「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」の2日目が、7月26日に新潟の苗場スキー場で開催された。2日目も初日同様、朝から超がつくほどの快晴。このまま暑さが続くと思われたが、15時ごろから突如激しい雨が会場を襲う、まさに「フジロック」らしい天候となった。

この日のチケットは完売しており会場は超満員。さらには土曜日ということで今日から参加の来場者も多く、それぞれ離れた場所に住みながらも苗場で集合する、といったグループも見られた。

目玉アクトはなんといっても、初来日にしてヘッドライナーのヴルフペック(VULFPECK)、そして日本が誇るレジェンド、山下達郎だ。その熱狂ぶりは、来場者にお目当てのミュージシャンを尋ねると、高確率でこの2組が返ってきたほど。他にもアルゼンチン発の新スター候補カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)や、アメリカのシンガーソングライターであるフェイ・ウェブスター(FAYE WEBSTER)ら、初来日勢に注目が集まった。

ファッションは初日に引き続きスカーフが強く支持されている模様。この人気は今後も続きそうだ。他にも独特な柄ものやワンピースが目立ち、中には今年の「フジロック」のテーマカラーを意識してコーディネートを組む人や、男性用スカートを着用する上級者も。足元は定番のトレッキングシューズのほか、水陸両用の「キーン」のサンダルを選ぶ人も散見し、これは会場に流れる川でも遊びやすいのもポイントだ。

そして昼過ぎには、フードテントが立ち並ぶオアシスエリアに、突如奇妙なキャラクターが出現。これは夜のホワイトステージで演奏したバリー・キャント・スウィム(BARRY CAN’T SWIM)のセカンドアルバム「Loner」のジャケットに登場するもので、周囲を練り歩いたり、シュールなダンスを披露していた。

スナップ

会場風景

PHOTOS:TAMAEKI OHSIRO

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