
生成AIを活用して音楽や映像を作る児童ら=3日、伊江小学校
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琉球新報朝刊
伊江村立伊江小学校(島袋洋校長)と西小学校(上間洋介校長)の6年生は3日、コーダー道場(CoderDojo)の山口光士(みつし)さんを招き「AI生成って何だろう?」というテーマで学習した。生成AIツールのGemini(ジェミニ)やSUNO(スノー)を使い、未来の伊江島を描いたり歌を作ったりした。
キャリア教育の一環で生成AIの理解を深めることや、画像や音楽作りを通して、その活用方法を体験することが狙い。スタッフ5人も同行して児童をサポートした。
山口さんは「プロンプトとは、生成AIに何かを生み出してもらうお願いや指示のこと。AIに正しい情報を与えるコツとしては、誰が何を、どうするという、役割を教える。三つ数えてなどと答え方を具体的に伝える。質問した理由など分かりやすい文にして伝えると、答えの精度や正確性が上がる」などと説明をした。
生成AIの使い方を説明する山口光士さん
児童らはジェミニで「未来の伊江島を作ろう」というテーマで「何年後、どんな生き物がいる、城山はどうなっている」など、プロンプトを入力し映像を生成した。「音楽を作ろう」では、音楽作成AI「SUNO」で伊江島をテーマにした歌や自分の好きな歌を作り、できた曲をお互いに聴き合った。
また、自分の名前を使い「○○さんが書いた書名を上げて」などと入力し、間違った答えが返ってくるハルシネーションも体験した。山口さんは「AIが導く答えが間違っていることもある。すべてが正しい情報だと信じないことも大切」と話した。その上で「生成AIはさまざまな可能性を持った便利な技術。自分の好きなこと、やりたいことを実現するためのアシスタントとして、ぜひ日頃から活用してほしい」と説いた。
6年の東江昂(こう)さんは「ジェミニとスノーで音楽が作れたことが楽しかった」、玉城侑大(ゆうだい)さんは「スノーで歌詞も作れた。動画や音楽を作れたのが楽しかった」と感想を述べた。
(知念光江通信員)
