1945年夏、「青春」と呼ぶにはあまりにも苛烈な少女たちの物語 映画『長崎―閃光の影で―』メイキング映像【2025年7月25日公開】
1945年、夏。原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く映画『長崎―閃光の影で―』が、全国公開中。本作の撮影の裏側を捉えた約5分におよぶメイキング映像が解禁となった。
本作は2023年10月初旬のクランクイン後、約1か月間にわたり撮影が行われた。このメイキング映像は、その撮影風景やその裏側を収めた膨大なメイキングのアーカイブから厳選して約5分間に凝縮したもの。
メイキング映像の冒頭は、太平洋戦争末期の1945年、日本赤十字社の看護学校に通う17歳の田中スミ(菊池日菜子)が、幼馴染で学友の大野アツ子(小野花梨)や岩永ミサヲ(川床明日香)とともに空襲による休校のため長崎へ帰郷し、久しぶりの故郷に思わずはしゃぐ映画序盤のシーンの裏側を捉えたもの。
この日、初めて撮影現場で一堂に会した菊池、小野、川床は、スタッフからコメントを求められると笑顔で顔を見合わせながら「楽しい」「笑顔のシーンが少ないから」「貴重だから、楽しんでおきます」などと素直な感想を述べている。そして3人は、長崎市街を見渡せる高台に向けて走っていく次の撮影シーンに備えて駆け足を続けるなど、息の合った様子を見せる。
8月9日を境に状況が一変するまで、3人それぞれだけでなく長崎の街に暮らす人達のささやかな日常が丁寧に描かれている。長崎出身で被爆三世である松本准平監督は、その理由を「こうした暮らしが破壊されるということをきちんと伝えたかった」と語っており、メイキング映像では菊池がスタッフに洗濯板の使い方を教わりながら練習する様子も収められている。
撮影現場には日本赤十字社のスタッフもサポートに入り、当時における看護処置の仕方について技術指導が行われた。映像では菊池と小野が患者の運び方について指導を受ける場面も収められている。原爆投下後の過酷なシーンの撮影が続く中で、出演する赤ちゃんとの対面に、思わず3人が声をあげる微笑ましい場面も。
映像の後半では、撮影中やクランクアップ時に収められた菊池、小野、川床の貴重なコメントも。松本監督の強い希望で劇中再現された救護列車に乗り込むシーンをもってクランクアップとなった川床は、物語の過酷さを思わせる泥まみれの姿のまま挨拶。「スミちゃんアッちゃん(アツ子)はじめ、役としても助けられた瞬間がたくさんありました。ミサヲになれた瞬間があって、それはやっぱり自分だけじゃできないものだったと思います」などと感慨深そうに語っている。
小野は、クランクアップ時のあいさつでスタッフへの感謝を述べつつ「まだまだ頑張っていかなければならないと思いましたし、頑張っていけるとも思わせていただいた時間でした」と充実の撮影となったことが伺える。
そして、映像の最後には、撮影も終盤を迎えていた菊池が撮影の合間に看護服を着たままの姿でインタビューに答える様子が収められている。「今回、題材もすごく重くて、演じる私たちとしては集中力も必要だったり、すごく辛いシーンが多くて、自分自身のメンタルも削られちゃったりするところがあって…」と語る中で、「気を抜くといつでも涙が出てきそうだったから…」と涙を堪えながらも、初の映画主演作として丁寧にインタビューに応じようと振る舞う様子が確認でき、撮影現場の臨場感がありありと伝わる貴重な内容になっている。
菊池日菜子
小野花梨 川床明日香
水崎綾女 渡辺大 田中偉登
呉城久美 坂ノ上茜 田畑志真 松尾百華 KAKAZU
加藤雅也 有森也実 萩原聖人 利重剛 / 池田秀一 山下フジヱ
南果歩 美輪明宏(語り)
原案:「閃光の影で―原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記―」(日本赤十字社長崎県支部)
監督:松本准平
脚本:松本准平 保木本佳子
主題歌:「クスノキ ―閃光の影で― ver.(仮)」(アミューズ/Polydor Records)
作詞・作曲:福山雅治
編曲:福山雅治/井上鑑
歌唱:スミ(菊池日菜子)/アツ子(小野花梨)/ミサヲ(川床明日香)
製作:岩本炯沢 吉田尚剛 荒木宏幸 髙田旭人 川村英己 関顕嗣 川畑年弘
企画:中村佳代 プロデュース:鍋島壽夫 マーク服部 プロデューサー:関顕嗣 ラインプロデューサー:木村和弘
撮影:灰原隆裕 照明:川井稔 録音:紫藤佑弥 大竹修二 音楽:小野川浩幸
制作プロダクション:SKY CASTLE FILM ふればり 配給:アークエンタテインメント
©2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会
公式サイト:nagasaki-senkou-movie.jp
公式X:@nagasaki_senkou
朝してきました。 どうですか?本日3 人初共演ということで。楽しいです。 楽しい。そう。笑顔のシーンが少ないから 今日な 貴重な楽しんできますとかが違うこ でもいいか。 そうなのね。それでいいす。 うん。おじさんがよくわかって。 その時代を生きた。 そうそうそうそうそうそうそうそうそう。たら逆で えっとスタ ここまではちょっと厳しそうですね。 ちゃんそうそう 爆笑ってる。 あそこだけし あの上カートさん全編終了です。 はい。お疲れ様。お疲れ様。 ありがとうございます。 うん。 すごく 本当にすみちゃん、あっちゃん初め 役としても助けられた瞬間みたいなのが すごくたくさんありましたし、このあの キャススタッフの皆さんの温かさに助け られた日々でもありました。えっと、なん かこうみさお を演じるんじゃなくて、こうみさに慣れた 瞬間っていうのがこう、あ、に出会った 瞬間があって、それはやっぱりこの自分 だけじゃないものだったなっていう風に 思います。 え、ということでただいまのシーンを持ち ましてあこ役さん全編終了です。 ありがとうございました。えっと、あの、 厳しさの中にすごいあったかい優しさの あるチームだなと思いながら現場にさせて いただいておりました。こんなね、百戦連 のスタッフさんたちに優しく見守られ ながらお芝居いができたことはあのすごい 嬉しくって毎日 まだまだ頑張っていかなければいけないな と思いましたし頑張っていけるなとも思わ せていただいた時間でした。 チームの方々皆さんがお芝居優先でこう 撮影部の方も証明部の方も本当全ての部の 方がお芝居い優先でこう段取りを考えて くださっているなっていう印象です。で、 ま、今回大材もすごく重くて、あの、 演じる私たちとしては集中力も必要だっ たりとかすごく辛いシーンが多くて、もう 自分自身のちょっとメンタルもちょっと 削られちゃったりとかするところがあって 、 気を抜くといつでも涙が出てきそうだった から、 あの、うん、 なんか全然なくシーンじゃなかったりする 時も結構環境も被爆者の方々のもうメイク をされている方々が上で寝ていらっしゃっ たりとかするところで段取りをやったり ちょっと待機したりとかをする必要があっ たので そこでなんとか持っていかれないよう にっていうのですごく気をつけてた部分も あったのでチームの方々がそういうところ を考慮して段取りとかテストとかの段階で お芝居優先でっていうのを第1に動いて くださったことがすごくありがたかったな と印象的だったなと思います。本当に感謝 でいっぱいです。