ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』より場面写真が解禁された。
ポール・トーマス・アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本で描く本作は、レオナルド・ディカプリオ演じる元革命家と、彼を執拗に追うショーン・ペン演じる軍人らが繰り広げる逃走劇。
この度到着した場面写真は7点。最初の1枚は、レオナルド・ディカプリオが演じる主人公ボブがアメリカの荒野の一本道で車を止めた姿を捉えている。最愛の娘ウィラをかつての宿敵・ロックジョーにさらわれた元革命家のボブは娘を救い出すために奔走している。疲れ果てた様子のボブが見つめる先には、一体誰がいるのか…。
続いて、ベニチオ・デル・トロが演じる空手道場のセンセイが、自分のデスクでメガネをずらせて何かを見つめている場面。ボブの娘はセンセイの道場に通っており、逃げ場を失ったボブはセンセイに助けを求めることになるのだが…。
3枚目は、ショーン・ペンが演じロック・ジョーが、カリスマ革命家であるボブの妻に銃を突きつけられている。
4枚目は、ポール・トーマス・アンダーソン監督が大抜擢した本作で映画初出演となる新星チェイス・インフィニティが演じるボブの娘ウィラが、眼光鋭く車を運転する場面。ウィラのキャスティングには1年以上の時間を要したというだけあって、インフィニティの演技には誰もが目を見張るに違いない。
そのほか、歌手としても活躍するテヤナ・テイラー演じるタフなカリスマ革命家の姿が切り取られた強烈な一枚や、着の身着のままで逃げ出したボブが、革命組織に救済を求めるシーンなど、キャラクターの特徴が垣間見える場面写真となっている。
本作をすでに3回観たというスティーヴン・スピルバーグが「なんてクレイジーな映画だ」と大絶賛している本作。批評家たちからも「今年ベスト」「オスカー大本命」との声が上がっており、大きな注目が集まっている。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は10月3日(金)より全国にて公開。