后を慈寧宮に軟禁する 後で処分する 待ってください 太后様 かつてあなたは私の夫に毒を盛った この毒には 解毒剤があるはずです 太后様、解毒剤はどこですか 解毒剤を渡してください 陛下はあなたを 寛大に扱うでしょう 解毒剤を 私は皇孫に 皇位を継がせるつもりです 解毒剤を準備すると 思いますか 太后様 陛下はあなたの 実の息子です どうしてそんなに 冷酷になれるのですか 陛下、陛下 また発作が起きるのですか 陛下 太后様 解毒剤はどこですか 太后様 どうか解毒剤を陛下に 毎日陛下がこんな目に 遭うのを見たくないでしょう もういい 頼むな 彼女は渡さない 者ども 太后を慈寧宮へ連行せよ 待ってください 彼を慈寧宮に軟禁せよ 待ってください 自分で行きます 皇儿 やはり皇帝にはふさわしくない あなたは心が優しい 今日は あなたが勝ちました 私が同じ立場なら 解毒剤を取り戻すためには 相手が誰であろうと あらゆる手を使って まず解毒剤を手に入れる そして 生かしてはおかない 夫があなたを殺さないのは 十月十日、彼を身ごもり 苦労して産んだ母親だからだ あなたは失った あなたの愛情と良心を しかし、夫にはない 愛情 良心 笑止千万だ 人殺しが横行する 皇宮で良心を飾る そんなものは役に立たない 母后様 あなたの貪欲な 権力と野心の言い訳はやめてください 私は生まれた時から あなたの権力争いの 駒だった 陛下、陛下 母后(ははうえ) これが最後に呼ぶ 母后(ははうえ)だ これからは 私達(わたしたち)は 二度と親子の情はない 試せる薬は全部試した 陛下はまだ良くならない お医者様は最善を尽くした 陛下にはただ 眠り薬を処方するしかない 目覚めていると 狂って自分を傷つけるから このままでは 解決にはならない 太后(たいこう)様は少しは譲歩を? 部下が 慈寧宮(じねいぐう)を隅々まで 三度も捜索しましたが その後 どうしようもなく 太后(たいこう)様の前で 静嫻(せいけん)に拷問を それでも太后(たいこう)様は 解毒剤の事を お母様 お父様は薬がなければ 死んでしまうの? 小満(しょうまん)、安心して お母様と玄英(げんえい)が 必ず何とかするから そうですよ、小皇子(しょうこうし)様 すでに人をやって 天下の名医を 捜させておりますので 静嫻(せいけん) 玄英(げんえい)がそなたに拷問をして 哀(あ)家(いえ)に解毒剤を渡させようとしたのか まだ体が回復していないのに もう私の世話はいい 太后(たいこう)様 私は大丈夫です 私が昔から冷酷なのはご存じでしょう 私を恨んでないでしょうね? 恨むはずがございません 私が五つの時からあなた様にお仕えし あなた様のおかげで不自由なく暮らせました 太后(たいこう)様 何をなさりたいのですか? あなた様のためなら何でもします 決して他の考えはございません ああ 全部私のせいで 苦労をかけた 太后(たいこう)様、何を言ってるのですか? 私は一体 どの段階で 間違ってしまったのかしら ああ 小満(しょうまん) 小満(しょうまん) どうして来たの? お祖母様、小満(しょうまん)はお祖母様に会いたかった わざわざケーキを持ってきたんだ 誰があなたをよこしたの? あなたの母親か玄英(げんえい)か 私に 解毒剤をねだりに来たの? やっぱり私の思った通りだ 帰りなさい 解毒剤はない お祖母様 私をよこしたのはあいつらじゃない お母様と玄英(げんえい)は私を ここには 来させない なんて言ってた? あなた様がお父様を毒殺した 私にも危害を加えるだろうと だから来させなかった あなたはお祖母様が あなたを毒殺すると思う? 思わない 小満(しょうまん)は もちろんお祖母様を信じてる どうして私を信じるの? お祖母様がおいしい お菓子をくれるし 将棋も教えてくれるし それだけ? うん 以前物乞いをしていた時 みんな私を殴ってばかりだった 罵って 初めて会った時 お祖母様も 人を呼んで私を殴らせたけど でも その時はお祖母様が 私の事を知らなかった だから? お祖母様は私に良くしてくれる 全部知ってる 母親の言う事を聞きなさい ここに来るべきではない 私は来なきゃいけない 何度も そうすればあいつらは 私が無事なのを 知ってお祖母様は私を 傷つけないと分かる それに それに何? それに大きくなったら みんなに言うんだ お祖母様はお父様を毒殺してないって 静嫻(せいけん) 見てみなさい この小満(しょうまん)を 陛下(へいか)の子供(こども)の頃(ころ)にそっくりだ ええ 確(たし)かに似(に)ておられる よい おばあ様(さま) これは何(なに)ですか これは滋養強壮剤(じようきょうそうざい)だ 持(も)って帰(かえ)りなさい お父(とう)様(さま)の体(からだ)を労(いた)わってあげて 本当(ほんとう)ですか 父(ちち)の代(か)わりに皇祖母様(こうそぼさま)に感謝(かんしゃ)します 早(はや)く戻(もど)りなさい 皇祖母様(こうそぼさま)からお父(とう)様(さま)へ こんなに良(よ)い物(もの)を頂(いただ)いたのに まだお返(かえ)しをしていない 皇祖母様(こうそぼさま) 小満(しょうまん)からのケーキ まだ召(め)し上(あ)がっていませんよね 小満(しょうまん)、何(なに)をするんだ 皇祖母様(こうそぼさま) このお辞儀(じぎ)で 最後(さいご)です 私(わたし)たちの今生(こんじょう)の祖母(そぼ)と孫(まご)の 縁(えにし)は お前(まえ)は 子(こ)は母(はは)を殺(ころ)せない この罪(つみ)を私(わたし)が 父上(ちちうえ)の代(か)わりに背負(せお)います 太后様(たいこうさま) お前(まえ) 皇祖母様(こうそぼさま) 母上(ははうえ)と物乞(ものご)いをしていた頃(ころ) たくさんの人(ひと)を見(み)てきた 誰(だれ)が本当(ほんとう)に良(よ)い人(ひと)で 誰(だれ)が私(わたし)を利用(りよう)しているのか すぐに分(わ)かる 哀(あわ)れな私(わたし)は お前(まえ)を甘(あま)く見(み)ていたようだ 私(わたし)の前(まえ)で従順(じゅうじゅん)な振(ふ)りをしていたのは 全(すべ)て 嘘(うそ)だったのか 太后様(たいこうさま) 太后様(たいこうさま) 私(わたし)は悪犬(あくけん)と饅頭(まんじゅう)を奪(うば)い合(あ)ったことがあるので 獰猛(どうもう)にならなければならないと知(し)っています それに、お年寄(としよ)りから 施(ほどこ)しを貰(もら)ったこともあるので 哀(あわ)れな振(ふ)りをしなければならないと知(し)っています 従順(じゅうじゅん)な振(ふ)りをしていれば 喜(よろこ)んでくれるのです 太后様(たいこうさま)に何(なん)てことをするんだ 太后様(たいこうさま)は 貴方(あなた)を心(こころ)から導(みちび)いてくださったのに 皇祖母様(こうそぼさま)に教(おし)えて頂いたおかげで 優(やさ)しくしてはいけない 情(なさ)けをかけてはいけない 全(すべ)て覚(おぼ)えました この世(よ)で 一番(いちばん)大切(たいせつ)なのは母上(ははうえ)です 私(わたし)は母上(ははうえ)を 殺(ころ)した人(ひと)に情(なさ)けをかけたりはしない それに 父上(ちちうえ)を殺(ころ)した人(ひと)に優(やさ)しくしたりもしない まさか 私(わたし)が こんな小娘(こむすめ)に 負(ま)けるとはな 皇祖母様(こうそぼさま) 私(わたし)は皇祖母様(こうそぼさま)には敵(かな)いません でも今後(こんご) 皇祖母様(こうそぼさま)と碁(いご)を打(う)つ機会(きかい)はないでしょう お前(まえ) 太后様(たいこうさま) 太后様(たいこうさま) 太后様(たいこうさま)、もうお止(や)めください お医者様(いしゃさま)をお呼(よ)びします もういい 私(わたし)は 負(ま)けた 不孝者(ふこうもの)め 陛下(へいか)よりも 陛下(へいか)よりも 手強(てごわ)い 太后様(たいこうさま) 太后様(たいこうさま) 太后様(たいこうさま) 私(わたし)は 貴方(あなた)を一人(ひとり)で行(い)かせたりしない すぐに貴方(あなた)の所(ところ)へ行(い)きます 阿離(ア・リ) 何(なに)を考(かんが)えているんだ 何(なに)も 最近(さいきん)は 発作(ほっさ)も起(お)きていない 太后様(たいこうさま)の解毒剤(げどくざい)は 本物(ほんもの)のようだ 小満(しょうまん)が どうやって 手(て)に入(い)れたのか分(わ)からない 太后様(たいこうさま)の葬儀(そうぎ)は 自分(じぶん)の罪(つみ)を償(つぐな)うために 自害(じがい)された でも、私(わたし)を 生(う)み育(そだ)ててくれた母(はは)だ 国葬(こくそう)として執(と)り行(おこな)え ただ 皇陵(こうりょう)には入(い)れないでくれ 父上(ちちうえ)は会(あ)いたくないだろう 夫君(ふくん) もう十分(じゅうぶん)よ 全(すべ)て終(お)わったことだ 喪(も)が明(あ)けたら 正式(せいしき)に 勅命(ちょくめい)を下(くだ)し お前(まえ)を皇后(こうごう)に封(ふう)じようと思(おも)う どうした どうした、阿離(ア・リ) 嫌(いや)なのか 違(ちが)います、夫君(ふくん) ただ 6年前(ろくねんまえ) あなたに相談(そうだん)もなく 去(さ)ってしまった もしかしたら 私(わたし)が悪(わる)かった 悪(わる)くない 私(わたし)のせいだ 本当(ほんとう)? でも 私(わたし)のせいで 私(わたし)たちは長年(ながねん)離(はな)れてた 悪(わる)いとしても 私(わたし)が先(さき)だ 昔(むかし) 早(はや)くあなたに言(い)わなかった 私(わたし)の身分(みぶん)を 阿離(あり) 人間(にんげん)の世界(せかい)は美(うつく)しいものだらけだが 私(わたし)はあなただけを一途(いちず)に愛(あい)してる 私(わたし)たちは永遠(えいえん)に 離(はな)れないでくれるか うん 旦那様(だんなさま) でも お后(きさき)にはなりたくない え? だから お父(とう)さんは 皇帝(こうてい)の位(くらい)を 私(わたし)に投(な)げたんだ 母(はは)を昔(むかし)の村(むら)へ連(つ)れて行(い)って 陛下(へいか)は いや 太上皇(だいじょうこう)様(さま)は 貴方(あなた)の方(ほう)が 皇帝(こうてい)の位(くらい)に相応(ふさわ)しいと 思(おも)っていらっしゃるだけです ただ 皇帝(こうてい)に なりたくないだけなんです でも 私(わたし)は6歳(さい)だぞ 小皇子(しょうこうし) 違(ちが)う 小陛下(しょうへいか) 太上皇(だいじょうこう)様(さま)は特(とく)に 貴方(あなた)のために 7人(にん)の輔政大臣(ほせいだいじん)と 4人(にん)の教育係(きょういくがかり)を 用意(ようい)しました ええ 小陛下(しょうへいか) 太上皇(だいじょうこう)様(さま)は いつでもお会(あ)いになると 仰(おっしゃ)っていました 分(わ)かった それから 南陽郡主(なんようぐんしゅ) 林知桅(りんちい)は まだ牢屋(ろうや)にいます どうなさいますか 前(まえ)に言(い)っただろ 私(わたし)が皇帝(こうてい)になったら 物乞(ものご)いにすると 郡主(ぐんしゅ)の称号(しょうごう)を剥奪(はくだつ)して 物乞(ものご)いをさせろ そうだ もしかしたら 彼女(かのじょ)はまだ 物乞(ものご)いの やり方(かた)を知(し)らないかも じゃ 両手(りょうて)があっても無駄(むだ)だな 承知(しょうち)いたしました 小陛下(しょうへいか) 時間(じかん)です 朝廷(ちょうてい)へ行(い)きましょう 行(い)こう 朕(ちん)は見(み)てみたい 朝廷(ちょうてい)が囲碁(いご)より難(むずか)しいかどうか
3 Comments
子役の男の子が良い演技してる❤
2:32 😢 愛❤️
皇太子?の子が親孝行で泣ける😭