キアヌ・リーブス、再び“ジョン・ウィック”へ『バレリーナ:The World of John Wick』ゼロ距離雪中バトル(本編映像) 【2025年8月22日公開】

キアヌ・リーブスが体現する超絶アクションと、スタイリッシュで奇妙な独自の世界観で人気を誇る「ジョン・ウィック」シリーズ。そのスピンオフ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』が、8月22日より公開される。

 本作は、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)の時間軸と交差しながら展開する、新たな“復讐の女神”イヴの物語。キアヌ・リーブスが5度目となるジョン・ウィック役で出演する。

 キアヌは「最初にジョンを演じた時、まさか10年も続くとは思っていなかった。再び彼を演じられて本当に感慨深いし、この作品に参加できたことを心から嬉しく思う」と語り、長年にわたるシリーズへの想いを明かした。

 撮影期間は短かったものの、共演経験のあるアナ・デ・アルマスとのリハーサルは印象深かったという。

 「アナとは過去に何度か共演しているが、彼女の集中力には非常に驚かされるよ。トレーニングや演技をするのがとても楽しそうなんだ。トレーニングに入った瞬間に彼女の集中力と才能が伝わってきた。本気を出した時のアクションはすごかったよ」と絶賛。

 アナは当初、身体的な負荷の大きさに戸惑いもあったそうだが、持ち前の吸収力でアクションスキルを次々と習得。キアヌは「リハーサルで百戦錬磨の僕が“振り付けは?”と聞くと、彼女からアクションがバンバン来て、(僕は)ただ従うだけだった」と、驚きを込めて振り返る。

 解禁された本編映像では、ジョンとイヴが雪中で対峙する緊迫のバトルが描かれる。これはリハーサルに2ヶ月を費やした、物語の最終局面ともいえる重要なシーン。実は最初に撮影されたアクションシーンの一つで、冬のチェコの首都プラハ郊外の古い宮殿の遺跡で撮影された。

 これまでのシリーズではニューヨーク、ローマ、モロッコ、日本、そしてパリが舞台になっていたが、本作では、オーストリアの世界遺産・ハルシュタットやチェコ・プラハ郊外の宮殿遺跡など、シリーズ初となる“雪に覆われた東欧”が、新たな魅力として加わった。

 物語は、ルスカ・ロマからの依頼を受けたジョンが、イヴの前に静かに立ちはだかるところから始まる。イヴの過去を知るジョンはその選択に警鐘を鳴らすが、イヴは「あなたのように強くなりたい」と願いながら、彼の忠告に背を向ける。そして、運命の対決が幕を開ける。

 極寒の雪原で繰り広げられる、逃げ場のない魂と技の激突。ジョンは敵なのか、味方なのか?最強の殺し屋を前に、イヴが下す“決断”とは――。一瞬たりとも目が離せない、極限の接近戦が展開される。

■ストーリー
 孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィックを生み出した組織で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。しかし、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる…

監督:レン・ワイズマン『ダイ・ハード4.0』 製作:チャド・スタエルスキ『ジョン・ウィック』シリーズ
出演:アナ・デ・アルマス ノーマン・リーダス アンジェリカ・ヒューストン ガブリエル・バーン イアン・マクシェーン キアヌ・リーブスほか
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ  2025/アメリカ/原題:From the World of John Wick: Ballerina
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