「日本映画フル」百年の物語 大正編・2017年3時間スペシャル ✔️📀📽️【橋田壽賀子 ドラマ, VOL003】 2025 4
[音楽] ああ、明り。どう?お父さんの具合? うん。良かったね。大したことなくて。うん。うちはこれからお店あげるところ。それ明りがいなければ大変は大変だけど、まあなんとかなるから。 [音楽] いつ頃までそちらにいるの? え?会社やめるってどうしてまたそんなこと?お母さん知ってんの?うん。うん。うん。分かった。じゃあもうしばらくそっちにいてあげなさい。お父さんとよく話し合って。こんな時代にお勤めやめるなんてとんでもないわよ。 [音楽] あんたが説得して今ゆっくり話してる暇がないからまたね。絶対に会社やめないようにってお父さんに。うん。分かった。はい。じゃあまたね。 [音楽] 誰が会社やめるって? りさん。 ええ?何があったの? 知りませんよ。 あ、 そりゃ首になったとでも言うのならともかく。 どんな理由があったって自分から会社やめるなんて頭はおかしいとしか思いませんよ。少々気に入らないことがあったってこんな厳しいご時生にお務めやめたらに [音楽] 2 度と就職なんかできしないんですよ。どんなに腹に生かねることがあったって家族のことを考えたら辛抱するのが男の責任ってもんでしょ。 母さんがここで行きまたってしゃあな 本当にりさんもいい年してやヨが聞いたらどんなにショック受けるかやヨが買わせるですよ。 り子にはりの事情があるんだろ。 わまですよ。そんなのりさんのやの耳に入る間に明りが行っててよかった。あの子案外しっかりしてるしりさんもやいの言いことは聞かなくたって明りが反対したら気持ちが変わるかもしれない。尿房より娘の方は可愛いんですからね。男は [音楽] 何言ってんだよ。 ああ、嫌だ、嫌だ。 娘のことなんてもう関係なくなったと思ってんのに、こういうことがあったらやっぱり腹も立つし心配にもなるし、もういい加減にしてもらいたいわ。うん。 [音楽] もしもし。おか倉でございます。穴長子。そんなこと知るもんですか?冷蔵庫の中のもので何でも腰知られたらいいでしょ。忙しい時にいちいちくだらないことを聞かないでちょうだい。 こ何あった? バカばっかし。 A 作さんから今夜は早く帰れるからって電話があったんですって。お夕飯どうしようか。うん。 それは大変だわな。こうひな子抱えてんだからさ。自分の夕飯だって 6 に腰られてられないっていうのにとても無理だ。分かってたら用意しといてやったのにな。本当に急に帰られたってさ。そ、そうだ。こういう風業に見なさいよ。 冗談じゃありませんよ。 え、 赤かん坊がいるからお食事ができないなんて。そんなバカな。私なんか 5 人も子供を育ててみんなにちゃんと食べさせてきたんです。ほっときゃいいんですもん。 そうですか。 ノに出しますよ。お願いします。 ねえ、なんか食べさせて。もうずっとインスタントラーメンや冷凍職員で間に合わせてたらなんだかなっちゃって。またそんなこと言って女が自分の食べるものを作れないなんてな情けない。 [音楽] 作ってる暇がないの。設計事務所の仕事もしないと生活費がないし。働きながら受験勉強してるんだも忙しいのよ。どんどん試験の日が近づいてくるしさ。泣きたいわよ。 試験なんて起こった方がいいの。一級建築 士の資格を取るよりも1日も早く太郎さん とお式上げる方が先でしょ。もうあんまり 勝手なことしてると本当に山口さんから されるからね。お父さん急いでね。今1分 でもいいの。 親んでいい? 娘たちがみんなおかけを出た時からせ子は 2 度と娘たちの心配はしないと心に決め倉の店を生きがいに自分たちのことだけ考えて老を送るつもりでいたのですが、なかなか思う通りには行か [音楽] [音楽] どうぞ。 お願いだからもう少しだけ寝てて、この結婚で持ってかないとね。の仕事もらえないんだから。て抱いてあげられないの。もう [音楽] 1 き釘くのいいとこまでやっとかないと間に合わないの。この開いてんのが聞こえないのか。 [音楽] あ、よしよしよしよし。 いな子ほったらかしにして何してんだよ。腹減ってんじゃないのか。 ごめん、ごめ。 あ、ちょっと泣いてるからて泣かないでしに良くないの。 何言ってるんだよ。 おしめ濡れてるじゃねえかよ。変えてやらなきゃ。そこにあるから。 冗談じゃないよ。の仕事だろ。あ、よしよしよしよしよし。 [音楽] 何をやってやってもいいじゃないのよ。父親なのよ、あなたは。 俺はね、外で忙しい思いして今日はやっと久しぶりに早く帰るかの少しでゆっくりさせてくれよ。 [音楽] 私だってね。1 日中子の面倒を見て締め切りの迫った書いてるの。遊んでるわけじゃないんだから。 仕事仕事って誰がそんなものしてくれて頼んだんだよ。君の仕事はひな子を育てることなの? [音楽] 風呂入ってくる。 あ、ちょっとお風呂は帰ってからにした方がいいんじゃないの?あなたのお夕飯の支度何にもしてないのよ。急に早く帰るのって電話もらったって。 ああ。 あ、こいつのか通りどうせ覚いろうと思ったから何にも用意してないのよ。材料買いに行くって言ったってきな子と一緒じゃ大変だし。そしたらね、お父さんがおにいらっしゃいって。お腹空いてるんだろうけどちょっと我慢して行ってきて。お父さんお母さんに喜ぶわよ。 [音楽] [音楽] うあ。そして良かったですね。じゃ、パパ行ってらっしゃ。 [音楽] 美味しそう。なんか食べたくないよ。もずっとハードだったから疲れてて。今日はゆっくり寝たいだけなんだよ。お茶漬けでも何でもいいよ。あるもので。 [音楽] あ、それがね、ご飯私の分しか残ってなくて、あなたおか倉に行ってもらうつもりだったからさっき食べちゃったのよ。おか焼き魚もお野菜の煮付けも私の分しか残ってなかったし。 [音楽] じゃあ飯炊いてくれよ。米はあるんだろ?ああ、塩辛。 つくだりのビ水とかあるじゃない。あ、卵もある。あのオムレ作ってくれたらそれで十分だから。 何もそんなもの食べなくたっていいじゃないの。せっかく早く帰ってきたんだからいいチャンスじゃないの。おかくに行って食べたいもの好きなだけ食べてくればいいの。お父さんもお母さんも楽しみに待ってんだから。 俺がうちにあるものでいいって言ってんだから。それでいいじゃないか。 私この翻訳しなきゃいけない健康明後日の午後までに持ってかなきゃいけないのよ。だから今夜と明日が山なの。 1分でも美味しいのよ。 もうご飯なんか腰てる暇ないの?お願いだからおかに行ってきて。 いい加減にしろよ。たまに帰ってきた停止の飯も作れないで。何が翻訳だ、何が仕事だ?一体何考えてんだよ君は。大阪にいた時はこんなんじゃなかった。みんなの食事も腰えてひな子のおりもして俺はよくやってるっていつも感謝してた。あん時の君はどこ行っちまったんだ?ここへ帰ってきたらお父さんやお母さんに甘えて朝って何もやしない。 俺が出かける時に1 度だって起きてたことがあったか?朝飯だっていだって作ったことがあったか? 実家に帰ってきたんだから少しぐらい楽さしてくれたっていいじゃないの。あなたに不重な思いさせてるつもりはないわよ。 そういうもんじゃないだろう。 はっきり言っとく。私ほんまのうちにいる時は主婦と母親の仕事に追われて自分の時間は全然なかった。それでも英作は好きでお嫁に行ったんだから辛抱しなきゃいけないって一生懸命いい嫁やってきたけど。 [音楽] 毎日こんなんで一生があるの嫌だなって 情けなかった。そういう思いしてきたから 今なんとか自分らしい生き方をしたいって いう気持ちが強いの。そりゃ母親やり ながら仕事をするってのは難しいかもしれ ないけど仕事をしてるっていう緊張感 みたいなもの持って痛いの。この翻訳の 言語が認められたら仕事がもらえるの。 それにはまず締め切りを守るっていうのが 第1条件なのよ。 分かった。はいらない。外で来る。く、 [音楽] ありがとうございました。 ありがとうございました。ごました。 あにお願いします。 はい。確かました。 [音楽] カのカブトに3人様お願いします。 あ、3人様申し訳ないね。2 人前しか残ってないんだよ。 いや、ちょうど3人前ありますよ。1 人前取っときゃいけないの。作が来るんだから。 え、 いやいや、ここで夕飯食うようにな電話しといたの。ひ、私に黙ってそんなことして。でもこの時間になっても来ないんじゃやめたんじゃないんですか。 なんだよ。本当に。 いや、作君好きだからさ、タのカ物に食してやろうと思って取っといたの。 余計なことして だってそのが長子も楽だしさ。餌作品だってたまにはうまいもの腹いっぱい食してやりたいじゃないか。 あの人たちのことはもうほっといていいんです。 親が心配することじゃないでしょ。 A作さんの分お客様にお出ししてください。 あ、そうですか。出しちゃいいんだろう。出しちゃ。 [音楽] それよりさん大丈夫でしょうかね。 え、 明りじゃ心もいし、やいの耳に入る前に一度私たちで事情を気に入った方がいいんじゃないんですかね。 それこそ大きなお世話だよ。両君には両君の分別があるだろうしさ。 会社やめるやめないなんてことはね、やり がたどう思うがさ、夫婦でちゃんと 話し合わなきゃならないことなんだよ。 うん。親の出る枠じゃないだろ。 はい。し、あ、お母さん。うん。心配することないけど。大事と言って 23 日休んだ方がいいんだって。お父さん。あ、今寝てる。起こしてこようか。そう。じゃ、私もしばらくこっちにいるから。うん。うん。はい。そう言っとく。あ、ばあちゃんには心配しないように。さっきも電話しといたから。うん。うん。お母さんも無理しないでね。はい。 [音楽] あ、なんだ起きてたの?うん。 お母さんから電話だった。出ればよかった。あ、まだお店なって言ってかけてみた。 いいよ。電話で話して済むようなことじゃないからさ。 [音楽] ネトフ。 うん。 会社やめるってもう決めちゃったの?私がこんなこと言うの名前聞きかもしれないけど。 お父さん年までまだ10 年もあるんでしょ。今やめたらもったいないんじゃないの?そりゃ首になったっていうなら仕方ないけどさ。 首になったの? いや、そういうわけじゃないけどさ。 じゃあどうして? 次の仕事の当てがあるんだったらいいけど。それでもお母さんにはショックだと思う。だって今の会社一流企業だもん。勤めてさえてら生活に困ることないし。 来年 大学へ入るたけしの学心配らないわけでしょ。そういう将来の保証をみんな消えちゃうんだもん。 どうして今の会社やめたいの?何か嫌なことでもあったの?だめ。少しは体のことも考えて。そりゃ何年か校調長してきた工場が閉鎖されるの辛いかもしれないけど会社が潰れたわけじゃないんだもん。 [音楽] また新しいポストについて新しい仕事が待ってるんでしょ。そこで頑張ればいいことじゃない。 ああ、頑張り替えのあるようなところへ行けるんだったらね。父さんの会社にはいろんな子会社があってな、それぞれ業の違う仕事してるんだが、大きな倉庫もいくつか持ってて、それを管理する会社もあるんだよ。本当父さんはそこに出航することが決まった倉庫版みたいなもんだ。 [音楽] 倉庫版って言い方はないでしょ。 倉庫に預かるものとか管理とかするんでしょ?立派な仕事じゃないの? 立派な仕事だよ。ただこれは好き嫌いの問題でね。父さんのわがままかもしれないけど。 [音楽] そこへは行きたくないの? 父さんね、入社して 20 何年も作る現場で仕事してきたんだよ。ここの工場の仕事だって 毎日が緊張の連続だった。そういう現場の仕事から外されてただものを管理するだけの仕事ってのは本当だ。に合わないんだよ。 [音楽] サラリーマンだったら仕方がないじゃない。 1 度やで面白くない仕事だってしなきゃ。でもそこ我慢したらまたお父さんが好きな職場に戻れることだってあるかもしれないさ。 [音楽] [音楽] そりゃないだろう。 1度外に出されたら2 度と本社には戻れないんだよ。 どうして 本社でいらなくなった人間がそうやって外に出されていくんだ。それが嫌だったらやめる。それでリストラの目的が果たせるんだよ。 [音楽] [音楽] じゃあやめろっていうことなの? そう思ってやめんのもいるし、働き続けんのもいるし、そういう陣地を何とも思わない。分かっていっても生活のために屈辱に耐える。ま、色々だがね。 [音楽] お父さんは耐えられないんだ けど。やめるというのも勇気のいることでな。せめてうちのローンが残ってる間だけでも目をつぶってサラリマンをやってくべきじゃないかとか。 [音楽] たけしが大学を卒業するまでは父親の責任として自分を殺して倉庫場にあんじるべきだとか明りはどう?やっぱりやめるってのは父さん勝手すぎるかな? [音楽] やめたっていい?嫌なこと家族のために我慢するなんて家族だってたまんないよ。 [音楽] けどやめた後どうするの?したいことが 決まってるならいいけど、ただ感情的に やめただけでその後何もすることなくて うちでぼんやりしてるって言うんじゃ。 お父さんだって辛いだろうしだって うんざりだよ。 [笑い] 明かりも1人前の口を聞くようになったな 。なんだか母さんに見ててさ、母さんと話 をしてるようだよ。母さんだってやって 反対するだろうね。 お母さんなんかに話したらこんなもんじゃ済まないわよ。 あ、 もう少し冷静に考えて。まだ時間あるんだから。 [音楽] やっぱり母さんとそっくりだよ。子供は母親につくって言うからな。女が 2人相手じゃこりゃ叶わないね。 おばあちゃんだってお母さんの味方ですからね。 3 人になってかかって来られたんじゃ。勝ち目はないな。やっぱり母さんに相談する前に諦めた方が良さそうだな、こりゃ。 [音楽] [音楽] [笑い] 長子しっかりしなさい。ひなく大丈夫? うん。はいはいはい。 え、ささんうちでお湯食べたのかと思っ たら外へ食べに行ったようですよ。ノっ たらうくればいいのにね。やっぱり遠慮し てんのかな?長子も長子ですよ。お湯し られるんだったら冷蔵庫の中のもの や缶詰くらだって間に合わせるのに。 まあいいじゃないか。餌君だって行きたい店もあるんだ。 そうですね。どこか行こうと何を食べようと私たちの心配することじゃありませんものね。ほんま先生ね。先生閉店させていただきましたね。そろそろ [音楽] もう1歩くれ。 いや、だって先生だってもうお帰りにならないと皆さん待ってらっしゃるでしょ。 俺を待っててくれる人なんていないの?もう 1歩。 いや、先生、もう閉店なんです。 え、もう終わりなの?よかった。やっとマスターと飲める ね。マスター飲みましょうよ。一緒に。 あの人まだ後片付けあって ためにはいいじゃないですか。男同士で。あ、そうだ。 マスターと俺とは大変じゃないんだ。兄弟なんだ。 あ、ちょっと。あ、ちょっと、ちょっと、ちょ、先生、 お兄さん 付き合ってよ。俺怒るから ね。先生、 先生がその時付き合いますよ。 じゃ、徹夜で飲みかしましょうか。 嬉しいね。優しいね。いいやき持って俺幸せ。俺次ます。次ます。次ます。次。 [音楽] えい、えい、えい、えい。はい、はい、 乾杯。 だ、あの、あのね、追い返すわけじゃないんですよ。先生、お帰りにならないと長子だって心配してますし、ひなちゃんも待ってますから。 長子なんて関係ないですよ。長子は俺なんかいない方がいいんですから。うち帰ったって飯も食してもらえないし。俺はおかけの厄介もんなんですから。 [音楽] [音楽] あ、先生。あ、 俺大阪帰りたい。東京出てきたら間違いだった。 [音楽] 大阪の家ならにも前の人間にも大事にしてもらえた。長子だって優しくてけなきゃ大らしくて。それがおかくじゃまるで用姿に入っただもんな。倉のお父さんやお母さんの前で小さくなって子には大きな顔されてそれ仕方ないの。 [音楽] いおろして食べさせてもらってるんだらも言えないのけど辛いんだよね。そりゃ時間通り帰ったっていいんですよ。けど自分が失した患者っていうのはどうしても気になるもんでついそびれちまうんですよ。そしたらもうみんな寝ちまってて俺を足を年ばせながら泥棒猫みたいに変が入るんだよ。 [音楽] [音楽] それがね、どこ? あら、誰も起きてはくれないんですか? そうです。夜で部屋帰れる会もない。いおろの向こさ子だってう女して実家帰ると女って青も変わるもんですかね。俺が減らヘラしてんの分がって知らん顔だ。 [音楽] [音楽] うん。 みんな冷たいんですね。 うん。 そんなことになってるって知れなかったから私からおかの両親と長子に多く言いますから。 [音楽] え、そんなそんなやめてくださいよ。そんなこと言われたら立ちまち追い出されます。追い出されてもいいすよ。大阪帰りゃいいんです。大阪帰りゃお風呂が待っててくれる。大阪帰りたい。あ、 [音楽] 大阪帰った方がいいのかな? ほんま先生。 [音楽] 水なてたって誰も持ってきてくれないですけど [音楽] しょうがないわね。 無理だよ。 だって夕方から飲み続けてるんだもの。 うち止めた方がいいな。つったって。 いや、俺が一緒に寝るからさ。さきは母ちゃんとこでほ。 いや、いいや。私がタクシー乗っけて連れて帰る。 いや、だったら俺が行くけどさ、法正商なくなっちゃ大変だよ。 [音楽] 怪我でもされたら取り返し おちょたちょ手ほ先生 2 回運ぶから先生ちょっとましいいですか? 大丈夫ですか?すぐですか? すいません。 すいません。ちょっと水 遅くなると道危ないから帰って [音楽] あのすいませんけど今週 5日で多分払ってもらえないでしょうか? ああね1 週間分まとめて払うことになってんのよ。 あと2日出たら1 週間でしょ。それまで待てないの? 電車に乗るお金もなくて。貸してくれって言ってるんじゃないんです。働いた分なんですから。出してあげてください。 [音楽] あんたね、そんなその日暮らしみたいなことしてて病でもなったらどうすんの?ちゃんとご両親がいるんでしょ?悪いこと言わないからうちへ帰りなさいよ。 [音楽] こちらにご迷惑かけません。私は自分が働いた分だけただければそれでいいんです。 あとそれからあの午後の休みが2時間 かかりますよね。その間も何か仕事させて ください。遊んでるのもったいなくて何か お住まいの方のお掃除とかお洗濯とか何で もします。ただ1時間でも助かるんです。 1時間500円でもありがたいんです。 [音楽] 本当にどういう暮らしをしてる子なのかね。同じ年頃の娘はさ、ほらなんつったっけな。あのチャンネルとかグッドとかいうその高いもの身につけて遊び回ってるっていうのにさ。 チャンネルじゃなくてシャネル、グッドじゃなくてグッち。 あ、どっちでもいいの? [音楽] あら、あんたたちまだ起きてんの?明日学校休みじゃないのよ。早く寝なさい。 酔っ払いに起こされちゃったの。 ほんま先生どうしたの? ただ飲みすぎただけねえ。みかちゃんやりうちゃんは寝た? みかちゃんもりうちゃんも寂しそうでかわいそうだけどさ、自分とこ帰って寝てないとまた国小さんに叱られちゃうもんね。無理やり返しちゃうの。 仕方ないの。そうやって慣れていくんだから。 けどミカのやついつもそ書いちゃってさ。 みかちゃんずっとお母さんと一緒だったからまだ兄弟 2人きりの生活になれないんだよ。 おおばさんもう少し早く帰ってやればいいのにさ。 夜中の1時2 時じゃお母さんいないのも同じだよ。 ほらほらまた余計なこと言う。予村地のこととやかく言うんじゃないの?もう早く寝なさい。ほら おやすみなさい。 はいはい おやすみ。 おやすみなさい。 ほんま先生大丈夫? いつまで起きてんのし。 いや呑気なもんだ。平和な顔して寝てるよ。先生 本当に申し訳ありません。 おか電話しといた方がいいんじゃないのか。 え、ほんま先生も気のどくね。 おかさんに入ったらさ、大事にされると思ってたんじゃないの?も、自分の娘には甘くてもさ、やっぱり向こうは他人なのね。岡倉さんのお母さんっていうのはさ、あれで結構厳しい人だからさ。 だってさ、おむこさんの先生がさ、あれほとあんたこぼすぐらい辛いんだから。これがもし嫁だったらさ、これ相当大変な姑ト目だわよ。 お倉のお母さんがさ、あの息子さんがいないからトさんにならなくて住んでよかったわよ。 いや、どんないい人だってさ、他人が入るってのは入る方も入られる方も楽じゃないんだね。 娘がさ、親のうちに入ったらね、どうしても親はさ、娘の肩を持つから。だから娘は増してさ、それであんたバカにするのよね。 [音楽] ま、うちなんかさ、他人がいるからそうはちやほやね、娘のことできないだろ。でも長子さんはね、大きな顔していられって羨ましいわね。 [音楽] 何言ってんだよ。国が勝手なことばっかりしてさ。あれ以上大きな顔されてたわるかよ。 [音楽] 何が勝手だよ。お前がさ、さツに遠慮してそれでく子たちの生活あんた面倒見てやらないから仕方なく働きに出てるんじゃないの。 おかさんはさ、そんな遠慮するような人いないからね。長子さんだって働きにも出ない。夫婦で相ろしてまあ立派なゴミ分ですよ。それに引き返れたわ。 [音楽] 先生がうちで酔っ払ったことはどうしてそういう話になっちゃうんだよ。俺はさツがいつ国子たちに冷たくした?最大丈夫なの?さきの方だよ。 [音楽] 今だってさ、子のわがままで帰ってこられて一生懸命気使って面倒見たって満ちゃ母ちゃんに嫌やれてあれしねじゃねえか。 [音楽] ああ、そうかい。そうやってねさの方持ってたらいいんだよ。浮かばれないのは国子だよ。龍りやさん美かんた寂しい思いをしててもそうやって働かなきゃならないなってさ。 [音楽] [音楽] どうして後楽へなんか言ったのよ。さん知るもんですか?後楽へ行くらいだったらうちの店来る方がずっと早いじゃないの? 仲華料理は食いたかったんだろう けど帰れなくなるまでお酒飲むことはないでしょ。みっともない。 たまにはねパー飲みに行く時もあるさ。ストレスが溜まってるんだよ。君だって どうったらうちで飲めばいいでしょ。 うちなんかで飲んだって発散できしないの?男ってそういうもんなんだよ。 さつきの立場も考えてもらわなきゃ。うるさいお母さんがいるんですからね。そんなとこで飲みつれて何言われてるか分かりませんよ。かわいそうに。 仕方ないじゃないか。なんかは違反こじられなかったからこういうことになったんだ。なんか悪いんだよ。ファ [音楽] ニも女が食事の支度しなきゃいけないって方はないじゃないのよ。 早く帰ってきた時ぐらい俺が夕飯作って 尿房に食わしてやろうっていうぐらいの 思いやりがあったっていいじゃないのよ。 私はひなこに手がかかって大変なんだから 。大体ね子育ていうのは男も女もないの。 夫婦で半分ずつ負担するのが常識の時代な のよ。飯が出てこないからって心の思う けどなあ。まあ作さんは1人息子で甘かさ れた育ったからもうなんかもやりにくいよ ね。 あのね、A君はうちじゃね、たった1 人の他人なんだよ。 A君はA 君なりの遠慮もあるだろうし、気もしてるだろう。で、それをさ、分かってあげて作が暮らしいようにしてあげるのはお前の役目だろうが。作が少しでも面白くない気持ち持ってね、あれだ酒飲んだりするのは誰が悪いんでもない。お前の責任だよ。 [音楽] 私が何したっていうの?よそ行ったら高い 部屋で払わなきゃいけないのにここに置い てもらって自分は好きな仕事してさ私と ひなこの面倒はお父さんとお母さんがつい てるからって安心してほっといてありがと うって言われても文句言われることないと 思うけどなあ。そうですよ。私たちだって 名作さんがいるから使わなくてもいい神経 使って結構しんどいもしてんですよ。 それが気に入らないんだったら出てってもらうより他ありませんわね。 ちょっと母さんよ。予想で部屋借りて暮らす会もないくせにわあま言えた切りですか? はあらえ。母さんも子もそういう気持ち持ってるからね。うまくいくともうまくいかないんだよ。長子とひな君がこのうち帰ってきてくれたことだけでもありがたいと思ったらね、江君が少々勝手なこと言ようとしたいことをしようとさ、我慢しなきゃ。 おい、おい、おい、おい、おい。おめびましたか?おじいちゃんでちよ。ああ、そう、そう。ああ、ひないい子だね。本当にね。うん。この子がいるだけでどれだけ慰められるか。え、 [音楽] [音楽] A 君の粗末にしたりしたらバチ当たるよ。ほまなお母さんの卵だってあるんだからさ。分かった、わかった。ミルクでしょ?ミルクね。はい。おじいちゃん作ってあげますよ。 落ちた。 おはようございます。 あら、まだ早いですよ。もう少し寝てらしたら。 いや、まさかこちらで止めていただいたなんて。今目が覚めてびっくりしました。とんだご迷惑をおかけしてしまってお詫びの言葉もございません。 気分は2日酔い大丈夫? はい。よく休ませていただきましたけど夕べは相当酔ってたんでしょうかね。 [音楽] 何も覚えてないんですけども、何かくらないこと言っちゃったんじゃないかと。 別に機嫌よく召し上がってましたよ。 ならいいんですけど。それじゃあ僕失礼します。 あ、シャワー浴びてズボもプレスしときました。シャの人の出しときます。支度休んだ頃食事の支度もできてますから。 いや、これ以上そんなご迷惑。 ちゃんと送り出さないとなんかに叱られます。私にだって大事な弟なんですもんね。 あんた置いてかけんのか? まだこんな時間じゃないか?お、 こら君忙しくなる前に挨拶に行ってきます。 え、 A作さんが世話になったままほっとけないでしょ。 A作君は子供じゃないんだぞ。おい、うちで頭下げに行くことないじゃないか。何も それ作さんと後楽との付き合いだけなら私たちは関係ありませんよ。 でもさツの立場ってものもあるんです。 知らんかわけにはさきにとっては身内が 迷惑をかけたんです。あのお母さんに何 言われてるかさきの方はいい迷惑ですよ。 だから私はこういうことになるから娘たち な同機は嫌だったんです。 2 人切れだ。こんならしいことなくなかったのに。 [音楽] なんだ、も儲かっちゃったとかマ先生。 心配な患者さんがいるから病院早く出るって改めてお詫びにくれそうです。 あの集体じゃね、きっとね、もう私たちが恥ずかしくて顔合わせられなかったんですよ。 でも倉のお母さんってさ、そういうほんま先生の気持ち分かっておいてなのかね。まあ、人のうちのことはどうでもいいけれどもさ。でもあのままじゃね、ほんま先生ダメになっちゃうわよ。大阪にいたら何不重ない人なのに気の毒で見てられないわよ。 [音楽] ねえ、龍たち何してんだろう? 遅いわね。 学校遅くれるぞ。見てこよっか。 おはようございます。 おはようございます。 よかった。遅いから寝坊してんのかと思ったよ。みカは学校休むって病気? みカのやつ夕べも眠れなかったらしいんだ。ママが帰ってくるまで起きててママと話がしたいからって待ってるのにママ酔っ払ってるからすぐ寝ちゃっただろ。朝だってママ寝てるし学校から帰ってきたらママ出かけちゃってさ。やっぱり話す暇ないし。 [音楽] 話があったらおばあちゃんに言えばいいのにさ。 あちゃんだって忙しいじゃないか。夜こっちへ来るとママに叱られるしさ。俺だって勉強あるし。あいつ [音楽] 1人ぼちなんだよね。 俺だって一緒に遊んでやってんだぞ。 そういうことじゃないんだよね。みかにはどうしてパもママもいないのって聞くんだ。俺にも分からないよ。 [音楽] ありうちゃん朝ごはね。 ああ、本当にこのこったら聞き分がなくて。ママはね、お仕事をしてるからお家にはいられないの。 夜遅くなるんだってお仕事だし、夜遅くなるから朝はよく寝ないと働けないの。でもママが働かなかったらあんたちご飯も食べられないのよね。ママがないからね。寂しいなんてそんな甘い手行けないのよ。なんと言ったらあんたは分かるの [音楽] けどな。 お説教はたくさん。 子供たちの前でとやかく言われたら迷惑よ。私には私の育て方ってものがあるの。みか甘えかさないで。父親の暮らしって早く鳴らさせないとさ。もう美が不幸なんだから。 ほら、早くご飯食べて学校に行かせった。 ほら、早く。 [音楽] はい。 母さん。 [音楽] 江作さんがお世話になって俺早い方がいいと思って。 母さんもご苦労様ね。あんたも嫌な思いしたんじゃないの?悪かったね。私はどうってことないの?それより母さんにちょっと話しておきたいことがあって、今日でも暇見ていこうかと思ったの。来てくれてよかった。挨拶終わったら隣の喫茶店員を友から待っててくれる。 [音楽] あ、それじゃどうぞ。 いやね、何もお母さんが悪いわけじゃないのに謝りに行くことなんかないじゃない。親の出るじゃないのよ。 後落のお母さんの手前知らんかもできないだろうさ。一応作君はうちの人間だと思ってんだから母さんはそれにさきの立場もあるだろう。 A、そういうとこ本当無神経なんだから帰ってきたら何が気にならでそんなこと言ったのかうんってよなさ、もう夫婦喧嘩ごめんだよ。私たちはね、やっと平穏な夫婦になれたんだよ。お前たちがうまくいかないとね、私たちまで巻き込まれてまた喧嘩になっちゃうんだよ。頼むよ。 [音楽] 仲良く言ってくれ。 呆きれた。 そんなこと言ったの?A作さん 今朝になったら覚えてないって言ってたからお酒の上のことだと思うんだけど酔っ払うと案外音が出るって言うじゃない。大阪帰りたかったらこう入ればいいじゃない。うちで来てくれて頼んだわけじゃあまいし。 [音楽] すぐそういうこと言う。 私たちだって結構気を使って帰るのを待って起きてると寝てくれた方が気が楽だって言うから先に寝てわざと知らん顔してるんじゃないの?それを待っててもくれないなんて文句言われて一体私たちどうしろってんのよ。サフさんだってやっぱり遠慮があんのよ。だからそことガキを引かしてあげて。ああめんどくさい。もう他人と暮らすなんてたくさんだわ。もう母さんそんなこと言ったら見も蓋もないでしょ。分かりましたよ。 [音楽] [音楽] 冷作さんが帰ってくるまで待ってますよ。 一晩でも寝ずに待ってます。お湯だって例 た例え食べなくたってちゃんと用いをして 待ってます。それでいいんですよ。 そりゃね、両親がいて子供をちやほやする のはいいとは言わないよ。子供だって いずれはさ、1人で生きてかなきゃなら ないし、早く独り立ちさせるようにしたい さ。でもね、みかあんたまだ無理だよ。 急に父親と別れてさ。どんなにあんた辛いか? 私にどうしろって言うのよ。私だって必死に働いてるわよ。それは龍だってミカだってちゃんと分かってるって。分からせて強くなってもらわなきゃ私たち親子は生きていかれないの。甘えてたらさ、さ木さんたちに迷惑らうとさ、その方がよっぽどめじゃないよ。 [音楽] 俺たち迷惑がったよ。愛やと同じように可るつもりだぞ。 けどな、俺たちがいくら可愛かったって肝心なのは母親の愛情なんだよ。お前が夜の仕事やめてうちの店手伝えばさ、ってそばにいて見舞ってやれるだろう。いつでも母親の顔が見れるってそれだけでいいんだから。 [音楽] ヶ月30万くる。 今めてるとこね、チップも入れたらそれくらい軽いのよ。 金の問題じゃないだろ。 お金がなくて何ができるのよ。 りが立の中学に入る日をお兄ちゃん出してくれるとも言うの?私だってさ、いつかは自分の店持ちたいわよ。その資金出してくれる?何にもしてくれない癖して偉そうにお説教なんかされたくないわね。龍りやみかのことだってね、もうほっほしい。無責任にわれると母立場がないの。買っていたしまして。歯からもぐれもよろしくと。さツ木さんにもよく言っといてちょうだいね。 [音楽] [音楽] くさん、何か したら店間に合わないぞ。 [音楽] 綺麗な空。 うん。 空気も木の緑も東京とは全然違うわね。こんなところで一生暮らしたらいいだろうな。お父さん、東京帰るのに嫌でしょ。そっか。 それでも東京の方はいいん?東京にいなきゃ仕事できないし、仕事できなきゃ生きられないし、やっぱり東京に帰ってくるんだね、みんな。 おはようございます。 お、おはよう。 具合が悪いって伺ってもういいんですか? ちょっと飲みすぎていよね。ま、わかんないよ。 失礼します。 娘がうるさいから休んでるだけでもうどってことないんだ。 お嬢さん見えてるんですか?お 1 人で大丈夫だろうかって心配してたんですよ。 娘の明りだ。秋葉か和夫君。 明かりです。 秋葉です。あ、これお父さんにおわざわざありね。 綺麗なバラ。 このバラな空が作ってんだよ。家事と花の栽培をね、いつも世話になってんだ。 うん。 いえ、私の方野田さんにはいつも色々とご教授ただいております。 今日って教えてもらってんのは俺の方だよ。時々言っては果物や花の作り方教えてもらったりしてな。 [音楽] お母さんが優しい人でね、もう家族もう同様に扱ってくださるんだよ。ああ、そうそう。釣りも秋葉君から初めて知り合ったのが辻なんだよな。父さんがぼんやりと堤防で釣りをたれてたら虎に秋葉君が座って [音楽] その仕掛けじゃダめですよって声かけてくれてさ。 いや、余計のおせかよ。 あの時はただ釣り通れて海を眺めてただけなんだが、あれ以来釣りにはまっちゃっておかげで釣りの醍醐みを教えてもらって 良かったじゃない。父は単心無理にだったでしょけど休みの日にも忙しいってなかなか帰ってこないんですよ。帰りたくても交通費がもったいなくて帰れないんだろうってなんだかわいそうだったんですけど、あばさんのような方がいいったおかげで結構楽しくやってたんですね。 ああ、みたいにゴミゴミしたところ。 え、大して歓迎もされないのに帰ることはないからね。こっちにいると休みの日なんかすることがいっぱいあって楽しみだよ。おかげで東京ではできないことさせてもらってるよ。 それでも東京へお帰りになるんですか?やっぱり 工場が閉鎖になっちゃうんだもん。仕方がないわよね。 野田さんは会社にはなくてはならない方だから。 はい。でも安心しました。 1人で寝ていらしたらご府だろうから。 食事の支度くらいして差し上げろって母が言うもんですから。そのつもりで伺ったんですが、お嬢さんがおいでになってるようなら安心です。 私はこれで失礼します。 あ、よろしかったらどうぞごゆっくりなさってください。父も喜びます。今お茶でも 秋爆が忙しいんだよ。家園の木も音質の花も生きボなんだ。毎日手を抜くわけにはいかないんだよ。わざわざありがとう。 ま、何よりも嬉しかったぞ。 元気になられたらまた お母さんによろしくね。 はい。おに。 あ。 失礼します。それで行くよ。はい。 こんなバ育てられるなんてすごい人ね。でもこんな見事なのが咲いたら楽しいだろうな。 果物を彼が作るものはうまいんだぞ。一もなしも。 そういう仕事してる人もいるんだ。羨ましいね。 お前もそう思うか。 そりゃ大変だろうけどさ、秋葉さんっていい顔してるじゃない。 大らかで爽やかね。東京のコキリキリしたサラリーマンの顔とは違うよ。きっと今の仕事として満足してるんだ。幸せなんだよ。きっと。 [音楽] 父さんもね、悪君みたいな仕事がしたいんだよな。物を育てるって素敵なことじゃないか。葉君の近くに光継者がいなくて家事譲りたいってロ夫婦がいるんだ。買えない値段じゃないしさ。 [音楽] [音楽] お父さん。 そうだよな。 父さんにできるかできないかわからないのに無茶だよな。ああ、そうだ。そろそろ病院口間だ。 [音楽] あまり父さんのことならもう 1 人で大丈夫だ。時帰っていいよ。倉だってお前がいないと困るだろ。本当に時帰っていいからな。 [音楽] あら、誰かと思ったらあんただったの。僕のお休みにお掃除させていただいてます。あんたよく見ると可愛い顔してんじゃないよ。こんなとこで働かなくたってもっといいとこあんのにもったいないわよ。うちの店来て働かない?冗談よね。 [音楽] [音楽] ついでにうちも掃除していてくれる? 1時間500円いただいてます。 しっかりしてるんだから。 じゃ、いいらな。 あら、お前出かけんのかい? ちょっとね、人に会 ねえ。ミカがもう帰ってくるだろ。せめてみかにさ、学校で何かあったかぐらい聞いてやってから出かけたらどうなんだよ。 [音楽] 大事なお客さんなのこれ仕事なの? グリコ おやつは置いてあるわよ。 それちょ大丈夫なの?あんなごちに入れて何かなくなってから慌てたと遅いよ。 お前よりよっぽどマしだよ。行ってきます。 [音楽] じゃんけんぽい。 やった。 じゃんけんぽい。 じゃんけんぽい。 よいしょ。 じゃんけんぽい。 あんなこと付き合っちゃだめだよ。 行こ。 パパパの斜めのご予約のお客様、お [音楽] [音楽] 1 人素の召し上がらない方がいらしたんじゃないかしら。 今頃何言ってんだよ。ちゃんと他のもの用意してあるよ。 さすがお父さん。 私といってよ。あ、岡かでございます。あ、好き。え、みかちゃんってあのくさんとこのうちへえ。来てませんよ。どうかしたのみかちゃんね。もしもし。もしもし。あら、切れちゃった。 [音楽] うん。 ったんだろう。 メカちゃんもうちへ来るはずなんかないじゃないですかね。 なんかあったのかな? 何かって?そうですね。聞いてみましょうか? うん。 まあさツきも苦労が耐えませんよね。自分たちだけだってあのお母さんで大変なのに小の出りに振り回されて [音楽] [音楽] 夜になっても美カが帰っては来なかったのです。 さにはまた頭の痛いことでした。お邪魔してください。 [音楽] [音楽] 川先生のテーブル乗りちゃう漬けお願いします。 皆さん乗りちゃでいいんだね。 お1人お付け物召し上がりません。 分かってる。塩コぶとちり面残しの美味しいのがあるから。 どうもさん。 あ、申し訳ございません。 休んでおりますもんですから届きません。ああ、ここはいいの? [音楽] いやいや、そういうわけにはあのお会してください。 だめだよ。 せっかくでございますけど、こちら様のご縁嫌じますともいらしていただけませんので。 [音楽] じゃあ席会車る方。 はい。かしこまりました。 どうもそう様でした。ごち様でした。 すいません。 ありがとうございました。 もう8時過ぎましたよ。 え、 さきから何の連絡もありませんね。みかちゃんまだ帰ってないのかしら? あんたが心配しちゃってしょうがないだろ。 みかちゃんも心配だけど、こういうことがあるとやっぱりま、さツが大変だから。 ええ、 誘拐でもされたのかしら。 何バカなこと言ってんだよ。 じゃあやっぱり交通事故。 いや、だったら特に警察からでも幸せが入ってるよ。 ああさん、 ちょっとさきに行けてみます。 やめなさいって。変わったことがあったら知らせてくるって。 でも小学校3 年の子がまだこんな時間にうちに帰ってないなんて何にもないはずがないでしょ。 あのね、みかちゃんはうちには関係ない子なの。あんたが失敗することじゃないの。 私はさきの子。 おお客さんお帰りだよ。ありがとうございます。どう ありがとうございます。いつもご引きただきまして。はい。ちょうどいいただきました。またどうぞ。 [音楽] 今夜もう店閉めようよ。みんなで手分けしてさ、その辺探してだってじっと待ってたってどうしようもないんだから。 探すって雲使うようなことさ。それより子に知らせのが先だろう。くに子は知ってるかもしれないしさ。 [音楽] いや、もし知らなかったら余計な心配かけるじゃないの。だから私たちでさ、手を尽くすだけ尽くしてね。 あ、申し訳ありません。もう今日あの閉店ましたので今日随分早いね。 ええもそうなんですけどね。すみません。あの、またどうぞ。 はい。また行きます。 はい。ごめんなさい。どうも。私オタクのお嬢様と同じクラスの小島三美ミカのうちのものでございます。 うちのミカはそちらにお邪魔しておりませんでしょうか?はい。はい。あ、失礼いたしました。ええ、ご心配ただくようなことじゃ。はい。お探せいたしました。失礼いたします。 まだあるよ。疲れたでしょう。私変わろうか。 こんなことしたって無駄じゃないかな。みか打ち遊びに行くような友達なかったもん。 何よ。いっつも一緒にいるわけでもないのに。そんなこと分かるはずないじゃない。徹底的に探してみなきゃね。 何か分かった?名簿のほとんど問い合わせてみたいんですか? 誰か1 人ぐらい美カが学校出てからどこ行ったか知ってる子はいないのかね?一緒に学校出てどこで別れたとかさ。 だからそういう友達はいないって言ってるだろう。みかは転校してきたからなんとなく仲間外れにされちゃってて。うちゃん俺だっていつも仲間外れで [音楽] 仕方ないよ。 お前は勉強できるし、 1 人特別な塾ってさ、学校終わったってさっさと帰っちゃって友達作ろったって無理だよ。 [音楽] だから俺転校するの嫌だったんだ。仙台に痛かった。ミカだって同じだよ。 いつも1 人ぼっちで家へ帰ったってママもいなくてさ、おばあちゃんやおばちゃんたちにも甘えちゃいけないって言われて、きっともうここへ帰ってくるのが嫌になってんだよ [音楽] ね。ほらメそメそしてる時じゃないだろうね。ママが帰ってくるまでに探し出さなきゃね。ママが知ったらそっとしてしまうよね。 新しい学年が始まってしばらく経った時のことでした。 が離婚して後楽へ帰ってき、 父親のない暮らしになかなかなれない上に母親の国子が夜の勤務めに出始めて母親の愛情にも飢えていたミカが夜の 9時を過ぎても学校を出たまま帰宅せず。 今電話したところの男の子はね、 うん。 みカちゃん男の人と学校から帰ったって。 男の人誰だろう? その子に電話口へ出てもらってよく聞いたんですけど、ちょっと見ただけでわからないって。 誘拐かね。 まさか誘拐だったらお金を持ってるうちの子かどうか調べるでしょ。うちみたいな貧乏なうち。貧乏で悪かったわね。 いや、参ったった。当てもなくただうろうろ探して歩いたってどうしようもないよ。警察頼しとくれよ。ミカだってさ、遊んでケロっとして帰ってくるかもわかんないでしょ。警察沙汰になってもしな何でもなかったら見ともなくて商売できやしないわよ。の外部になって言ってる場合じゃないだろう。もう [音楽] [音楽] 10時過ぎてんだよ。 みカみたいな子供を帰ってこないっていうのは絶対なんかあったに違ないんだから。 みカまた あんたどうして さきさんから電話もらってもうくには黙っててって言ったでしょ。 みかちゃんこさんとこ行ったりしたんじゃないかと思ってそれに他に心をあったりもあるんじゃないか ね。本当にまだ帰ってこないよ。何の手がかりもないの。もうあんたには知らしたくなかったのよ。あんたが帰る前にミカが帰ってくれたらと思って。 僕そんな呑気なことをみかにもしものことがあったらどうしてくれんのよ。私はね母ちゃんやお兄ちゃんがいるから安心して外に働きに出てるのよ。だのに誰もミカのこと知らないなんかさ、そんな無切りな話ってある? 何言ってんだよ。俺たちにミカのことほっといてくれって言つったのどうの誰なんだ? それはね、余計なことをして甘やかさないで欲しいっていう意味なのよ。身内だったらね、何にもしてくれなくていいつも温かい目で見守っててくれる。それが愛情だっただ信じてたわよ。 [音楽] だのにもうこんなことになっちゃうなんてさ。うん。さツ木さん、あんただってね、子供を持つ母親だったらもうちょっと気を使ってくれたっていいでしょ。 [音楽] お前に人を攻める資格があんのか?そんなにミカが可愛いんだったら自分で守ってやればいいじゃないか。ミカの母親もなさずお前なんだからさ。母親らしいこと何もしないでも偉そうな口叩くんじゃないよ。 私に一体どうしろっていうのよ。私だってね、子供たちのそばにいてやりたいわよ。けど私が働きゃ食べていかれないでしょう。 子供を人のみに育ててやることはできないのよ。親や兄弟にしたって何しとしてくれるわけじゃないしさ。せめて私が働きに出てる間だけだってもうちょっとりやみかのことを気い使ってくれたっていいでしょ。 俺たちだって店が忙しいんだよ。子供たちが外で何してるかなんて見ってりゃしないんだ。そんなことより母親の愛情だろう。学校から帰ってきたって母親ない。夜は遅い。朝は寝てる。それじゃ母親と話する暇もないじゃないか。 [音楽] おまけ年中酔っ払っててとにかく母親が暮らし方を変えなきゃ。 [音楽] 何もかも私が悪いっていうの。私だってね、お兄ちゃんがちゃんと私たちの面倒さ見てくれた夜の勤務めなかすぐになってやめてるわよ。面倒見てくれるどころか食いまで払えっていうような兄弟持ったらね、夜の勤務めだろうが何だろうかしなきゃ竜の教育だってやれないのよ。誰のせだと思ってんのよ。 [音楽] もういい加減にしなさいよ。喧嘩してる場合じゃないだろう。 あんた本当に心当たりないのか? あるわけないじゃないよ。あったら今頃に探してるわよ。 やっぱり警察に捜索願い出した方がいいよ。に申しもことがあったら一生私あんたちのこと恨んでやるからね。あんたたちがね、もうちょっと私たちのことを優しく迎えてくれたら私だって美かのそばにいてやれたわよ。私だってみかのこと守ってやれたわよ。父ちゃんの遺独 [音楽] 1 にしといて私たちにこんなひどい知るなんてさ。あんたたち鬼よ。 鬼ましたよ。みかちゃん 見つかりました。 何すんの?あっよ。 [音楽] おばちゃん 大丈夫?リカちゃん帰ってきてよかった。おばちゃんが悪かったね。おばちゃんがみかちゃんのことほっといたから。おばちゃんがママによく謝るから。今日は俺入ってなさいね。 [音楽] [音楽] ちょっと甘やかさないでよ。そんな綺麗事で住むことじゃないんだからさ。 どこ行ってたの?今まで何してたの? みカちゃん帰ってきたの?み、 ちょっとあんた黙っててちょうだい。ちゃんと言いなさい。 ほぼ歩いてた。 ほぼってどこ? 分からない。 誰と?1 人。 本当のこと言いなさいよ。 本当だもん。 じゃ、どうしてそんなことしたのよ。 歩きたかったから。 このよ、もう。 ほら、もうあんたがこんなことするからさ、ママ、おばあちゃんおじちゃんに怒られなきゃならないんでしょ。ママはね、みかと龍のために働いてお家にはいられないの。そのことはミカだって龍だってよくわかってるはずでしょう。ただのどうしてやってあんたはもうママのことばらしてばっかりいるのよ。何やってたの?ちゃんと言いなさいよ。みか [音楽] ホームを歩いてたって言ってるじゃないか。 俺だって家へ帰りたくない時は塾へ行きたくない時、このままどっか行ってしまいたいと思うよ。ミカだってきっとそうなんだよ。 [音楽] どうしてうちに帰りたくないの? パパもいないし、ママだっていないのも同じじゃないか。 [音楽] あんなパパのどこがいいのよ。 俺たちには優しかったよ。一緒に遊んでくれた。話だってしてくれた。俺たちの言うことだって聞いてくれた。パのところへ帰りたいよ。 [音楽] そう。ちゃんと帰ったらいいでしょ。 仙台でもどこでも行ったらいい。ママってね、そんな子なんかいらないんだから。 何バカなこと言ってんのよ。誰だって父親は欲しいわよ。別れていたらなおさら恋しいんだよ。それ怒るなんてかわいそうじゃないか。りやみかの気持ちが分かったらね、あんたが父親の分まで可愛がってやるのが本当だろう。 [音楽] そうだよ。母親の勝手で離婚しといて。父親の役目どころか母親の義務を [音楽] 6 に果たさないで子供たちに悪体くことないだろう。 子供たち叱るんだったら少しは自分のしてることを考え直すんだな。 私の苦労なんか知らないでみんなで私のことをしてどうせ私なんかね母親よ。ない方がマよきゃいいんでしょ。出てくわよ。 いや、ちょっとやめ。お願いだからやめてください。あんたいすぎよ。いくらあんたがりうちゃんやみかちゃん可愛がった。父親の代わりにはなれないの。 [音楽] 母親の代わりもいないの?りうちゃんとみちゃんのマく子さん 1 人なの?く子さんだっていい母親になろうと思って一生懸命頑張ってんの?出ていけなんて追い出すようなこと 2 度と言わないで。あまねガちゃんのことが心配だったから忙しいお仕事掘り出して帰ってきてくれたの。 みかちゃんのことが大事なの。 いいママよね。 今日はママとゆっくりお話しして一緒にお 部屋きなさいね。 [音楽] [音楽] ほらりうちゃん。ほらりうちゃん。りう ちゃん。 本当にこんなことで遅くなっちゃって ごめんなさい。 あの、キ務時間オーバーした分はちゃんとお払いしますから本当に心配かけてすいません。みんな迷惑かけたわね。この人はね、クリコのことひどい母親だって言うけどね。クリコだってかわいそうなんだよ。もっと私たちに甘いたいんだろうけどもさ、他人がうちに入っていたらそれもできないしさ。みんなに迷惑かけないようにって [音楽] [音楽] 1人で頑張ってるんだよ。 母親が暮らしに追われていたらつい子供にもおろかになってしまうんだよ。 ほら、私だってさ、もうく子ともういむの 間に入ってね、辛い思いしてるんだよ。 あんたたちもね、あの、く子の立場をさし てやってちょうだいね。 ありがとう。ご苦労様でした。 [音楽] ばちゃんごめんね。おばちゃん。ママにぶたれて痛かった。 いいのよ。カちゃんが無事に帰ってきてくれたんだもの。 いいかね。パパと一緒だったの。私パ嫌いだった。酔っ払ってママを殴ったりしたから。 けど優しかったよ。お寿司食べてケーキも食べていろんなこと話した。楽しかった。 [音楽] そうよかったね。 まだ来てくれるってけどママにも誰にも内緒だよ。 [音楽] 指け嘘ついからいいか 何してんの だからみかママに叱られたってぶたれたって平気なんだおやすみなさいおめ [音楽] く子やり美たちの家族はこれからどうなるのだろうにあったというミカの笑顔と子供にそれを隠そう [音楽] とするミにさはふと国たち家族の将来に不安を抱いていたのでした。さき親職どうなってんの? [音楽] はい。 [音楽] [笑い] まだ起きてたの? お帰りご苦労様の 作じゃないわよ。 もう2人とも寝なさいよ。 [音楽] A作さんまだでしょ? 毎晩前晩起きて待ってることないの? A作だって気にしてんだから。 私たちだって気にしてますよ。人が仕事で遅くなっても誰も待っててもくれない。夕飯も食わせてくれないなんて言われたら先に寝たりできないでしょ。それって夜によって後楽へなんか言ってぐぼすなんて。な んで同じこと言ったら分かるのよ。たが後楽で酔っ払っていったことじゃない。そんな根に持つことじゃないでしょ。 持ちますよ。 酒の上のことだってごまかしたってお腹の中でそう思ってるから酔った時に出ちゃうんじゃないの?うちであんたたちは預かっててそんなこと言われたらお父さんだって母さんだって立場がないでしょ。ほんまのお母さんにだって義が立たないもの。朝までだって待ってます。 そんなくだらない場っていつ帰ってくるかわかんない人待ってたら今に体壊すわよ。 だったら本当が起きてんだな。いいよ。 私はひなこがいるもの。 あの、ひなこの面倒を見てA作りまで 付き合ってたら私体を持たないわよ。それ にやっと翻訳の仕事だってできるように なったんだからそっちだってやっていき たいし、あんたが勝手なことしててA作 さんにすることをしてあげられないんだっ たら私たちに関わってやる他はないでしょ 。A作とはよく話し合ったのよ。お互いに 自分のペースを守って自分のことは自分で する。文句は言わないって決めたの。その つもりになれば男だって料理だってできる のよ。しなくちゃいけないんだから。仕事 が忙しいなんて理由になんないのよ。私 だって忙しいのよ。私だって子育ての仕事 して翻訳して家事もして彼と同じぐらい 忙しいの。その上に彼の帰りを待ってご飯 の支度なんかさせられたんじゃたわよ。 お前ねそういうもんじゃないだろ。男に は男の女には女のね役割っていうものが あるんだ。結婚した以上は男に自分の食事 を支作させるなんてな。それ何のための 要望なんだ。それ君の世話ができない ぐらい大変だって言うんだったらさ、翻訳 の仕事なんかやめちまえばいいんだよ。 そんなことず資格なんかがありゃしないよ 。もししたいんだったらね、尿房として することをして、その合間に時間を見て やったらいいことだろ。うん。それができ ないんだったら結婚しなきゃよかったんだ よ。一体結婚だ、お前は。いつ までってもお父さんはそれだから今はね婦って色々変わってきてんのよ。主婦の代わりに子育てまでやってキャリアウマンの妻がで働いて稼いだっていいの。夫婦友働らきだったら当然夫婦で平等に [音楽] 負担するってのはもは当然な考え方なの。 夫婦だからっこうしなきゃいけないって決まりはないのよ。でそれぞれ自分たちにあった夫婦らしさを見つければそれでいいの。 [音楽] お父さんやお母さんが余計な心配することじゃないの。 だったらどうして江君が文句を言うんだ?え?お前の考え方は気に入らない。 だからよく話し合ったって言ったでしょう。もうだからもう寝て。 私たちは私たちの気に入るようにやりたいの。敵の悪い娘おったら親が笑われるの。娘ばっかりホイホイして向こうを粗末にしてるなんて言われたくありませんからね。 人が何と言うといいじゃないの?私たち、私たちのそうはいかないの?私たちだけで生きてるんじゃないのよ。後楽やほんまのお母さんたちへの手前だってあるし。 やっぱり起きててくださったんですか? もうやだ。もういきなり声かけるんだもん。 今夜はいつもより遅くなったからもうお父さんもお母さんもお休みだろうと思って落とさせないように入ってきたんだ。 遠慮することはないんですよ。 A 作さんが帰って見えるまでどんなに遅くたって私たちは起きてんですから。 いえ、どうぞ先にお休みください。その方が気が楽なんです。 あなたがそうおっしゃるから本気にしてたけどとんでもない。後楽行って口こぼされておかげで大端かされましたからね。 [音楽] 母さん、 本音と建前が違うとね、家族はみんな暮らしにくくなるんですよ。 人1 倍神経使わなくちゃならないし。でも作さんの本当の気持ちが分かったから 私たちねどんなに遅くても平気なの。 いつまだってます。作が帰ってきてね、夜食の支度してあげられるなんてのはいいもんなんだよ。しかほら別強別強って言ってさ、親が若いもに取り残されて息子や娘たちにしてやりたいこともできやしない。 [音楽] [音楽] あ、してやれるもんがいるなんて私たちにとってねどんなに幸せかわかんないんだから。そらどんなことでもさせてもらう遠慮しないで。 [音楽] さあ、早くお風呂入ってらっしゃい。その間にビールの支度しときますから。 はい。 遠慮して夜食は食ってきましたなんて嘘つかなくていいのよ。 正直に腹減ってます。ありがたいですって食べた方がお父さんやお母さんも嬉しいのよ。それが待ってた人への礼儀っていうもんなの。 これは寿司だよ。江君寿司目がないだろ。店で客出すの残しといてね。持って帰ってきたんだよ。 良かったわね。お外で食べたら寿司なんかもうめちゃくちゃ高くて食べられないもんね。思いっきり食べなさいよ。わざわざお父さんが A作のために持って帰ってきたんだから。 私もお腹空いてきちゃったな。おさせてもらおうかな。 [音楽] A さん君の分しかないの。あ、じゃあ私はいいですから。長子に 遠慮しないの。お父さんは円作に食べさせたいんだから。 いいだよ。ちょっと見て見て。 ああ、美味しそう。いいよ。 [音楽] い薬 静かに寝てね。今ムつ取り帰っていなこやっと静かになったとこだから。 譲り どうかしたの? 食べすぎたよ。小先輩に夜食だって言って寿司は連れてってもらって久しぶりに腹いっぱい寿司食ったんだ。そしたらまた寿司だろう。寿司食ってきたって言ったらお父さんやお母さんの恋にするってまた叱られるしさ。 [音楽] お腹いっぱいだって言ったってどうせ遠慮 してんだルなんて信じてもらえないしもう いの向こなんて情けないもんだよな。 何贅沢なこと言ってんのよ。大事にして くれないとか言ってぐじるから。身から出 たサよ。男のくせに荒じっ たりするから。い薬はねキッチンの 引き出しの中に自分で飲んでくんのね。 いいですよ。 [音楽] いつまでひなこしてるんだよ、本当に。え、 [音楽] お父さんっておきなさいよ。ひしなこはかわいそうだってんだよ。 ああ、もう腹の減ってる時間なんだよ。 [音楽] ひな子は長子の子供なんですよ。私たちが心配することじゃないでしょ。 いくらひな子が可愛くったって子には子の育て方があるんです。 [音楽] あ、そう。 おはよう。 お、十分投げてましたね。何が気にならなかったんでちゅうか。 [音楽] お父さんミルク はいはいはいはい。 ひの子のミルクは自分で作りなさい。も作さんの朝ご飯の支度もしないで。 そうやってまた鬼に着せる。別に作の朝ご飯作ってくれるなんて誰も頼んでないでしょ。嫌だったらほっといてくれていいの? 何を自分は寝てで起きても来ないで作さんに朝ごはも食べさせないで出すわけにはいかないでしょ。 何もうちで食べなくたって食べるとこなんかいくらでもあんのよ。 私たちがついてって知らん顔はできないの。 それはお母さんの勝手でしょ。私たちだけだったら英作だって諦めて何も食べないで出かけてくの。そういう夫婦でいいのよ。お母さんはごタごと言うことじゃないのよ。もそんなこと言えるわね。お父さんやお母さんがどんなに気を使って A作さんにしてあげたってありがな一言もないんだから。 俺言うくらいだったらほっといてくれた方がいいの。 よしなさいって。 もう顔合わせなんだから。これじゃあ何のために一緒に暮らしてんのか分からしないじゃないか。 うん。本当よ。これだったらほんまのうちにいた方が良かったわ。 [音楽] 何よ?親を当てにして親を後期使ってるくせに。 よしなさい。2 人とも。もうよしなさい。よしなさい。もうはい。ほらミルクできた。はい。早く伸ばしてやんなさい。よいしょ。 [音楽] はい。だよ。 ミルクでよ。 はい。 ああ。もうなんだか嫌なってやったな。 [音楽] 朝から晩までひなこの面倒を見て なんだかひなこのために生きてるみたい。もう一度 1 日でもいいからひなこから解放されて好きなことしてみたいな。おしゃれしてレストランでお食事食べて見たい映画見て。 [音楽] 何を贅沢なこと言ってんだよ。 1日中子供といられるなんてね。 そんな幸せな言葉がどこにあるんだ?一緒にいたくたっていろんな事情があってさ、一緒にいられない永遠親だっていっぱいあるんだからさ。 [音楽] 私子供産もが早かったのよね。 知らないよ、そんなこと。 こんな大変だと思わなかったもの。夜中は必ず起こされて年中睡眠不足だし外出かけるにしたってこの子置いてくわけにはいかないさ。あ、 [音楽] 1日でもいいから独身時代に戻りたいな。 よくもそんなバカなこと。男はいいわよね。仕事だからつって女に赤ちゃん押し付けちゃってさ、外に出たら子供のことなんか忘れちゃって好きかったのことできて。 [音楽] こういう子が母親になるんですからね。 これからの世の中どうなんでしょうね。 本当にもうね。 あのね、ひなにミルク飲ましたらね、お父さんがあの散歩にひな連れてっくからその間にゆっくり朝ご飯食べたらいいよ。うん。 ええ、ひなはまさしくね、おかけの顔だね、これ。え、 美人になるよ。 [音楽] あら、お父さん。 いや、どうしたの? うん。お母さんに呼ばれて。 あら、 随分大きくなったわね。あららら。笑。 いい子だろ。え、ちょっと肉させに声まで行ってね。すぐ帰るから。 あ、そう。 いってらっしゃい。 [音楽] ああ、優雅なもんね。お父さんにこもりさせて。今頃のんびり朝ごはだなんて。 うん。 お父さんもお父さんよね。う車なんかしちゃって。私お父さんだけはあんなこと絶対する人じゃないと思ってたの。あんなに可愛いもんなのかしらね。孫ごって。うちの子供たちはね抱いてもらったこともなかったけれど。 [音楽] 明りたけしの小さい時にお父さんお仕事の 1 番忙しい時だったから同居できてよかったじゃないの。 親にとっては娘夫婦との同居が理想なんだもんね。 娘ばっかり5 人でみんな予面出さなくちゃならなかったってお父さんもお母さんも随分こぼしてたけどやっと 1 人が孫まで連れて帰ってきてくれたんだもの言うことないじゃない私は安心してるの 世間じゃ無責任なこと言うけど娘夫婦と同居するなんて楽じゃないわよ娘甘えてわがままになるしお子さんにはそれなりの気を使わなくちゃいけないしね母さんやっとお父さんと [音楽] 2 人っきりになれて夫婦でのんびり好きなことして暮らせるってほっとしてたの 飛んだなんだわ。 私だってね、英とお母さんの間に挟まれて結構大変なのよ。お金があったら誰が同居なんかするもんですか?これだからね。よくそんなバッチあたりのことが言えるわね。 いくらお金があって別強したって夫婦だけで子育てしていく苦労っていうのはただことじゃないのよ。ここにいたらお食事の買い出しから支宅くまでみんな母さんや父さんがやってくれるんでしょ。それだけだってどんなに助かってるか。 ひなこちゃんの面倒だって見てもらえるんだから。 うちはお店やってるでしょ。同居したら少しは私の自由な時間がもらえるかなんて期待してたんだけど当てが外れちゃった。うるさいこと言われるだけで同居のメリットなか何にもないの。 これじゃ母さんもバカバかしくてやってられないわね。 いいのよ。気に入らなくて出ていくってならさっさと出てってもらっていいの?せ生するわ。ああ、結構じゃないの?血を分けた親子だから勝手なことも言いやって。 [音楽] それでいいのよね。嫁と姑めじゃこうはいかないもの羨ましいわよ。 明かりはまだ帰ってこないの? あ、ごめんなさいね。何してるんだか。もう少しお父さんのおそばにいてあげたいだなんて言って。量はね、もう工場に出てるって言うから良くなってるらしいんだけど。量が 1 人暮らしだからやみ上がりの父はほっといて買えなくなっちゃったんじゃないかしら。 え、お父さん思いなんだね。いい子じゃないくりちゃん。 [音楽] うん。 あれで優しいところがあるからね。お店休んでお父さんやお母さんに迷惑かけちゃって。 そんなことはいいのよ。就職できなかったって言うから来てもらってるだけでけどね。明りもしたいこともない就職もないってんじゃしょうがないじゃないの。だったら一層嫁にでも行った方がいいんじゃないかと思ってさ。ちょうどいいお話があったからそれで今日あんたに来てもらった。明りの円だ。 [音楽] おはようございます。 あ、おはようございます。 お忙しそうですね。 いえ、のんびりやってるんです。 お父さん喜んでおいてでしょう。いつもお 1人で大変でしたから。 1 人が呑気でいい。早く帰れって言われてます。 口ではそうおっしゃってますけど、やっぱりお 1 人の時は寂しそうで、特にこのところ色々とご狼が終わりのようですし、お嬢さんがいらしたらどんなにか慰めになっておられるか。 あの、お嬢さんはやめてください。 はい。あ、申し訳ありません。ああ、これうちの畑のものですが召し上がってください。 いつもすいません。わあ、美味しそう。太陽いっぱい浴びて育ったって感じ。 [音楽] これも秋葉さんが ええ、商品として出荷するものは許容量の農薬を使って身のいいのを作るのですが、これはうちで食べる分なので無農薬なんです。ちょっと見栄はしませんがね。 虫がいる。 すいません。虫取ってきたつもりなんですが 本当に胸野菜なんだ。 よく洗ってきましょう。 大丈夫。虫なんて怖くありません。こういう野菜が食べられたらいいわね。お父さん幸せです。 [音楽] あの、カジュエとか花作りのハウスとかご覧になりたいっておっしゃってるってお父さんから伺いましたが、 [音楽] ええ、1 度も見たことないんです。だからここにいる間に 1度 よろしかったらご案内します。 本当? え、 じゃあ今からでえ、明りのエンド。 もうびっくりしちゃって。 まだまだ子供だと思っていたから、そんなこと考えてもなかったでしょう。もうそんな年になったんですね。 [音楽] 近いな。明かり21 です。考えてみたらお嫁に行ってもおかしくありませんよね。かけどなんや。まだかわいそうな気もするなあ。まだまだしたいこともあるやろし。 [音楽] そうなんですよ。 けどは就職団にぶつかって炙れちゃった でしょ。だったら何でもしたいことしなさ いって言ったんですけどね。何もしたい ことがないって言うんですよ。遊んでても しょうがないからおかを手伝うことになっ たんですけれど いつまでもそんなことしててもね いいお相手がいたら結婚させた方がいいん じゃないかっておかの母が心配してくれて うん。 ほら、ブラブラしてたら悪い虫がつかんとも限れへんわんな。断のお相手は 27 歳になる弁護士さんでお父様がね、法律事務所なさっててお縁もあるしま申し分のない方なんですけれどね男なんですよ。ありに長男の嫁なんて勤まりっこないし。 [音楽] そんなこと言うてたら今結婚でけへんでも 1人か2 人しか子供産めへんやって男の子のほとんどが難やそうやさな。 それに私ねできたら明りは手元に置いときたいんです。たけしは外に出してもいい。娘夫婦と暮らす方がうまくいくって言いますでしょう。 [音楽] うん。けど明りをうち置いとくんやったら結の相手は次やないとあかんわけやろ。 [音楽] これもまた難しい話やわなあ。ま、長内 やろが次やろが決めるのは明かりや。親に は何の力もあれへん。冗談じゃありません よ。明りくまで育てたのは私なんです。私 の気持ち無視して結婚相手決められて たまるもんですか?だったら今の弁護士 さんと一緒になってもらった方が将来は 安定してるしどれだけ増したか知り合し ませんよ。ああ、やっぱりお見合いだけは させた方がいいかもしれませんね。これ だけの条件の方なかなかいませんものね。 あ、そうだわ。分かりに早く帰りに電話し なくっちゃ。もういつまで遊んでくるか 分かりしないんだから。 お母さん、すいません。今日も私ちょっとね、早く出かけなくてならないんです。お夕飯鉄板焼きの支度しておきますから。たけしのことよろしくお願いします。 [音楽] あ、うちの方は心配せんと。 ああ、さっぱりした。 とにかくビール。 うん。 今日は工場早かったのね。 ああ、工場も整理でな。用はないんだ。 ああ、うまい。 やっぱり人についてもらって飲むったら最高だね。 前晩同じこと言うんだね。お父さん 1 人で帰ってくると自分で風呂沸かして自分で冷蔵庫からビールを出して自分でついでの料理も自分で作って 1 人ぼっちの有飯しだよ。味けないもんだぞ。けど 3 年近くも単子が続くとそういうことにもなれて別にしさ感じなくなってたんだよ。 けど明りが来てくれて帰ったら風呂が湧い てる。料理もビルボして出てる。 久しぶりにそういう暮らしになれると やっぱりいいもんだと思う。家族が恋しく もなる。早く東京へ帰ってそういう暮らし に戻りたいってそう思うようになったよ。 バカな夢なんか追わないでまともに サラリーマン続けて東京で暮らすのが1番 幸せなんだって。 納得できるようにもなった。 弱気なんだ。お父さん。やっぱり年なのかな? [音楽] 明りが良くしてくれたんでね。里心がついたのかもしれんな。 私ね、今日あばさんに案内してもらってほぼへ行ってきたの。秋葉さんとこの家がお花のおも見せてもらった。お父さんが買いたいって言ってた家事も見てきた。なんだかすっごく感動した。おじ様ってこんなに輝かしくてあったかいものだったのって初めて思った。 [音楽] 本当に空気が美味しいことも初めてした。私もそこで色々な野菜悪物の命を育てられたらどんなに素晴らしいだろうってしみじみ思ったの。私ね、お父さんの夢応援する家がなって私も手伝うよ。 [音楽] [音楽] 私俳優なり見捨せてから何をしていいのか分からなかった。これからどうやって生きてこうかって結構暗い気持ちだった。 でも私ここが好き。ここで野菜や果物お花を育てられたらどんなに楽しいだろうってずっと考えてたの。ま、そんな簡単なことじゃないけどな。 そりゃ労働は厳しいだろうし、自然が相手だから苦労が報われるとは限らないよね。でも物を育てる喜びがあるし、うまく育ってくれた時の嬉しさなんて倉版じゃ一生味合えないもの。私はお父さんの挑戦したい気持ち多くわかるね。 [音楽] 決めちゃいなさいよ。迷ってることなんかないわよ。 母さんがどういうか。こういうことは父さんの一だよね。 お母さんもここへ連れてきて家事を見せればいいのよ。東京なんかでせこまし暮らしてんのバカバカしく思えるわ。きっと [音楽] 無理だよ。たけしは来年大学だ。東京にいてやらないと。 [音楽] たけしなら1 人暮らしてて大丈夫よ。あんな甘え棒 [音楽] 1 人暮らさせればいいの。少しをしっかりするわよ。 [音楽] 夢にかけるか倉庫版になるか今決めなきゃならない時なのよ。とにかく一度東京へ帰ってお母さんに話してみて。頑張るのお父さん。 [音楽] はい。もしあ、お母さん。うん。お父さんも会場に行ってる。お父さんに変わる。え?うん。 そろそろ帰るつもりではいるけど。 お見合い誰が?私がお見合いするの?やめちょ。絶対にお母さんそんなこと [音楽] 2度と聞きたくない。来ちゃった。 [音楽] お前にお前にねえ。 [音楽] [笑い] 遅くなりました。1箱だけありました。 あ、良かったね、ご苦労さん。 はい。ご苦労さん。 せっかくの話なんだけど、これお返ししときます。あかり全然お見合いする気なんかないの。 [音楽] あかり、この写真見たの? まだいから帰ってこないのよ。 だったら話にも何もならないじゃないの?帰ってきてからゆっくりと無駄よ。 [音楽] 電話で話してみたんだけどね。全然 受け付けないの。こんないいお相手そうは いないわよ。まだ若いつもりでたって 寄り物見捨てたらすぐ年取っちゃうの。 いいお相手がいる時に結婚しないと先に なってこれ以上の人が出るかどうか。本人 にその気がないんだもの。親が押し付ける ことでもないし。ま、いいのよ。私もね、 その話あんまりのきじゃないし。ええ、 だって親子で弁護士の家庭なんてなんだか片苦しくて付き合いにくそうじゃない? [音楽] 私ね、ありにはね、結婚しても夫婦で気軽にうちにデ理できるような人と結婚して欲しいのよ。やっぱりさ、男の子女の子の方が頼りになるもんね。老面倒を見てもらうにしてもお嫁さんより娘の方がどれだけ気軽くだか知り合しないじゃない。 へえ。 あんた明りを当てにしてるの。子供なんて 男の子だろうと女の子だろうと自分のこと に精杯で頼りなんかなりしないのよ。当て にする方が大間間違いよ。当てにされる 子供だってかわいそうですよ。いいの? 明りには私なりの夢があるんだから。親は 誰だって子供に夢を持ってるの?母さん だって5人の娘にはそれなりの夢を持って た。でも1人だって思う通りにならなかっ た。 あんただって長女だものを当然無っておかなを継がせるつもりだってなのにりさんと知り合ったら親が反対する暇もなくさっさと 今頃そんな話 子供なんてそんなもんだって言ってるのよ自分は勝手なことしといて明りを当てにするなんておかしいから私ねじゃお店に出る時間があるから母さん 明りの円談のことは母さんに心配してもらわなくていい からねちゃ はいとではい。 あ、岡神楽でございます。はい。私よ子な母親です。も [音楽] ああ。はい。すぐ参ります。ま、わざわざ恐れ入ります。あの、ずれ改めて俺に伺せていただきます。ごめんください。わし。 うん。 よ子が病気で寝てるって。 なんだ? だいぶ悪いらしいからって。 よ子は。 うん。 あのよ子の務めてる設計事務所の方から私ちょっと様子見てきます。 うん。 もうよ子ったら親の言うこと聞かないで勝ったのことしてるから病気になったって誰にも面倒見てもらえないと。 [音楽] 私も一緒に行くわ。 いいわよ。あんた店なきゃならない。 母さん1 人じゃ心でしょ。いや私の方はね電話さしとけば少しぐらい遅くなってもなんかなるから。 [音楽] うん。すまないけどそうしちゃってくれでひどいようだったらね閉めと私も行くからさ。電話してくれ。 はい。 じゃ、じゃあお願いね。 はい。 お手数けます。 いいえ。 病気で寝込んでるって知らせてくださった方がって様子を見に来たんですけども、何度チャームを鳴らしても出てこないもんですから。 [音楽] はい。 あ、ありがとうございません。どうも。どうも。まあ、こ、洋子。あら、ひどい熱。あら、これは事じゃないわ。救急室呼んだ方がいいね。 あ、そう。 すいません。救急車呼びたいんですけど、こちらの住長 私電話してきました。 すいません。お願いします。 お母さん、そこのタオル取って。 タあ、 はい。 この子一級建築士の試験のこと考えてばっかりたから掃除なんかしてないんじゃないのかしらね。なんかお食事もろなもん食べてないみたい。インスタントとかコンビニエンスなもので済ましたんじゃないかしら。 [音楽] 知らなかったの? いや、時々店に来てたんだけど、私が文句言うもんだから近寄らなくなっちゃって。あ、一級建築士の資格なんか取ったってどうなるもんでもないのに立派な結婚のアイテム決まってるっていうのにこんな思いまでしてた例え資格が取れたって結婚したら何の役にも立たないじゃないのね。 [音楽] それを口酸っぱくしていったって聞く耳持たないんだから着替えのパジャマ持ってかない。 [音楽] まあ、こんなに汚れ物貯めてもうこんなにだらしのないだて思わなかった。な情なこれじゃあ今に太郎さんにだって汗つかされちゃうわ。山口のお母さんにだって顔向けできしない。 [音楽] 危者はすぐ来るそうです。 あ、すいません。猫かさん知らない病院に連れてかれるより A作さんに頼んでA 作さんの病院で見てもらった方が あ、そうね。じゃあ A作さん電話して。あ、何番? 覚えてるはずがないでしょ。うちに長子がいるから聞いて。 ああ、よ子、よ子、洋子。子、 [音楽] A作さんの病院の電話番号教えて。 [音楽] はい。 [音楽] おい、大丈夫かい?横 配炎ですって。 え、 A作さんが色々手配してくださって助かりました。 早く気づかれてよかったです。ほっといたら飛んだことになるとこでした。栄養失長で体力が落ちて肺炎にもなったんですが回復するにも少し時間がかかるそうです。しばらくってことに。 [音楽] どうせなりました。 お父さん。 よ子には日級建築士の受験勉強は無理です。このままだったら太郎さんとのお話もどうなるか絶対やめさせてください。いいですね。絶対やめさせてくださいよ。 [音楽] せ子にもやいにもなぜよ子がそこまで一級建築士の資格を取るのにこだわるのか未だに分かりませんでした。 でもよ子のことを気遣うよいには自分の身に振りかかるの子にまだ気がついてはいなかったのでした。パ [音楽] パ、もうお昼食べたの? はい。お酒にいただきました。 お掃除させていただきます。 少しは休んだな。 あ、丁寧にしたいと思ったらすぐかからないと。 箱本当は真面目なんだ。総の方のお手当てもちゃんと連続からちょっとち [音楽] これね私のお風呂なんだけど着替えたら来てちょうだい。 いや、いただきません。奥さんだって贅沢にお洋服買ってらっしゃると思えないし。こんな大事なもの同じ服着てるもんね。 でもこれは若い時のもんだから役に立てばさ、炭水に寝かしとくのもったいないじゃないの。 ありがとうございます。 じゃあ遠慮なく。ああ、嬉しい。私夏持ってなかったから助かります。じゃあ私ちょっと出かけてくるから。あの夕方までには帰ってくるけど夜のお店の準備よろしくね。 [音楽] はい。どうぞごゆっくり。おさんの分まで頑張ります。はい。じゃあ行ってきます。行ってらっしゃい。 [音楽] はい。 [音楽] お母さん買ってさせていただきます。嬉し。 あ、食べてる暇ないからお結び持った。母さが病院にいるうちに行きたいと思って。兄弟が大勢だと大変だわね。年中誰か誰彼かが何かあってでそのたびにさ、お見舞いだのお祝いだのって顔出さなきゃなんないしさ。それだったん手ブで行くわけにいかないんだよ。 お互い様だろう。 ジ子さんってさ、お見舞に行かなきゃならないほど悪いの? 入院したって言うんだよ。知らん顔できないだろ。 まあ、この一がしいのに人騒がすね。もう 病気したくてしてるわけじゃないんだからしょうがないだろう。もう早く行った方がええよ。 じゃあ後とお願いします。あとお願いします。 あ、行ってらっしゃい。 小倉の皆さんによろしくな。 はい。さ きはね、年ガ年中働いてて自分が遊びたくて出かけるなんてことはしないんだよ。 の 1ぐらい聞きてしちゃったっていいじゃないか。 あら、私だったんだね。年中働いてる。遊びなんかいかないわよ。打ちがないからさ。さツきみたいに身内を工実にして出かけることもないの。ああ、哀れなもんですよ。 [音楽] 小倉の4条洋子が入院しました。 一級建築士の資格を取るための受験勉強の無理がたって肺炎になったということでさは忙しい中お昼の短い休憩時間に暇をもらって内 [音楽] 20番ください。 [音楽] まだ嫌だ。あんたどうして分かったのよ、このこと。 海子から出会ったのよ。 おかに野菜届けに行ったらよ子が入院して母さん病院に出かけていなかったってもうふみ子も要計なことだって心配してんだよ私たちってびっくりしてとにかくどんな様子か母さんが病院にいるうちにと思ってうん。 [音楽] あさ木さん許してくだんですか?お忙しいのにわざわざさどうぞごいなく私はあのまちゃまってます。 よろしいのよ。 ささんにも聞いていただきたい。 どうも どうも。ゴブ私の方 どうしたのよ。元気印の洋が開演だなんて。 そうでしょ。まあまあいくら元気だからって食べるものもろ食べないで設計事務所のお仕事をしながら一級建築の受験勉強してたって言うんですもの。 体壊すの当たり前ですよ。こんなま、無茶なことってありますか? 食べるものも食べないでって一体どういうこと? [音楽] 忙しいと料理してる時間もったいないらしくて、ま、それだけ受験勉強に打ち込んでるっていうことですから。 けど自分で作る時間がなかったら外でいいらって食べることもできるだろうに。母さんとこ行ったってうち来てくれたっていいんだし。いや、お店にはちょこちょこ来たんだけどね。 [音楽] 一級建築士の資格なんかとって何になるのって私が文句言うもんだから来なくなっちゃったの。 いや、あの彼女自分がわがまを通してるってことをよく知ってて誰の力も借りないで 1 人で暮らして一級建築の資格を取ろうって決めてたんですよ。ですから僕の演者も一切受け取ってもらえませんでしたしそれに設計事務所に務めると拘速されるっていうんでバイトの収入だけでやってたもんですから外で外食する費用もなかったんじゃないですか。 ありがとう。母さん初めてそんなこと聞いたわ。 母さん、よ子さんの生活費はあなたが出してあげてんだとばっかり。洋子さんもそれを断るなんて失礼じゃないの?洋子さんはもうちの人も同じなのよ。それを急にそんなそれじゃよ子さんまるでうちの人間じゃないって言ってるみたいじゃない?うちの人間になりたくないってこと? 違うんです。 だめだよ。きりしちゃん大丈夫だよ。分かってるんだから。 ニューヨーク龍はね、僕の判として ニューヨークブラシを経験しといてもらう のも必要だと思って、僕が望んだことでも あるんだし、彼女だってそのつもりで言っ てくれたんだよ。向こうで室内装飾や建築 の勉強をしているうちにどうしてもプロと して一級建築士の資格を取っておきたく なったんですよ。彼女何年か前にハワイの 留学から戻った時に頑張って2級建築しか 戻ってるんですよ。 だからニューヨークから帰る時にその上の一級建築士もって欲が出たんですね。でもそれ自分の勝手でやることだからあくまでも自分だけの力でやりたいってうちの援助断ったんですよ。 [音楽] 申し訳ありません。太郎さんに 1 年だけ私に私の時間をくださいってお願いしたんです。 僕たちも随分周り道して何でも無駄にしちゃったからね。今更ここで [音楽] 1年や2年結婚が遅れたってな。また そんなこと何年も無駄にしてきて2人とも 年取っちゃったから1日も早くって言って んじゃないの ね。私の言ってること間違ってます?いえ 、妙子様もおかのお父様やお母様の おっしゃること全然聞こうとしないの。 さきさんからも少しおっしゃっていただき たいわ。私よくわかんないんですけどだっ て好きな方と一緒になれるんです。1日も 早く結婚したいと思うのが当たり前でしょ 。山口家の人となったら主婦としてでなく 太郎さんのお仕事の役に立つことも色々 ああるって伺ってます。私は 私1人でも生きられるるっても痛いだけな の。例えそれが一生役に立たなくてもいい 。それを持ってるだけで安心できるの。 主婦だけしかできない女にだけはなりたく ない。そんなの惨目じゃない。 山口太郎の妻では生がいも夢も誇りも持てないっていうの 違うよ。山口太郎の妻だけじゃなくて自分の世界も持ちたいっていう僕だってそういう女性になってほしいと思ってるしさ。 そうやった。あんたも洋子さんにいいくめられてりゃもうしないわ。 [音楽] 母さん。 あんたそれでいいんだったら母さんも何も言いませんけどね。 よ子さんにもうこんなに振り回されても黙って言いなりになってるなんて。これじゃ結婚してからだって先が思いやられるわよ。 あの申し訳ございません。洋子には私どもからよく申し聞かせますから。 私のホークス洋子さんのお見舞いましたのに失礼なこと申しまして。 ただね、よ子さんとはもうこの秋にもしきをってたもんですから、ついよ子さんもまだお若いんだし、なされたいことが色々あるでしょうけど、体壊しちゃったら何もなんないのよ。大事にしてくださいよ。はい。じゃあ私はこれでよ子さんのことよろしくお願いいたします。 あの、僕ももう少し突き取ってたいんですけど、どしてもこの後仕事の予定がありますもんで、今日はこれで失礼いたします。 まあまありがとうございました。 また来るから。無理しないでちゃんと情しなきゃだめだよ。いいね。 [音楽] ごめんね。心配かけて。 本当だよ。マンションにも来るなって言うから 1 人で頑張って勉強してるんだなと思ったらこれだもんな。いい加減にしてもらいたいよ。したら島でも食べにもな。元気になるの待ってるから。 [音楽] じゃ、どうした?よろしくどう?おにませんでした。どうくさい?子もなんだが大変ね。私疲れちゃった。 ごめんね。せっかく来てくれたのに。 山口のお母さん洋子にはよくしてくださってるでしょ。 もう倉のお店だって共同士の形で山口さんのビルの一部屋を提供してくださってんでしょう。 [音楽] すごく話の分かる人だと思ったんだけど、結構言う時はっきり言うのね。 おっしゃってることは当然なの。私には何にも言うくないわ。あのうちにお嫁に行ったら山口の人間になりきらなきゃ勤まらないの。もちろん贅沢はさせてもらえる。社長夫人としての華やかな役割だってある。 それが幸せだって思う人もいるかもしれ ない けど私はおか洋子としての生きも持ってい たい自分の仕事もしたい 一生山口の嫁山口 太郎の妻だけで終わりたくない私なんか ラーメン屋の尿房をやってるおかがない からそれが生きだと思ってるけど子みたい に自分のやりたいことを思ってるの だんだん出てくんのね。普通の奥さんじゃ満足できないのかもしれないね。ああいやだやだ。よ子みたいな娘持つと親は飛んだ際なんだ。どれだけ頭下げなきゃならないか。 [音楽] [音楽] 何も頭下げることなんてありはしないじゃない。婚約すりゃ住むことだよ。 あんな人、 あんなおさんとこ洋読みに行ってうまく行く通りじゃないだろ。 今なんてそんな洋ニューヨークの留学だってさせてもらってるし。おかの店だって太郎さんと洋は結婚するから共同経営者になってくださってんじゃない。もしお断りするようなことになったら 店なんてやめたっていいよ。ああ、やりたきゃ他でやるさ。今ならね人の世話にならなくたってあれぐらいの店あげてみせるさ。 [音楽] それからニューヨークの留学費だってな、耳揃いで返してやるからね。 心配するな。 お父さん。 よ子の結婚にはね、私たちだってもう随分振り回されてんだよ。もうたくさんだよ。山口親子に頭下げないですぐだけでも生するわ。 余計の石界はやめて。私太郎と結婚するの。太郎と別れるつもりない。私が一級建築士の資格取ることにも賛成してくれてるし。結婚しても仕事がしたければしたらいいって言ってくれてる。 [音楽] 何夢みたいなこと言ってんだよ。お前もあんなおさんがついててな。そな勝手なことさしてもらえる通りがないだろ。 お母様が何よ。太郎さしっかりしててくれたらお母様の言いなりなんかなりしない。 [音楽] よこ 母親の言うこと聞かないからって感動されたら山口の家へ出れば住むことでしょ。私財産なんて欲しくないもん。 私が働いで太郎を食べさせる。それぐらいの覚悟はできてる。だから何が何でも一級建築士の資格は取らなきゃならないの。 [音楽] お父さんなんだか疲れちゃった。ちょっと寝るね。 [音楽] さいません。 いつもにあんな娘になっちゃったんでしょうね。他の子はみんなまともに結婚してそれぞれおさんともうまくやってるって言うのよ。今からお仕さんて張り合う気になってそんな子に育てたつもりはなかったのに。あれじゃ太郎さんと結婚しても修らばですよ。 もうね出る幕じゃないよ。 泣こうが血の雨が降ろうが知ったことか。 何が飲んでも太郎さんと一緒になるつもりなら一級建築士の試験なんて落ちたらいいんです。そしたら諦めて大なしく山口のうちの人間になるでしょ。 けどね子はやっぱり倉の娘だよ。山内のうちの役に立たないことをしてる間は栄養師匠になるぐらい困っててもね太郎君の演慮は受けない。 [音楽] 自分の稼いだ金でやりくりしてあんた受事件勉強してるなんて少年が座ってるよ。立派なもんだよ、本当に。これから少しこつくやんなさいよ。 冗談じゃありませんよ。今度の病気で懲りてそれにお金がなかったら受験勉強だってやめるつもりにだってなるかもしれないでしょ。一切洋子は助けません。ここへ来ても食事はさせないでください。辛い思いをしなかったら答えはしないんですからね。 [音楽] ただいま帰りました。帰り。 帰ってきたな。 う、お父さん良くなったの? うん。 一緒に帰ってきた。 うん。 あ、これお土産気の日も美味しいのよ。あ、どう?あ、そう。うまいんだよ。それ [音楽] 今夜からまた手伝わせていただきます。 はい。はい。 で、お父さんうち帰ってきたんでしょ?店はいいからうちにいなさい。 [音楽] 今夜はね、お父さんとお母さん夫婦で大事な話があるの。私はいない方がいいの。夫婦で決めることだから。 [音楽] 大事な話ってお湯の宅か。いや、りさん、お風呂から上がったらビール飲むでしょうから。お酒のお魚を何度っちゃうか。いえいえ。 [音楽] [音楽] [音楽] お湯の支度してありますからよろしくお願いします。よいしょ。今夜も出かけるんかいな。久しぶりに量が帰ってるんや。今夜お湯夕飯一緒にお勤めしてる以上無責任に休めないんですよ。 ま、それは前って分かっていたらね、 代わりに誰かを頼むってこともできたん ですけど、急に帰ってくるんですものけど 、今度いつ帰ってくるか分かれへんのやろ 。長いこと別れて暮らしてるんや。 勝てツもる話もあるやるし。大丈夫ですよ 。近いうちにりさんに戻ってくるんです から。やっぱり戻る んかいな。はい。 うわ、良かった。ほんまに良かった。 [音楽] ああ、さっぱりした。 やっと我が家へ帰ったって気がするよ。 はい。 長いこと不人で大変やったなあ。ご苦労さんでした。 はい。 あ、もうすぐ東京へ帰って来られる。そうやないか。おめでとうさん。あ、あんたもやよいさんもやれやれやな。 やよさん勝てどなにあんたについて言い訳行きたいかったやろにもう足でまといな当てみたいのがいるしたけしの学校あるし思うようになれんと [音楽] ほんまに気の得なことしてしまったもやっとあんたが帰ってきてくれることになってあってもうほっとしたわ君をなビールおい え私これから仕事だから なんだ出かけんのか 今のお店ねがオーナーなんだけど結局私がマネージメント任されちゃってるのと言ってもねお客様のご予約とかお店にいらした時のご接態とかでねお金のことは経理担当の女性がいるんだけれどもなんつってもほらお店の顔みたいなところがあるでしょうなよねいいがいらしてくださるからう [音楽] うん。結構気は使うんだけどでもね、その 代わりやりがいはあるのよね。そういう いい仕事に巡り合えて本当にありがたいと 思ってるんだけど、ここまでなんとか続け てこられたのはお母さんのおかげなの。私 が出かけてもお母さんがいてくださって たけしにお夕飯出して食べさせてくださっ てるからたけしに不十の思いさせないで 住むしお母さんがいらっしゃらなかったら とも夜仕事に出かけるなんてことをでき なかったわ。感謝しています。何言って なんやさんに助けてもろてリハビにもする 気になった。 なんとかしてやよいさに迷惑かけんでも住むようになりたい 1 年でリハビにも頑張れた。もう少しでもこの家の役に立らな申し訳あれへんもわねえ。今日本社に寄ってらしたんでしょ?次のポストのことでなんかお話ありました?私が心配することじゃないわね。 [音楽] 私はあなたが東京に帰ってきてくださるさえすればそれでいいんだから工場閉鎖さになったって会社が潰れたわけじゃないんですもの。安心しています。 [音楽] あ、たけしお父さんお帰りになってるわよ。 おお元気か?あ、 事件勉強どうだ? まあね。 なんで久しぶりに帰ってきたってのに父親は何だと思ってんだよ。 [音楽] 照れてんのよ。男の子ってみんなあんじゃないですか? そうや。もうつも口聞いたら損みたいな顔して。何してやったかていないわ。男の子 母親が夜ないってのも良くないんじゃないか。話相手がいないってのはなんとなくこのメイルものなんだよ気持ちが。 親なんて関係ないのよ。 もう何でも自分で考えて何でも自分で決める年になっちゃったの。母親がそばについてうるさく言ったら嫌がらだけなんですから。 そうか。甘え棒だったけもそんな年になったか。じゃあたけじのことはもう心配しなくたっていいんだね。もう東京で 1 人暮らしさせたってどうってことはないんだな。 俺会社やめるよ。気で過重園やるんだ。野菜も作るつもりだよ。 やめるって。 今とこいたって先の望みはないからね。やめるい時だよ。 首になったわけじゃないんでしょ。 子会社に行が決まってんだ。倉庫会社だ。 倉庫 物はこの預かるこの倉庫だよ。 あなたのとこそんな会社もやってるの? 以前は者の製品を保管してたんだがそんなのんびりした時代は終わったんだ。 生産の合理化をして品のストックをなくしてその倉庫にこの別の会社のものを預かればお金になるじゃないか。 [音楽] じゃああなたそこへ 一応責任者としてな。 結構じゃないの?技術屋の仕事は社の名が勝ってるから神経使うってあなた言ってらしょう。今度はただ物を預かるだけなんでしょ。やっと楽できるんじゃないの?術屋の仕事は若い時の仕事よ。 [音楽] もう楽させてもらってもいいんじゃないんですか? 物を作ってきた人間にそんな仕事ができると思ってんのか? だってお給料は今まで通りただけるんでしょ?だったら何も文句言いことないじゃありませんか? 金をもらえばいいってもんじゃないだろう。 それで家事園やるよんかいな。 ね。家園譲りたいって老風がいるんだよ。ま、農存の光景者少ないから [音楽] 23年は教えてもらうって約束でさ。 そしたら俺たちだってできると思うんだ。いいとこだぞ。お袋もさ、あっちで暮らせばきっと長気できるよ。うん。そんな夢みたいなこと。東京で育って土のないとこで暮らしてきた人間がそんなことできるわけないじゃありませんか。 [音楽] [音楽] いや、それがさ、 うまくいかなかったら私たちどうやって暮らしていくの?このうちの論もまだ残ってるんですよ。たけしはこれから大学なのよ。 明りは嫁にもやらなきゃならないの。 あなたのお給料が頼りなのよ。 この福役で失業する人がどんどん増えて るっていうのに 会社が面白くないからやめるなんてよく そんな贅沢なことが言えるわね。お母さん もう少し頭冷やに言ってやってくださいよ 。たけしが来年大学受験控えて るっていうのに気も過事もないでしょう。 大学に入ったら東京に行ってやらなきゃならないんですよ。もう本当に何考えてんでしょうね。 [音楽] たけしのことなら下宿させたって 1人でやっていけるさ。 私は行きませんよ。岩へは家樹ジも畑もごめんです。それじゃ私出かけてきます。お願いしますね。あなたそんなバカなことたけしにおっしゃらないでくださいよ。 [音楽] できるはずのないことだと分かっていても 聞いたらしだって同揺するでしょう。今が 1番大事な時なのにも父親としての責任 ってものもっとよく考えてくださいね。 行ってきます [音楽] よ。 あんた本気かな?あ あ、 あてはあんたの気持ち分かるようわかるで悔しの当たり前や。やめたろうもやけどなあ。家族抱えてたら辛抱せなしな。男なんてみなそういう思いしながら見してるんや。 [音楽] 家族を抱えたら男が一生好きなことはできないってのか。 そら家庭が壊れてもええ言うんやったら別やけどな。 家族が賛成してくれたらどうってことないんだな。 そらそうやけどやよいさんがうんていうはずあれへんやろ。 説得するよ。 あほ。あんたえ加影甘いなあ。今のやよいさんはあんたが思ってるやよいさんとは違うんやで。 あんたが単心不妊して気に行ってる前にやさんをお勤めして仕事の面白さ知ってしもうと [音楽] 何があったかてもうやめる気はあれへんな。たけしを実にしてるけどほんまは自分が東京へ残りたいや。 [音楽] そんな若は取らないよ。 あんた何にも分かってへん。 あんたが自分を通思たら必ずこの家は壊れる。あてはそういうあんた見るのは辛いんやな。頼む酒。今度はあんた俺なれへ辛抱するんや。 [音楽] 冗談じゃないよ。俺は2 年以上も家族のために多にしてきたんだよ。もう自分やったつもりだよ。もうたくさんだよ。 けど俺はやよいを信じる。 サラリマの辛さい試合だって男のロマン だって話せば分かるやつなんだよ。お袋の ことだって病院でネタきかわいそうだと 言って次男の嫁なのに自分で世話をするっ て言ってくれた女だ。 大丈夫。分かってくれるよ。 [音楽] お疲れ様でした。お疲れ様でした。わかり 後方はいいから早く打ち帰いなさい。 なんとな気が重いな。 そうね。やいがうんと言ってればいいけどね。 お父さんとお母さん意見がなかったらどうするんだろう。両親の間に挟まれて娘としては悩んじゃ。 へ、日本はな傷不随の食いたんだ。夫のすることには妻は黙って従う。明りのお母さんはそういう教育を受けてきたんだよ。お父さんのすることにさ、決めたことに逆らうような女じゃないよ。うん。今の若者とは違うんだから。 [音楽] 私は嫌ですね。 家事園なんてたまに行ったり趣味でやったりするから楽しんで。そこで暮らして農業仕事にしたらそりゃ大変なことだわよ。やいがかわいそうだわよ。 そうかな。私はお父さんに賛成なんだけどおばあちゃんみたいな考え方の人もいるんだ。うちのお母さんも反対してるかもしれない。そしたらお父さんとお母さんどうなるのかな。 夫婦喧嘩はたくさんよ。 5人も娘がいたらいつでもどこかでなんだ かんだって問題抱えてそのたびに親も 巻き込まれて迷惑するの。あんたんとこも 色々あったから私たちもとばっちり受けて もういい加減してほしいわね。だってなん だから仕方ないだろうが明かり あんた女の子なんだからお母さんの味方に なってあげてね。今ね [音楽] なんだこりか。 どう寝てたの?あ、これ岡倉のじいちゃんがお父さんとお母さんに食べてお父さんもお母さんも大変だったんだろうからって。 [音楽] 話はうまくいった。 母さん帰ってこないんだよ。 どこ行ったの? 店だろ? 店ってお勤めんでたの? 休めないそうなんだよ。 そんなバカな家族の梅決める大事な相談なのよ。そのためにだってお父さんわざわざ帰ってきたんじゃない。明日また気に行っちゃうのに。工事を閉鎖するまでに決めとかなきゃ今夜しかないの。 [音楽] [音楽] そういうこと。ちゃんとお母さんに話したの?それでもお母さん勤務めに行っちゃったの? お母さんは気に行くつもりなんか全然ないね。話 6 に聞こうともしないんだよ。相手にもされなかったよ。 失礼しちゃうわね。 本気にしてないんだよ。父さんにそんなことができるかってばかりしてんだよ。 お母さんに分からないんだ。お父さんのロム だからこうしてもっとじっくり話し合うつもりで待ってるんだがね。 あ、やよったのか。 こんな時間まで帰ってこないんじゃ話し合うつもりなんか全然ないんじゃないの? そりゃ諦めなれ言うたやろ。今更夫婦で涙風立つようなことせんかて。あんたまだ丁年までに 10 年以上あるやろ。何もそんなに慌てんかて給もらえるもって。 それからのんびり田舎へ引っ込んだらええことやないか。 それじゃ遅いんだよ。転身するんだな。今 [音楽] 働き盛りの時じゃなきゃ同落じゃないんだ。仕事なんだからさ。 なんげやなあ。変なもんに取り憑かれてしもって。変なんかじゃないよ。お父さんは人間らしく行きたいと思ってるの。私はそんなお父さんが好き。 [音楽] おばあちゃんもお父さんの母親ならお父さんの味方しないでどうするの?い や、かてお父ちゃんの気持ちわからんわけやない。片ってもやりたいけどおばあちゃんはこの家で世話になってる。やよいさんにも用してもろた。そう簡単には行けへんのや。 [音楽] [音楽] 分かった。分かってるよ。もう何も言うな。 お父さん、 まだまだ時間はある。精い一杯話やってみる。つりだ。 [音楽] やよいのとこは明りがまともになってくれてやれやれと思ってたのにさん一体何考えてんでしょうね。い いかにしなさいよ。うち帰ってまで文句言ってたらさ、ナ子だって心配するだろう。な子には関係のないことなんだからさ。 [音楽] [音楽] あら、 なんだかお声がしまってね。 いなちゃん、お見てちよ。 [音楽] ナちゃん。なちゃん [音楽] 何よ? もうそんなにここにいるのが嫌だったら数と好きなとこに行けばいいでしょ。もうちょっとと出てきなさいよ。 何をどうなってんの?ね、びっくりね。し、な [音楽] んだよ。お、 珍しく作が私たちより早く帰ってると思ったら言か。 A作さん、お湯は反したの? こんなとこにうちでごたんか食べさせることないのよ。出てかないんだって。追い出してやる。う [音楽] ママは何起こってるんですかね? はいはいはい。 美人のお顔が大事でね。はいはい。すげえかなんて犬もいりませんよ。 お探せして申し訳ございません。お疲れでしょう。先におやすみください。 [音楽] たちの喧嘩を見て呑キに寝られやしないでしょ。一体どうしたっていうの? [音楽] 大したことじゃないです。私たちも休ましていただきますから。 [音楽] 大したことじゃないなんてよく言えるわね。 人ばかりすれなことしといて。 が子 もうそんなとか別れる。もう顔も見たくない。 [音楽] いい加減にしろよ。お袋がどこへ手紙そうと勝ってだろう。 そりゃ勝ってでしょうよ。でもね、あなたこのうちに住んでんのよ。ここへ出さないで病院に出すってのはどういうことなのよ。 [音楽] うちに世話になってるっていうのに人踏みつけにするにも程があるじゃない。 手紙側どうかしたの? ほんまのお母さんからの手紙が彼の背のポケットに入ってて、 それが病院当てになってんの。 人の背びのポケット勝手に探るような真似して君のしてることだって随分ひどいじゃないか。 [音楽] 私に見られたら困るような手紙を書くお母さんの方がよっぽどひどいじゃないのよ。ほんまのお母さんね。 A作のうちに痛くないんだったらさっさと出なさい。費用がないんだったら出してあげるなんて書いてあるのよ。 どうせこの人が口でもこぼしたんでしょ。お父さんやお母さんがこの人のことどんなに気を使ってるかこの人に分かってないのよ。 俺はね、 ほんまのお母さんもお母さんよ。私たちの面倒は一切見ないとか言っておきながら影てこっそりこの人炊きつけて私たちをこのうちから出させようとしてるなんてやり方が汚いわよ。 そりゃいつまでもここにお世話になってじゃ申し訳ないと思うから。 何よ。 自分の息子と孫を嫁の実家に取られるのは悔しいからでしょ。 まあまあお母さんのことより A作さんだって色々気に入らないことがあってこのうちにいるの嫌なんでしょ。いやだったら仕方がないわね。肝心なのは A作さんの気持ちなんだから。 いや、私はそんな 面解はいいの。嫌なところに無理に頼んでいてくれとは言わないわよ。 このうち出てってお母さんの塩食いでも何でもしてもらって好きに暮らしたらいいじゃないの。誰に遠慮することもないわよ。長子 [音楽] 私とひな子は出ていきませんよ。ほんまのお母さんの家庭にさせられてたまるもんですか? あなたが1 人で好きに暮らしたらいいでしょ。 お父さん。 え? ひなこミルクの時間なの? はい。はい。 あなた 自分で作りなさい。 1日私ひなこの無理しながら仕事してて もうへトヘトなのよ。 お父さんがひなこのこと面倒見てくれてる おかげで私どんなに助かってるかわかん ないのよ。 A作なんて私にひくしつけて何にもして くれないんだから。 私このうち出てて誰にも甘えられないの。 精神的に参っちゃ。 ここにいるおかげでなんとかひなくを育ててられるの。 うん。 どこに行きもないの。 分かってるって。子供育てるって大変なことだよ。父さんできることはも何でもしてやるから誰に気することもいらないんだよ [音楽] ね。ああねひおじりちゃんがいてくれ。はいりませんよ。みなちゃん [音楽] ねえ。 おばあちゃんは怖いですね。 怖い。 でしなさい。 [音楽] な子たち別強させた方がいいかもしれませんね。 何たバカなことを言ってるんだ? 嫁の実家の世話になるってのは男にとっては昨日重いことなんですよ。このままだったら作さんも長子もうまくいかなくなるようなことだって。 [音楽] 長子とひなが可愛かったらね。江はうちにいるさ。な子の気持ちも分からないようだったらそれだけの男だよ。 [音楽] 別れたってどうってことありしないや。なとひなは私は面倒見るよ。めたってさ、まだまだ働けるんだよ。私は [音楽] [音楽] 助けて。おばあちゃん助けておじちゃん。 おばちゃん [音楽] いくら欲しいから人のもの盗むなんてみかはいつからそんな情けないの? [音楽] ちょっとほっといてよ。自分のこれ何しようとか勝でしょう。他人は引き込んでてちょうだい。 何を何よ。見物じゃないのよ。ゾろぞろ出てくることないでしょ。 帰るの やだ。 おばあちゃん助けて。お家へ帰たらまたママにぶたれちゃう。怖いよ。 [音楽] どうしたのよ、一体。 こんな真夜中にお前今帰ってきたのかい? 何時だと思ってんだ?夜中の2 時だぞ。みかみたいな子供がいる母親が帰ってくる時間じゃないだろう。 遊んでたわけじゃないわよ。こんな時間まで働かなきゃね。親子 3人食べてくわけにはいかないのよ。 また酔ってんのは お酒飲むのは商売ね。売上あげなきゃさ、部合だって上がんないの。 何もそんなにまでして稼がなくたって夜中に帰ってきて酔った勢いでミカを起こって私たちまで叩き起こされちゃたまんないわよ。 一体どうしたんだよ。 ミカがこれ持ってたのよ。隠して。 こんなもの買うわからなんて渡してないしさ。誰からもらったのって言ったら黙ってるし。盗んだと思うより他ないでしょ。 人のものなんか取らないよ。みか 買ったんだったらそのお金は誰からもらったのか言いなさいよ。 じゃこれをくれた人がいるのね。その人の名前。ママがちゃんと俺礼言わなきゃならないでしょ。 誰なの?黙ってちゃわかんないでしょう。 やっぱり盗んだんだ。本当のことやりな余計なことしないんだよ。迷惑よ。 そのばっか私がみんなに内緒よって言ってあげたの。だからみかちゃん黙ってたの。 [音楽] 悪かったね、みかちゃん。ママにこんなに叱られると思わなかった。 ちょっとそういう切ね。うちはね、私の細物とした稼ぎしかないのよ。お兄ちゃんに助けてもらえるわけでもないし。貧乏なの。子供たちにはお金のない暮らしになりさせさなきゃいけないのよ。彼でそういうことして甘いかされたら困るの。母親の立まってものがないでしょ。 [音楽] そりゃそうだ。 く子にはく子の親としての育て方があるん だもの。この子たちがかわいそうだという 気持ちが少しでもあるんだったらさ、もう クリコが夜働かなくても住むように生活費 を助けてやるとかものが欲しかったらさ、 お金を子に渡が買ってやれるような形にし てやらなきゃ しなくてもいいことしてみに 文句言われてりゃないよ。そうだよ。 俺が寝ったって贅沢だわま言うんじゃないとかって何にも買ってくれないくせにみかばっかり可愛かっちゃって俺のことも少しは考えてもらいたいな。 みかちゃんはね父さんがいないのだからお母さんが気を使ってあげてるのよ。真とは違うんだから。 2 目には父親がいない。父親がいないって馬鹿にして同場されるんがたくさんよ。母親だけだってね。立派に育て見せるわよ。いい [音楽] 2度と父親の話はしないでよ。いいわね。 子供いらないから。 だめ。これミカノ。ミカノなんだから。 ママがちゃんと買ってあげるから。 これがいいの。他のものなんていらない。買って欲しくない。 [音楽] ああ、それミカノだから大事に持ってなさい。 ありがとう。 父親なんかいなくたって私たちはしっかり暮らしてるの。それだけは壊して欲しくないわね。 [音楽] く子がどれだけ傷ついてるかあんた分かってんのかい?無神経だったらあれないわよ。 おらおら。 [音楽] ミカが大事に隠していたバッグはかにミカに会いに来たミカの父親に買ってもらったことをさきはしていてとっさにミカをかっていたのでした。 ただ別れた父親へのミカの気持ちを思うと、これから先のことがふとさつきは不安になっているのでした。 [音楽] ねえ、私のこと間違ってる? 誰だって反対するわよ。庭の草むだってしたことないさんが今頃から火家園やったってうまいこと行くはずがないじゃないの。 まだたけしの弾だって残ってるしたらどうすんの?いろ路に迷うことにって治りかねよ。 そうでしょ。もう家族がいる以上どんなに嫌な思いしたって家族への責任があるんだもの勝手なことはできないしちゃいけないと思うのが当たり前でしょ。それをねもう今まで [音楽] 20 年以上家族のてめに働き続けて俺の人生犠牲にしてきたんだ。 そろそろ俺自身のために生きてもいいだろうなんていうの冗談じゃないわよ。それじゃ私はどうなるのよ。私だって結婚して [音楽] 20 何年自分のしたいこともしないでただ家族のために尽くしてきたのよ。偽ったっていうならさ私だって同じじゃないの。 女は本当に損だわよ。 男の人は結構外で美味しいもん食べたり飲んだり、女の人と遊んだり楽しい思いもできるけれども女をうちに閉じ込められて家事とこもりに開けくれてきたんだも男とは大違いですよ。 女と遊んだことないよ。俺は 昔ありました。 ちゃいちゃい 本当にね。今頃になって自分の思う通りに行きたいだなんて。 私だってね、野田のお母さんが良くなってくれて、やっと自分の気に入った仕事を見つかって、これから本入れて取り組もうと思ってた時なのに、私のことなんか何にも考えてくれてないんだから。 いや、私だってトルが会社やめて自然食品の店やりたいって言った時反対したけど結局押し切られちゃったんだもん。男には叶んなのよ。 あんたんとはいいわよ。だって今は夫婦で力合わして仲良くやってんだもの。 とんでもない。 商売するなんて大変。ただこうなったら やるより他ないんだもの。夫婦喧嘩してる 暇もない。 ああ、配達に来て売ってたら商売上がっ たりだ。ほら、まだ配達残ってんの?うん 。配達住んだらすぐに店に帰らないと。 夕方お店忙時間だから。じゃあ やよい姉ちゃんはい気に行くつもりないん だ。当たり前よ。 寝したって東京にいる。どうしても今の仕事続けたいもの。 あ、分かり なんだ。 お母さん来てたの。ちょうど良かった。私今日でバイトやめさせていただきます。 え え。 明日行ってお父さんが東京引き上げるまでお父さんと一緒に暮らします。 明かり お父さんの知り合いの人が家園やってるの。色々教えてもらうと思って。 だってお父さんが家人やる時に手伝わんなきゃならないでしょ。今から少しでも勉強した方がいいじゃない。 あかり 急にやめて申し訳ありません。 そんなことはいいけどさ。 あかりちゃん本当に家事やるつもりなの? うん。あのね、浮気のなしはそりは見事な身がなるんだから。自分が炭水して育ててあんな素晴らしいができたらどんなに素敵だろう。こんな東京で何の希望もないくらいするよりどれほど機会があるか。 [音楽] それが分かってよかったって思ってる。 何馬鹿なこと言ってるの? 苦労して単まで出ってそんなことするために勉強させたんじゃないわよ。 [音楽] 3 年もかかって単出たって就職もできないで。そういう虚しさが骨身に染みたから自然の中でも脳だる素晴らしさが分かったんじゃない?お母さんも浮気で暮らしたらそういう気持ちになるわよ。おばちゃん私ね無農薬の勇気栽培っていうのに挑戦したいの。 [音楽] もしうまくいったらおばちゃんの店で買ってね。約束したよ。 [音楽] おかけの長女やよいの家でも大きな嵐が吹き荒れようとしていて大吉地夫婦の悩みの種になろうとしているのでした。 [音楽] [音楽] ബ [音楽] [拍手] [音楽] M [音楽] [拍手] [音楽] M [音楽] [拍手] [音楽] M [音楽] [拍手] [音楽] M [音楽] H [拍手] [音楽] あ。 H [拍手] [音楽] パパ [音楽] [音楽] H [音楽] tripslikehoneysweet [音楽] whper secretsonrepeat [音楽] shadows swheart [音楽] intheglide [音楽] goldentesbeneaththe skin startafiredeep within feeltherhythmletit seeptakethejump don’tfearthe the take [音楽] and everyheartbeatevery lightingup sk [音楽] Silkandsmokebrush theair. [音楽] Everyglassle [音楽] elect chargepsme inyour [音楽] to [音楽] underneaththestar ihavefoundaplace calledhomebreathing intheswe letThenighttimelove begin.Letthe midnightglowtake itbrightandb everyheartbeatevery lightingupallsk [音楽] Hふふふ [音楽] ふ [音楽] は ああ 。 [音楽] günlər geridə qaldı sinemalar, tiatrolarbir-bir kapandı. Bunuistəyənvardı ell Nasılkandırdı? Yarınıdüşünməzsən uyanınakarqaldı. Çiçəklər, böceklər, müziklər yasaqyasaqgülmək yasak sömək diləyasak nəqədər uzakta bizə nəir belliolmazartıquyan [音楽] あ [音楽] günlər geridə qaldı sinemalar, teatrolarbir-bir qapand Bunuistəyənvardı. [音楽] Ellerininasıl kandırdı? Yarınıdüşünməzsən buyanınakarqaldı. Çiçəklər, böceklər, müziklər yasaq,yasaq [音楽] Smek [音楽] uzakta bizə gətirir. Belliolmazartıquyan あ [音楽]