伝説の剣豪 藤田まこと 1 Full HD#1 |劇時代スペシャル 2025 時代劇
#伝説の剣豪 藤田まこと 1 Full HD#1 |劇時代スペシャル 2025 時代劇
#剣客商売
#剣客商売
よいしょ。よいしょ。若先生。 おさん。 おかりさん若先生ですよ。 あ、呼ばなくていいよ。 ま、大事様、お久しぶりでございます。 小太郎様やふ様はお代わりございませんか? はい、おかげ様で 小太郎様に会いたいです。どうぞお上がりくださいまし。 どうぞ。あ、今日はちょっと 近頃は先生もお顔お店にならないし岡面でも悪いのであと暗じておりましたんですが。 いやいや元気にしております。 何か心配事でもなければよろしいのにって。 いや、別に。 ああ。 これ私が作ったんです。 お姉さんがあろ様に。 これは片付けない。 こちこちこちこち。はい。おいで。あ。 はい。み フ。 あ、お帰りなさいませ。 お帰りなさいません。ふ太郎だったらもう帰ってるぞ。 はい。 失礼します。あ、母親から何か聞いてないか。父親のことで。え、 地下頃から藤次郎にも姿を見せぬそうで本さんが心配していたが。 そうですか。 まあ、まさか引きこまる父でもないと思うが。 あ、小太郎。ほら、風車。 小太郎。 藤郎のおさんが はい。小太郎。 これ。 そうだ。 一度母上にお尋ねしてみましょうか。 いや、そっとしといた方がいいだろ。触らないとこ。 あの、一度こ太郎さんをお釣りになってみたらいいかないでしょうか。 あ、そうだな。あ、め太郎。お前にもほら。 そうですね。父上も小太郎の顔を見せたらね、 小太郎。 小太郎。 [音楽] た [音楽] おい、おい、待て。 長山 逃げるにするぞ。 あ 、 [音楽] お 人様 早くバイ [音楽] 何?長山さんが へい。その南町業所の城回り同身長山之助様から手札と実をいただいておりました。くそ。はい。 [音楽] じゃあ頼んだ。い、 お、ちょっといいか。 あ、ちょっと聞きたことがあるんだけどな。 懸命の探索が中夜を問わず続けられました。 しかし 下主人の正体というクはつめませんでした 。 長山の旦那は一通りを使って腕には自信が あったんです。酔っていたとはいえの旦那 を切て倒したんだから相当なやつだと思い ます。生中なやつではないな。 七さんご飯食べておきよ。 今ね、果ての甘を作ってるとこだから。 あ、これうまそうだ。いや、でも今日足ちょっとしたことがあるんで。 あ、いいじゃないか。や、七、お春の感度には確別じゃ。遠慮はいらんさ。頑張れ。上がれ。 どうぞ、どうぞ。 いや、それじゃ。 うん。や、しち。 あれは確か昨年の秋だったかな?ひどい物があったろ。深川の藤の棚の船宿で。ああ。ああ。思い出しました。先生鳥 [音楽] 2人を切り殺して4 人を傷つけて逃げた山口ため頃ってろ。そ、今思い出しても悔しくって。首に名かけたんすかね。 切り払われてあいつの体当たりで明日は 仙台ボレガへどぶんでさ。その山口とか いう老人が長山さんが周年の探索で 追い詰めたんじゃなかったのかい。分かり ました。探偵あ 。 あれかのり食べてかないの?美味しいのに。 [音楽] こ太郎。おいで、小太郎。こっちこっち。こ太郎。 [音楽] ハが呼んでるぞ。走れ。走入れ。あ、転むな。 [音楽] はい。よし、私もこうか。しかしいい季節になったな。 [音楽] こうやって親子3 人で過ごすのが幸せというもんなんでしょうね。 うん。何もないのが 1番。 父上は大丈夫なんでしょうか?追っておいて。 になられても困るし。サルトで元気だとあれこれと危いことに手出した。それも心配だし。 小太郎のためにも長気してもらわれば 何?母親がしっかりついておられる。大丈夫大丈夫。 私はこんな暮らしがしたかったんです。 生まれてからすぐ佐々キにもらわれてた田沼に呼び戻されてからはネ岸の量でジアのカスケと 2 人っきり父のことも母のこともただ心の中に思うだけね。でも今はとても幸せです。 [音楽] そうか。 太郎、ほ太郎、 [音楽] ほ太郎太郎、 ほ太郎。あ、来た。 [音楽] お6じゃねえか。 こっちこっちこっちこっち。 おい、なんだよ。 いいからいいから。こっちこっち。 あ、何かようかよ。お久しぶりで。なんでさ、長山の旦那が殺されたんだ。 おめなんでそれ 殺した野郎山口ため事頃です。どこで引っ込んだんだ? いや、そりゃが避けても言えねえが、今山口はおって自分の娘を探してるんですよね。 自分の娘 だからそのおみって娘のところで網を張っていれば山口は必ず姿を表すと言ってる。 おめえ、そのおみって娘の居ど知ってるのか?それはそっちが探す仕事じゃねえですかい?あ、ラグ おめなんで俺に垂れ込んだ? おい、おい、おい、おい、待てよ。 はい。の周りでお茶はなれ。えい。 あ、この辺りで止めておくれ。 はい。 ありがとう。 ありがとうございます。 ご苦労なったね。そうぞ。 いらっしゃいませ。がですか?あ、 ありがとうございます。お様ご案内です。 お先生、こちらです。 あ、先生、 この辺りの景色は久しぶりだな。 恐れるやつ。わざわざ ちょ、抜かるなよ。 実はそう うん。 山口ため頃が探してる娘が迎えの聞きにいるって聞き込んでおう。 ここで張り込んでりゃきっとやつは引っかかってきやす。 おという小娘なんで。 あ、すいません。 [音楽] お 今から20年ほど前、四谷や中町にあった 秋山公平の道場で住み込みで働いており ましたが、このおつそっくりでございまし た。ただおの左目の下に泣き袋がありまし た。立ちすぎだったでしょうか? あるよふと 古兵と民は女と男の中になったのでござい ます。 どうせた?似ておるわ。いや、生き移しじゃ。 え、誰にござす? [音楽] もしかしてお民が産んだ娘ではないだろうか?まさかわしの子では?一時は胸騒ぎがしたのですが、思い直してみればあの娘の年頃と民が古兵の手元を去って今日に至るまでの年に [音楽] [音楽] は34 年ほどの差があるにはあったのです。しかしよし。 [音楽] え、 あの娘山口のことはどんな関わりだ? 父親です。 父親だと?え、よいしょ。 手伝いましょうか? 大野様。こたちゃんも先生がいたらきっと残念があるよ。わしの間にお前 1 人に小太郎を抱いたってく目黒の黒雨を持ってきましたのに。 うわ、ありがとう。私の大好物。 小太郎おじい様ですと。 あ、じゃあおばあちゃん遊ぼっか。じゃ、お船さんしよう。 いいな。お船さん で父親はどちらへ? 朝から北住へ。 やはりそうか。 え、知ってたのかね? いや、武蔵ったら女将さんがそのようなこと言ってましたので。 今朝やちさんから来て先生何でも首突っ込みたがるからね。 どうぞりください。 お風呂も開いています。 どうぞれよ。どうぞ。危険を止まれよ。 どうぞ。 どうぞ。止まりください。 どちらからいらしたんですか? お疲れでしょう。 ゆっくりしていってください。 おを必さってどうするつもりですかね? どうぞお泊まりください。お客さんお風呂も湧いてます。 いや、もう決めてんだ。 どうぞお泊まりください。 どうぞ聞きにお泊まりください。 山口は34 人のテカを使い、大棚を狙って脅しをかけて金を巻き上げておりまして。 その手口は色々あって女を使うこともあり。 おもその女同様今年の道具に使うかどっか叩き売るか。 山口た頃はそういうやつにちげえねえ。 おめえおつだろ。 山口ため頃はどこにいる?知ってんだろ。山口の居場所。 知りません。あったことも 嘘つくとんでもねえなさ。 私は山口の娘なんかじゃありません。あんな怖い人なんかじゃありません。みっちゃん [音楽] どうかしたのか。 おやし。 え、 あのお団はな母親おるのか? ああ、そこまではまだ知られ。 うん。いや、わしも同身の長山さんには色々と世話になった。お前の手助けをしてやろう。それは 100年歴ですが。 先生はあのお店という娘をもしやご存知なんでは?ほいやいや知らんぞ。 ああ、そうですか。お、おとどうだ? え、変わったことは別人今はトラマと安が見張っております。 あ、たろ。ほら。 あ、よし。いい。ここはわしが見張っておる。 1風浴びてこい。 いや、先生、あの、向こうの部屋でどうぞお休みになって いいんだ。風呂でも入って一休みしろ。 いや、そんな先生を見張に立てて一休みだなんてそんなメそもねえ。 いいからわしの言う通りにしろ。 何も変わったことねえから。 今んところは。 あ、よい。 よ [音楽] [音楽] [拍手] [音楽] お、お谷。 はい。 何か 金はここに置いておく。医療があればつでも使って良い。切るなりなんなり。好きにするなよ。 [音楽] はい。 おと末え長く暮らせのも悪くはない。そう思っていた矢先。ある日お民が消えてしまった。 [音楽] 先生な。 おは先国で出かけましたので私が留守番をいたしておりました。 給 はい。先生のご用事だったか? いや、知らんぞ。 よし、帰ってくれ。ご苦労だったな。 失礼します。 [音楽] 手分この中の25両のうち10両が消えて いた。 なぜ重量だけ持っていったのか。なぜ 15 両を残しておいたのか。未だにわしはお民とながわからん。 [音楽] [拍手] またどうぞお越しください。 お気をつけて。 は、ここに行ってください。待って、 この野郎。 流ぜ [拍手] [音楽] この野郎。 [音楽] いらっしゃいませ。 ですか?いですか?こういっしゃいませ。ございます。 [音楽] 今朝飯しとったロク助ってのは前は山口ため頃の手先だったんで。 じゃあ山口に言われたお。 それが6 スのやつはお人質にして山口内から身を踏んだころうとしてたんですよ。 なんだ仲間か。 その通りで。あ、山口が娘の密の雪を探してるって爆場で耳にしやがってそれで思いつけやがったんですよ。 今晩一晩に転がしといて明朝は業師が突き出してやりです。 [音楽] 失礼します。よし。え、 あの海光は誠山口た頃の娘なのか。 山口のやつはそう言っておりました。そうですが違います。 違う。えい。じゃ、誰の子だ?は火兵という。これも昔山口の手下だった男だそうで女に生ませた子なんだそうです。何?お。 [音楽] え、そうか。わしが子ではなかった。 しかし おの子であったのか。 6世の話じゃ。民は無口な女で誰にも 身の上を話すようなことはなかったそうで 山口の下で同じ悪児を働きながら 脅しの道具に使われたり男に金で買われ たり まそんな予想を見ていた会は同場するよう になり山口や仲間の目を盗んで忍びやうち に おはお見ったんだ 生きていくためにお山口とその間に生まれ た子にするより他に手立てはなかったん でしょうね。 ある日おはおえて逃げ出したんです。 かがエチ子の川口による自分の弟のところ へ逃した場所です。 おはそれから5 年ほどして川口で病で死んだそうです。 そっか。も死んだのか。よし。 うん。 あ、じゃあ今夜から聞き止まるぞ。え、すみませんね。お客さん。 こんな狭いお部屋しかなくて。 いや、布団さえあればな。寝る場所などこでも良いのさ。 へえ。私も小さい時からずっとそう思ってました。 うん。おさん、国はどこだい?親御さんは達なのか? お風呂まだ落としてませんからどうぞ。 うん。いや、それにしてもな。 ああ、なかなかうまいご飯だった。 あ、そうですか。 よかった。 平わの方から椎竹岩長芋竹のこ葉そして、え、こちらのこのお皿の方がなくに完を連婚しいたけ、それに広い場な。 [音楽] お客さんちゃんと覚えてるんですね。 なんとなく味付けがひびていてな、年寄りの口にはぴったりじゃ。 遅いからもう板さんがいなくて駆け出しのシ太さんが作ったんです。 おお。 シ太さんきっと喜びます。褒めてもらって 一生懸命頃を込めて作ってくれたのであろう。 はい。えっとお汁が椎茸豆腐青葉。このに大根の味噌漬けと生姜の工事漬け。 [音楽] まるで大名の本人料理じゃな。 あら、分かるんですか?お客さん。 うん。何かに書いてあったのを読んだことがある。 あれは何だったかな?シ太さん、ショ太さん、シ太さん、 静かにしろ。 お落としたらどうすんだよ。 シ太さんの作った料理褒めてたわよ、あのおじさん。うまい、うまいって。 ああ、味なんか分かるのか? 本人料理って知ってた? 知ってた。 ほら、これおちん 2人で分けろった。 のおじいさん、こんな体験、お前おかしいじゃねえかよ。 え? お前まさかなんか言われたんじゃねえかな。 なんかって。 お前な、ここはな、飯しりは片じゃねえんだぞ。返してこ。 そんなひどいこと言わなくてもいいじゃないの?来い。 失礼します。 どうした?ま、お入り。 ん、お返します。 お前さんがい前の正太さんかい?や、心のこもったうまい料理を食べさせてもろた。これはな、わしの本の気持ちさ。取っておきなさい。 だから私行ったのに。 あ、そうか。 なんか勘違いをさせてしもうたな。いや、すま、すまいや。わしは若いのは好きじゃがな。金が口で十分じゃ。いや、この娘さんがな、 おみです。 そうか。おさんか。いや、おさんがあまりに親切にしてくれるんでついな。 いいんです。この人が慌物で怒りんごなこと言うな。 そうか。いや、今度来た時はな、え、もっとうまい料理を食べさせておくれ。これはわしの本の気持ちじゃん。 この人修行して1人前になって2 人でお店出そうって 余計なこと言うなって言ってんだろ。くそ。あのじじ一体何もんなんだよ。 悪いわよ。褒めてもらってお立だちんまでもらってそんなこと言っちゃ まいったな。おみ、この金大事にしまっとけよ。すぎの足しにするんだからな。 はい。はい。 誰だ? お、 帰ってください。帰って。 もう逃さんぞ。お、 死ません。あんたなんか死ません。 お、逃げろ。逃げさん [音楽] 山内頃だな。 貴様は わしはお前さんがあめた長山助さんの知り合いのものだ。 素直にお名につけ。 邪魔をするやつはど者せん。俺の娘だ。連れて帰。 お前の娘ではない。断じて渡さんぞ。 お客さん。 ほ、 本当に色々私 うん。元気でやりなさい。ショ太さんの件はすぐに良くなる。 はい。また会いに来てくれますか? 2人で店を持ったらそうしよう。 [音楽] 私おっさん小さい時に死んじまったけど顔 は目に残ってます。 お前のお父さんは火兵という人だけど、 本当のお父さんという人は江戸の立派な 現実使いの先生なんだって。お母さんが そう言ってたのを覚えてます。 けどこのことはお前の胸1つにしまって おきって誰にも喋ってはいけないよって私 を抱きしめてくれて [音楽] そうか。 そんなこと言ったのか。 いいおっかさんだな。 [音楽] [音楽] そうですか。そんなことが。 うん。だがな。なぜ我が娘にそのような謎めえた嘘を その民さんって女の人の気持ち私分かるような気がします。心の支えだったんでしょうね。 きっと辛いことをしぐために先生のおかげ にすがって 一生懸命女として生きてきたのでしょうね 。 そのうちにそんな気持ちになってでも口に 出しては言えないから 一層思いが募って その人はきっと 本当に先生がお好きだったんでしょうね。 そうか。 分かるか?本さんには。 ええ、私も女ですから。 そうか。分かるか? [音楽] え?暑いの? いや、いよ。これで良い。 [音楽] [音楽] おさん、お客様のお付きです。 [音楽] こっちこちこち 大さんこ [拍手] [音楽] [音楽] 民わしもいつ がお前に会えると思っていたのだ。あれから 20年。そうか。生きていたのか? 生きてますよ。ほら。 [音楽] [音楽] さて、何から話そうか。 旦那様、申し訳ありませんでした。 どうした? あの時重量のお金を旦那様の手分から。 お前さんそんなことを切りかけていたのか。あれはもう 20年も昔のことだぞ。 [音楽] 20年? うん。 [音楽] あの日のお昼過ぎ、井戸端で洗い物をして いたら急に父親が裏口から入ってきて 薄い汚れた姿ではどこの誰だか分からない ほどで重料都合つけてくれ。そうでないと 腕一歩られるとか命を取られるとかって 泣き出して そうか。そうだったのか。 いつかそう返そうと思ってずっと よいよいもうよい昔のことじゃ [音楽] 私また来ますよかったでもおいで [音楽] はい旦那様はお酒の後で紅葉お茶を入れて甘いものをつまむのが大好きでしたんでこのわび餅ち私 が作りました。 おお、よく覚えといてくれたな。 ん。 [音楽] お、 お。 先生、先生。 お、 先生。あ、お土産買ってきたよ。 あ、 わび持ち。 おお。あちらがうつでこちらが夢か。いやいや、こちらがうつでこちらが夢か。 何ブツブツ言ってるんだね、先生。 うん。 昼寝ばっかりしてたらボけちゃうよ。 ほらほら。 うん。 何が夢でも見てたのかね。 はいはい はい。ほらほら。 おテ様を拝んで目を覚ますんだよ。先生。 うん。 はい。 先生。 よいしょ。よいしょよいしょ。このわび物は美味しいんだよ。分かる。 [音楽] わしとお前の中は夢ではないわな。 先生。ん うん。 まだ夢見てるのかい? うん。 はい。あー、もう先生。 [音楽] [音楽] 秋深い古兵のうちは 今日も穏やかな 1 日が終わろうとしているようでございます。 [音楽] この日美冬は田沼つぐのそば目であった泣き母の正月名日の墓参りに訪れておりました。 [音楽] [音楽] また 北 岩田完成道場の同門でした。 5 年ぶりになりましょうか。 まさかあのようなところで会うとは思いもしませんでした。現実は強かったのかね。 私が相手でも5本に1 本は取られましょう。稽古も熱心で相当な技の持ち主でした。 [音楽] はあ。三様は遺跡道場のって言われたお方なんだからそれは手下でござますね。 親がとても叶わねえな。 バするな。おめえやっとダメでもな腕っきがあるんだよ。 ただ稽古をつけるのは私以外にはありませんでした。 何? 嫌われていたんです。身分が低い上に風砕のあがらぬ姿をしておりましたのでけれども一度戦えば強い。普段下げすまれてたせいもありましょうか。投資を向き出しにして相手を散々に打ちるのです。 門人たちが稽古を嫌がるのもそれがためでもありました。 だけどみんながみんな弱えわけじゃねえんでしょ。 中にはその岩田って人より強え文字のお方だっていらっしゃったんでしょ。 無論おりました。しかし人離れをしていると薄気に悪がって。 私は誰にも相手にされず道場の片隅に目ばかりを光らせているカ助を何度も見ています。 かわいそうにね、先生。 それでどこの家中じゃ? 当時はご戦国の大震旗本小笠原の神に使える足軽でございました。 うん。 今は違います。 遺跡道場が閉鎖になった後消息が途まして 5 年も経ってからそんな人とあったんじゃ懐かしいで決まってる。ゆっくり昔話でもしたのか。向こうには連れがありましていは教えたので気が向いたら訪ねてきてくれるでしょう。お前さん。 あ、ああ。あ、そうか。 あ、いや、これあの尿房の財のふさんがね、ご役があるって神社から、あの、これお守りやらそれから金太郎の腹がきやらこ太郎ちゃんにってんだよ。 [音楽] すみませんね。つまらないもの。うわ、それはそれはありがとう。 ありがたく頂戴します。 [音楽] 美は1つだけ古兵に嘘をつきました。 岩田介の消束が耐えたのは遺跡道場の閉鎖 より以前のことでございました [拍手] [音楽] 。 その日の関の立ち筋にはいつものような覇気がまるでありませんでした。 [拍手] [音楽] どうした?かす気が乗らぬ稽古なら背の方が良い。 全く様はあのカばかりなぜおい気すぎるのではないか。 あのような男はなぜお好きなのであろうか。のつよし。 本当だ。小川県の恥だ。 おい、来たぞ。 いやあ、いつもながらミ冬様の警告ぎ姿俺はたまらん。引き虫ってやりたい。 おいおい。 本当だな。 [笑い] かす、どうじゃ?少しの間私に付き合わのか? はい。 どうした?こいときますよ。 [音楽] ありがとうございました。 [音楽] かす お待ちど様。 あ、私が はい。 食べなさい。 かす、今日はどうした?何かあったのか? ええ、 具合でも悪いか。胸に溜まった嫌なことがあれば吐き出してしまうが良い。さすればさっぱりとなろう。 カ介、 私はそなたのことを暗じているのだ。その ように人々と時計合うのまま年付きを 過ごしてしまったらどうなる? せっかく修行した現術も生きてはこぬぞ。 んすけどうした?何かあったのか? どうだ?沖心をつけてくれぬか?ウコン現在門殿の ことの他なたにご中心でな。まだかまだかと返事をおられるじゃ。 後沿いと申しても相手は 3000 国のご大。繊細に子供はないしぬ子育ての苦労もありませんよ。 しかしどうかな。キに果たして 3000 国の奥向きを支えることができるかどうか。何しろ母上の押し込みがなくてカジ番何 1つできませんからな。 兵庫何お前?口の悪い。 いやいや、その懸念は無じゃ。家事万タを試た方向人が揃うておる。 なるほど。 キぬ、そなたはただって暮らせば良いそうだ。願ってもない話ではないか。 お、これ以上のご縁は望めぬぞ。住の倉の家にとってもバンバ剤だ。ん、どうだ? はようわかる。また足柄と立ち合って 破れるような侍は我が小笠の家中には1人 もおらぬでさを美しご講義にはそのように 届けておいたそなたもそのように心 を殺したと大きくするだけ その金を持って伊豆子へろ 今したこと言すればその時はそなたの命は ない 解放たれてみると改めて 己れの犯した罪の恐ろしさが 桜様を殺害したこの私の罪 を許す資格が誰にあるというのか。 [音楽] 捨てたのですか? 己に罰を与えたのです。 それからは渡り住念となって、そんなお方の住の倉様からお話があって、 それはどのようなご縁で お嬢様をお助けしたんです。戦争時の経で立ちの悪い血回りに絡まれてるところ。 お嬢様とはあの時のあの はい。お様とも申されます。住の倉様は体操をお喜びになられて是非方向にと そうだ。すけ。 ミ冬ゆ様だけにはいつかお話をせねばならぬと思っておりました。 それで今の暮らしには道ますか? はい。 そ様も優しくしてくださいます。私は生涯 この住の脳へのために 身を定めていこうと思っております。 王介、汗を流していきませんか?刀は捨てても剣士としての魂は残っておりましょう。牧刀で打ち合えば帰ってわかお相手に 私よりもっと強いお人がいます。 [音楽] [音楽] 穏やかで静かなございました。あ、美風から聞いた印象とは随分と違っておりました。 岩田介の立ち筋はどうであった?邪と申せばよいでしょうか? 何? 見かけのしさとは打って変わって凄まじい立ち筋一応ではございません。 なぜそれを邪と感じた? 音念を感じます。こう何か凝り固まったもの。 辛いことにじっと 表向きは静かな姿を保ちながらただ一筋 その件に全てのを込めたものに思われます 。 神剣を持てば血を呼ぶかと。 おはる。おい。な んだね。先生 酒の支度をしてくれ。 あ、先生。あ、大郎様は。 あ、いや、私は。 いいから付き合え。お前小太郎ができてから全然つまらなくなったぞ。 [音楽] さよでございますか? 寂しいんだよ。近頃誰も訪れてこないから親してあげてね。 余計なことを言うな。尿房や子供に骨抜きにされんようにわしが徹底的に鍛え直してる。 はい。はい。そうだね。 はい。 [音楽] さ行く。 いただきます。 美ゆさんは読み取っておったのかな? 岩田介のその怨念のようなものをさあどう でしょうか。ただ 馬鹿にされていた岩田を1人でかっていた ようですから何か感じるものはあったと 思いますがうん 美さんは優しいお人じゃからな。 岩田のような男を放ってはおけぬ。岩田の方もゆヒさんの優しさに癒されて邪犬が邪犬でなくなっていたのかもしれん。邪なくなる。 [音楽] うん。世の中には刀より強いものがあるということよ。 [音楽] [音楽] かけ どこ行ってたの?ずっと待ってたの。いつ までも帰ってこないんだもの。 分かってるでしょ?お嫁に行くんです、私 は。だからその前にもう1、もう1度だけ ね。両日ね。 タザブ様、 キルドロ タザブ郎様。 お、来てくれた。キル殿の ありがとうございました。炭郎様。 キル殿の父上も母上もそれに上までも私などにはもったいないの縁だと。 でも私は嬉しくなど少しも 当たり前だ。人の心がそう都合よく変わるものではない。ましてや一時ずに思い詰めた恋心だ。 とついで行く先は私よりも 2回りも年の違うお方でも 3000 国の大震の旗です。今の家は家族を継いだ兄のもの。ずれ兄上が嫁を迎えられたら私の居場所はなくなります。 侍の家の定め分かるぞ。この私も次難坊の冷やめしのと馬鹿にされて家を継ぐ兄上とは何かと差別を受けて育った。 タザブ郎様にはきっと分かっていただけるとそう信じてただ 1 目お会いしたくてお別れする前にお会いしたくてここへ 君殿の気持ちは変わらぬか今でもこの私を愛しいと思うてくれるか 変わりませぬ愛しいと思う方はあなただけたえ読みに行ってもこの思いは障害変わりません それならばそれならば嫁になど行くことはな え、 キル殿のそれほどの思いがあるのなら 2人で逃げよ。何もかも捨てて逃げよう。 そんな とりあえずの路ギの用意もある。私はそのつもりで来たのだ。起きぬ。愛しいと言うたではないか。私が好きだと。あれは嘘か? 嘘ではありません。 でも父上や母上を捨てるなんて私には 私は何もかも捨てる。 捨てるって何よ? 何? あなたと逃げて日陰の身になって貧しく暮らすのは嫌です。 3000 国の旗の方が良いのか?それが本人か。 帰ります。 帰る。 消る。 起きる。好きなのだ。 消える。 私と一緒に逃げてくれ。 帰ります。返してください。頼む。 助けた。 [音楽] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] う 。 あ、痛い、痛い。え、痛い。大変なことになってしもうた。 [音楽] [音楽] 青きタブ郎殿がお命に別のなかったことだけがせめてもの救いじゃ。 本当になれを控えた娘が親に内緒で男と回をするとは。 ハウそりはお互い様ですぞ。青木タンザブ郎とモ相当に評判の悪い遊び人だ。 とはもうしても傷つけてしもうたのは東方じゃからの部ケのメツを怪我されたと申されて青き殿は劣化のごとくおりじゃ。 同じ旗でも相手はやく。このままに捨ておいてはこの先どのような目に合うか。 それよりも気がかりなのは起きるとウコン様の円談のことです。このような騒ぎがうこ様のお耳に入ってはそれこそ一大地。 さほガの一大地。金の手から 3000国が飛んでいく。 タザブロ様が悪いのです。私はただお別れに 1目お会いしたいと思っただけなのに。 それが走たないというのです。それは 申し訳ございません。私が青木様の傷さえしなければ。 カす何をす?お前のしたことには何の度もない。普段刀を持たないお前がたまたま刀を持って人様を傷つけてしもうたのも はずみじゃ。 お前はただ娘を助けてくれようとしただけのことじゃ。 5 年前に戦争寺で沖を助けてくれた時もそうでした。我がの危機危機も変わりみず命がけで守ってくれました。それでどうしてもこの家で向をしてもらいたくなったのです。 かす。 かす。うん。どうしたのじゃ。 嬉しいのでございます。その優しいお言葉 が嬉しいのでございます。ありがたいで ございます。何の霊を言いたいのはこちら じゃ。 旅も そのようにあちこち切られてたくさん怪我 をして 意図はありませのかもったいございます のかすわしは精神誠意青木殿の元へ詫を 描こうと思う にでもお前届けてくれんか 私が それが1番良いと思 心を尽くせば青木戸のと定分かってくれるはずじゃ。どうな?行ってくれるのか?よし。では泳ぎはもう長屋へ帰るが良い。適も覆いることじゃ。ゆっくり体を休めておけ。はい。 貴様、 この所に何が書いてあるのか知っているか これは詫城だ。 小度の人沙汰について詫びてある。 主人を差し出すから 好きにしてくれと書き添えてな。 よい、 お前の命を持ってこの一見を納めてくれと 書いてあるのだ。 [笑い] 嘘だ。嘘ではない。切ってやれ。 [音楽] [拍手] [拍手] [音楽] ナうわ、我が家のぞ。 [音楽] [音楽] [音楽] [拍手] [音楽] [音楽] れ [音楽] [拍手] おめうあ底大変だ。 おい、 取りこもりだ。 あれ? 旗本屋敷の放人が通りがかりの女をさて秋立てこったんでさ。それがね、親分、その取りこもりってのは住の倉様の方向人で岩田か介って野郎だそうですぜ。 岩田介ミ様おっしゃったらした名ではありませんか? どいたどいたどいた やば。 お先生ご苦労だな。どうだ? ええ?いや、それはもう随分長くなりやす。女の鳴き声もしなくなりやした。どうしようもねんで。 減ってきたら女の命はねえってわけあるんでき取れるんでさ。フさん、これはあんたしかいないようだな。ミフ。 おい、待て。何者だ? 誠に差し出ましはござるが、嫁が中の男と話をてみたいと思います。 そこも本は 彼が口に住まいをす山平と申す。これなら世の嫁で美冬と申します。 秋田様 いかがお任せくださるか。 おい。 クラく クラクラクラクラクラく [拍手] この女のしやか [拍手] カ介私だ。この後に及んで何も申しません。 その名子を 私にお渡しなされる。 今そこへ参ります。 ふふふ ふふ。 かすけ。 この女を 外へ返しても良いか? [音楽] 入ってはならん。 みゆさん はい。 お願いがござます。 このカスの首 死んでいるぞ。腹を切ってる。 えい。いやあといい。いやあ。 [音楽] ああ。 え? いや。 えい。 やあ とろ 。 へい。ヘいえい。ごが頼むね。な んだ。しさんか。門が何人からもればいいんですが先生と私だけの道場です。 その先生がルースとなると毎日毎日同じことばかりで 美様はまだたぬま様のお敷に 先生が旅戻れるまではおそらく [音楽] おは様そんなこと いいんだよ 大先生の奥様にこんなことさせたら私が女さんに叱られ [音楽] 私がやります。 [音楽] おは様。 あ、こういうことは任せておれ。 あ、こんなことなさらなくていいんですよ。 だけどさ、ただい相ろというわけにもね。 そろだなんて。大先生と若先生がお留すの間はお客様なんですから。 お客様って言われるともうおへその辺りがむずむずするんだよ。たらこうじーっとしてるだけじゃ。 大先生や若先生はいつ頃戻りになんのかね。 何しろ大阪だからね。 大阪だねと用事ですかね。 うん。 なんてことねえんだがいる人がいねえとなんだかさ わかりますがね。 知り合いの友だけだろ。 大先生も若先生も以前食先で世話だと人が亡くなったとかで 大阪だと帰り道とか色々寄り道するのかね。 おは様。お様。 [音楽] なんです? もうあ、 お春様が金が縁にお帰りになるとおっしゃるんだよ。 だってもうじっとしてるだけじゃ息が詰まるんですよ。 ですけど 下にも置かない親切はありがたいけどそういうの私慣れてないから。 なるほど。 けどまお返ししたら大先生になんて分かりました。それじゃお働き願いましょう。 本当かね? 掃除洗いもの料理運び色々ありますよ。 できますかい? うん。 その頃古兵と大次郎親子はすでに大阪を離れ三川辺りにありました。三川の御有湯の宿を出た辺りでございます。何か [音楽] うん。 この先を左へ行くと豊川になりた。 はい。 豊川には昔世話になった誤人がいてな。ま、生きておればの話じゃが。いとります。 [音楽] お2人様ください。 [音楽] うん。うまい。 あ、湯はいかがでした? いや、いいでした。 あ、さささ、どうぞ。 大夫。と相談だから。 というかのご人にお会いになりたいのでしょう。 うん。 聞いたらな、下字まで戻って北へ向かえばすぐ遠ト川だそうさ。 すぐだよ。 おいでなさいませ。そうか。良いか。私はこのまま江戸に向かうんすか?うん。わしは 23日送れるぞ。 許しが出てよかったね。 [音楽] すいません。病人が出たそうだ。 向こうのお侍さんがにわかの熱で ご本人が寝てればいいと言うんだ。息子さんが一緒だったんだけど今朝先に立っちまって親ですか?お泊まりかがですか? [音楽] 熱にうなされていた古兵が落ち着いたのはその日の遊告でございました。 どうだ? 熱はなくなったね。どんな風? ああ、だいぶな。 ああ、こちらが熱に効くからって薬を下くださったんだよ。 ああ、それは片けない。 あ、いやいや、同したのも何かの縁でござれば、 この宿場にはおらんな。 ご則は今朝早く立たれたぞ。 はい。私は近くに用事を見つけましたがそれで ご足と 2人で旅とは羨ましい。 もみゆさんの旅なら良いのですが親子 2人でオ人の墓参りの帰りで はあ。 底本はいずれから いや、それはと お1人で 連れがありましてな。 お、いいずれ どこと言うこともなく 俺は失礼つかまった。 ご則はおいくつでござるか? 20 十歳の仲場を少し過ぎたところでな。同じくらいか。 ん? あ、いや、義のセれがおりましてな。娘がといた男。 おお。うちはこのもらった方でしてな。 おお。それは 良い嫁で1つになる孫もできました。 おお。 それはそれはそれがしの娘も良い男に突ぎました。あとは魔の顔だけですな。 は [音楽] ごめん。 それし急に立つことになりましたよ。 これで せめて女を流せなんと 名乗るほどのものでこの 宿はお決まりですか あのお様は秋山大次郎様と そうだが何か 実は最のお侍いが角口においでになりましてここに秋山大次郎という侍が止まっているはずだからとを預かったんでございます。 ほうですが宿野町にはそのようなお名前がなくて困っておりましたところで。いや、しかし はい。 いや、私がここに止まるということは誰も知らないことだから。 あ、これでございます。あ、いや、あの、間違えということもある。読んでみてください。 よろしいので。 はい。 長瀬之助が宿外れ本音寺経にて待つ。この上は潔ぎよく出向くが良い。差し出しには 名はございません。 この長瀬立ち之助と申されるお方は 確かに秋山大次郎へと はい。確かにぶりになりました。 アルジとチをお借りたいが おいでになるのでともかく行くだけは行ってらっしゃいま [音楽] お気をつけて。 もう [音楽] [音楽] [音楽] この銃頼まる神きつくわけに秋山大郎としてのこと しまった。 違う。怪我人の傷さえ。手当てなさればいい。 [音楽] よしぞ。 はい。大丈夫か?そ、 大丈夫か?なるほど。お話は受け承まりました。 [音楽] あ、それでは宿町を見せていただけるか。 小夜の泊まり客は 11人。そのうちお侍様はあなた様ともう 1人。 芸州労人鳥 こちらにはいつ がおいでになる半時ほど前にお月きになり ましてあ、さっき私はこちらにいた自分に は部屋でお食事を 秋山大次郎を尋ねたものはおそらく見知っ たものだと思う。その連中が私を本人と 見間違えたとなると年なども同じくらい だろう。 この鳥井様はあなた様と同じような都格好とお見受けいたしましたが、それに体つきも同じぐらいかと。 ごめんください。 おお客さんにお風呂はどうかと。 あ、お食事がまだでしたがいかがいます?先に食事を。あ、 はい。 あのお方が鳥様です [音楽] [音楽] もし あなたのご本命は字はともかく秋山大次郎 ともされるか。私も秋山大次郎というもの です。 どうやら私はあなたに間違れたらしい。 ひどい目に会うところでした。 この上また間違れてはたまたもんではあり ません。 そのためにもあなたの顔を見ておかねば ならぬし、あなたも見せるべきでしょう。 いかがご 返事なくば私から入りますが どうぞ お入りください。 まし山 大次郎と申します。 秋山大次郎と申します。 春秋の秋に山 はい。大将の第 2位太郎次郎の次郎。 あ、私の次郎は収めるの方の次郎です。 ああ、しかし世の中には不思議なことかと。 ええ、それは私もまさか同じ名前の誤人と同じ宿とは。 はい。今明りよ。 いや、野分に明りをつけては怪しまいます。 秋山の今ひどい目に覆太と申されましたが、宿へ着いてすぐ秋山大次郎宛当ての結び踏みを受け取り呼び出しに応じて出向いたところ待ち伏せていた侍数人に襲われました。結び踏みには瀬之助の名がありました。 [音楽] 心当たるはしかしよくご無事で [音楽] これでも江戸では曲がれなりにも剣の道場のあ字でしてあ、あ、どうぞ。 [音楽] この際宿通り鳥と呼ばせていただきたいが あ、そのようにぜ非 で 鳥には何者かに追われるおはるのですか? はい。 話を聞いていただきたく思います。 [音楽] 鳥道の話が終わったのは夜明けに近い時刻でございました。お気をつけて。 [音楽] あんなに多分に頂戴いたしまして。え、昨夜の傘とちの村慮です。 私をかがなさるつもりですか?さて、このまま江戸へ。 私は江戸へ帰るだからこうして損回だ。 [音楽] オッケー。 [音楽] 咲夜のあなたの話を伺って私は私なりあなたの申されることに嘘はないと思っております。 [音楽] 片しけない。 だからこの上江戸まであなたを送り届けようという気持ちに今私は慣れかけています。江戸へついたら必ず講義の表情書へお出向きなせるか。 [音楽] モスまでもないこと。 [音楽] みんなの様子が変です。どうやら先回りされたようです。 [音楽] 刀を抜いてはならん。しかし刀を抜けば この後のことに触るや命になされ。 私の後ろにピたりとついて離れよ。 傘を取りなさい。 [音楽] たぬまけ人秋山大事と申された さよ。 昨夜はゴブレった。そのものをこちらへお渡し願いたい。どうあっても [音楽] さよ。 何入れの構いだか。 もう この秋山はあなた方と同じご家中で感情型を務めておられると伺った。 己れのな。1 月ほど前この秋山泥がなんと反の高金 1200 両も隠し取っていたことが判明したそうだが誠のことにござるか? 誠だなればすぐ様我らに引き当てしていただく ところがこの秋山殿のは全く身に覚えがないとされ たれの横間に聞かれるな。 秋山殿は何者かに罪を消せられたとしか思えるとも思される。 なんとすったシートはこの子よ。 ならば何国出てるか。 お国のシ運を言わさず捉えられ無実の罪を着せられようとした寸前。秋山殿のはくもここを出し国元を抜け出られた。 その後をあなた方が追いかけついに 新い塾の畑に入ったのを見つけを呼び出し 切りせようとしたところが来たのは 同じ秋山大次郎でもこの私しかしこれは どうもあなた方や国元の過労が無をなさる ように思えて仕方がない 審議をすとよりとにかく誰にも知られ ぬうちに秋山殿を殺害しなければならない ということに地を上げておられる。 違いますか?秋山のは江戸門死を消して身の潔迫をご講義へ訴えると申される。 [音楽] 何? お覚悟にお変わりはありませんね。 ありません。 今一度訪ねる。昨夜の話に偽りはありませんね。 [音楽] 天地神命に誓います。 ならばつき表情書の桃入るまでを見届ける。 もし裏切るようなことがあればその時は 裏切りも何も私のすることはもはやその一時しかござん。ばせながらこの秋山大郎がこちらの秋山泥を江戸までお送りいたす。 [音楽] そのようなことはならん。 いいえ。そのようなことをすればお家をこのが 1人の歌詞を殺そうとしてるではないか。 [音楽] [音楽] 私が思うに公金を我が者にしたのはあなた方のご可郎らしい。バカな。 その罪を感情の秋山殿のに来せを言わさず泣きもにするつもりだったのであろう。言うな。 [音楽] 秋本走ら。しかしここは私が防ぐ。さ、待て。 [音楽] ああ。 [音楽] [音楽] [笑い] あーい。私す山大郎です。 [音楽] [笑い] [音楽] [音楽] みな4 人切った。動けるように従いな。死ぬようなことはない。 このまま街道行くのは危ない。 ここで一晩厄介になんでともかくさ、よいしょ。お、 お腹様。 あ、これも切っちまう。 よいしょ。は ほらね。来た方がすっきりするんだよ。 おはる様。 あ、これは お春殿のお久しぶりでござる。 そうだね。おね、お茶をこちらに。 はい。 こちらもちょくちょくおいでに。 今日はお春様にご用だとか。 私に。 実はみふ冬ゆ様のことでさか 何かね。 あ、その 三冬様も小太郎ちゃんも元気かね。 そらもうすごいにただ うん。みふ様はお屋敷で少々を退屈しておられるとか。 [音楽] それで秋山先生と大次郎殿がおりになるまでお春殿に屋敷においで願いないかと。 お屋敷と言うと田沼様の はい。 みふ様がそう言いかね。 私が見るに見かね。 お話によりますと、おわりですから、本来なら退屈などということはないのでございますが、お屋敷の名護州が我も我もとお世話を買って出るようで、 [音楽] その上殿様を訪ねて親敷へ参られる客人がこの一目おこうと申され、その度に美冬様がご挨拶やら何やら [音楽] そりゃ義なことで でおハルド においでいただければ美様には話し相手も できて日々これ楽しくお過ごしいただける のではと いかな みふ様にはご実家のお屋敷でだよ退屈 するって言うんだから 他人の私ならもっと退屈じゃないかね 。 それに私はお屋敷なんかしたことないから多分片苦しくて気まりじゃないかと思うね。だから悪いけど [音楽] さようか。 おちゃん行こう。はい。 おはるだろ。 はは [音楽] 迷っておられるのか? い そうかな。 決して 迷いなのではござらん。 は 連れのものはお主の剣を受けて動けぬ 1人でお待ちしていた。 お待ちになっても私の返答は同じでござるが 大次郎に走るでない江戸ってはならん。その方を潰すつもりか かと申しましてこの私が殺される言われはございません。 私もそう思いますが、 私がこの私が後気に手をつけると思いですか? その審議はともかく秋山大郎大とご郎に命てまった。役目がそれを全倒せねばならん。 私は江戸へ行きます。 いたし方がない。 [音楽] なかなかの使い手と見受けするお手 [音楽] [音楽] 大郎、今一度聞く。 このままで母はどうなる?家臣はどうなる ?家族はその方の家族は どうなる? もはや この世には私1人でございます。何の霊も なく私は江戸へ参るのみ。バ鹿だ。 [音楽] 大郎。 これは一体なぜだろう。 こちら あの宿で先に立ったセがれでござる。 では秋山と 秋山平と申します。 父一体これはそれはわしの方が聞きたい。 この義は 父上 [音楽] ではこちらはあなたの娘の無こ殿のでござる。 大郎、戦国口にしたのはどういうことだ? この世にある1人と 1人とはどういうことだ? 服を、 お服殿を 生きていては 父上にも私にも心の重と申しまして。 国を出る前日秋の母大地で違いよ。 [音楽] リエンなど消復できません。 しかしその他がここに残っていては反の罪人の妻になる。 構いません。 私がご郎から狙われているということは そのお手の中には長瀬の父上もおられると いうことぞ。 そうなれば父上のお役目も鈍ることになる 。私としても 後の嬉なく江戸へ向かいたいのだ。 [音楽] お服服嫁にもらったばっかりにお服にはかわいそうなこ お服には わしが向こうで謝る 父上 秋山殿 のセ殿は 真っすぐなお方です。 良いセレドです。 私も 良いを持ちました。 父上 大治郎 [音楽] [音楽] それからしばらくして江戸の表情書の門前 には鳥井小郎子と秋山大次郎の姿がござい ました。 [音楽] お [音楽] で、お前さんは何上に秋山殿を守ろうと 新井の宿で秋山殿の話を聞いたのです。 それで岐阜に駆られたか? いえ、それに反のお家騒動に関わるつもりはありませんでした。 ただ 見つき前に目取った秋山殿のニズが 夫の決意を鈍らせと自害なさったのを聞い たのです。 その妻のためにも秋山殿の思いを遂げさせ たく あの時 ふと見冬のことを思い出してました。 中源を上げたばかりの頃、あると立ち合い を重ねる主義に立ちったことがありました 。 そんな時でも三は もしかしたら打ち負けるかもしれぬこの私 を 普段通り表向きは穏やかに送り出してくれ ました。そのけさがいじらしく 今でも忘れることができません。 良いことをしたの大郎。 長瀬殿のお前が切ったことだ。 良いでしょうか? うん。きっとそうだわさ。せたのは秋山殿を打ち取った後自ら腹を切るつもりであったろう。嫁にあった娘への詫びはそれしかあるまい。万が一しくじった場合は過労への詫。 いずれにしても死を覚悟の旅であったろう 。 義のせれとは言いながら 己の件で切らせずに住んだのはせめてもう 救いよ とわしは思うかな。 しかし父上 を流せたど吉田 の宿でたまたまだろよ。 あの長瀬立之助はおそらく 義の世がれの無実を知っていたのだ。知り ながら命令に従わざるを得ない武士の しがらみの中あのお手に加らざるを得 なかったのだ。 やれの娘も良い男に突ぎました。 衛星。お帰り。 おお。 大次郎様。美様がお休きで埋まったって。 はい。 シおじちゃん [音楽] だよ。 え、いけたぞ。 [音楽] 秋はまたしぐれの季節。しかし癒しくも武式の雨では決してえません。 [音楽] あ、げだ。早く持ってこい。です。 [笑い] ありがとうございました。め、め。おい、 [音楽] これは注文してもらうのが 板のものが是非若先生にと。 いや、これは済ま どうぞごゆっくり。 調査おります。 若先生がお1 人でお見えになるなんて本当にお珍しいと思して。 [音楽] いや、今日は本条亀沢町の小川先生をお尋ねしたのだが肉とこの目で [音楽] あのお医者様の相鉄先生を あ、うん。 どうなされました?もし王先生がお具合でも? いや、ご心配は無です。 そうなんとも拉チもないことで実は秋山古平 [音楽] [音楽] 3日前に鉱物のナズを 2匹鍋やけ焼きにしてペロリと平ら てしまいましたので 相鉄先生も呆れていなさった古兵の近頃食が張っていて困ったものじゃって健名人が生にしてやられたかって笑っておいでになりましたよ。 ふん。はエゴジじゃねえな。 はい。 ダメ。 はい。ああ。はい。はい。はい。はい。 うん。 大丈夫。 [音楽] あれ?もうお帰りで すか?感情。 はい。 はい。ました。 [音楽] お心当たりの方はおられるか?どうじゃ?この世の前で金を落とされた方はおられるか? あのお坊様。 わしが拾ったのはこの 50両。 おいでにならね。ずれ年主が探しに現れよ。この金はそれまでこちらに預けておきたいがどうじゃん。 [音楽] いえ、それはあのお坊様何か間違いでもありましてはやはり大番所の方へお届けなさいまし。 万書へ案内させますよ。 まして50両って大金ですか? いや、大金だからこそ落とされた方は尋た尋探して必ずここに現れるはずなのじゃ。それではわしがこうしてしばらく待たせてもらうことにしよう。お邪魔であろうがどうじゃなさん。 え、じゃ、それでは沖の住むように。 おい、おいてこぜ。 ありがとうございました。また あれ忘れてましたよ、若先生。 すま得はもう1歩。 はい。ました。 ごめん。 あ、ちょっと物を尋ねるか。な んでございましょう。 せにもこの辺りで落とし物をいたした。これほどの大きさの複さ包ず包みであるが、もしや当たりはないか? それでその副作には 金数50両風筋で2つだが。 それはようございましたな。お坊様。 それではこちらのご出家がさよ。まずおめを。いやあ、これは片けない。おかげで助かった。いや、拾うてくれたお方がご湿気だったとはなんとも運が良い。あ、火用の場合霊金を差し上げるのが鳴らしであろう。 あ、初めてのこと言え。さて、いかがしたものか。霊金は拾い金の 1 割。町のもの決まりでございますよ。え、 さよか。それではご いや、わしはご覧の通り出家のみでございます。え、 何とそ受け取りを さ、お坊様 作用でござるか。 それではこの金仏様へのご奇心ということに。 ご苦労様でした。いやいや。 [音楽] この店にも迷惑を詫ビ印じゃ心ばかりだが店の人たちに これはまたどうもありがとうご存じます。 それでは私もそれですか [音楽] [音楽] これで文句はあるま。コロりと騙されやがったぜ。あの坊ズ。それに店の連中もな。 [音楽] それではさ、我々にも約束通り。 どうした? [音楽] あ、こ、これは一体 よくも仕組みやがったな、ボス。うまいわせねえ。この風に覚えがあるだろう。め、衣子供を向いてさらし物にしてくれる。まず脇を聞こう。この通り相手はごではないか。 どこの誰だか知らねえがおさんには変わりのねことだ。 ろ目にちな。 [音楽] [音楽] [音楽] ご ご 出落とし物ではないか、この付近は。ごけ というわけでその悪る日。 おお、これは面白い。よくできたじゃ。 なりで重みをつけての表書きも本物そっくりじゃ。 はい。この私も騙されました。店にいた浪人どもの様子で出が拾ったというご重量を狙ってるのは分かりましたがそこにまた落年主と小する武士が出てまいりましたのね。 その霊金の5 の禁止だろうよ。浪人どもはなご量の区面ができずに爆死場かどっかで使用たご家人に儲話を持ちかけたのさ。 身分は軽いが天ガの時期さ何とも情けないことで地下はそういった連中が増えてな街のものも困っておる。しかし良い君ではないかそういった奴らが 4 人もかかって奇妙な坊主にいっぱい食わされるとはな。 語りと申しましても上には上があるもので 面白そうなお話のようだね。一体何事かねえ大次郎様。 いえ、別に 薬はもう飲ませることもないとそうおっしゃったのかね、そうです。先生は はい。古兵ドの体は何分人並み外れているからのと放っておけば治ると抜かしたそうじゃ。あのやい写メがすかゆ。 [笑い] はい。よいしょ。 ちっちゃい。 京王寺門前の島屋の甘路になります。うん。 うまい。うまいわ。しかしそれにしてもお前さんは物づきじゃな。 その坊主まで助けたと言うたがなぜそこまでする気になったのじゃ。 あ、実はこの成り行きを是非とも見届けたいと思いまして。ま、坂さ酒の酔いもを手伝っていたのかもしれません。上 いや、つまらんところがるもんじゃと思うでな。お前はさすがわしの子よ。 面白い話を聞いてな。腹具合もすっかりようなった。 それにしても父上。 うん。ま、良いではないか。騙された奴らは服の深い連中だ。ん、 しかし父上。 そうか。わしの思うた通りじゃ。お前さんはその坊主の跡をつけて住かまで突き止めてきたな。 どうなされます?父上なら。うん。 あの坊さは深川島田町の裏に 1人で住み暮らしているようで。 うん。それは妙じゃの出権が長屋にな。 [音楽] [音楽] [音楽] 何?あの坊主が片敵。 ええ、兄を打った敵を探してもう 20 年になるとあの長屋を枯れた時に大家やそう打ち上げたそうで。 どこかの家中の武士だったということか。 ああ、前つに決まってます。若先生。それくらいの嘘でもつかねえと頭情の分からねえ坊さを田子にする大家など癒しませんからね。長屋のものは何も知りません。全空さんは何か訳けありのお坊さんらしいが無口で大人なしい人だと。 [音楽] 全空というのかあの坊主 まあその名も怪しもんだ。 1 年ほど目そこの大きの近くの名シ屋で語りを仕組んだやつがおりましてね。騙し取ったのは 2 両だが手口はそっくり同じ。あの坊さの仕でございますよ。 1 年前か。語を働くのは 1年に1 度。そう決めてやがるのかもしれませんね。 全区だの語りとも思えるのが そら若先生奴に騙される方も悪いやつと相場は決まっておるやつ。 お先生のおしるでございます。お物将の心志しをお願いします。 [音楽] [音楽] おう [音楽] お [音楽] [音楽] [音楽] おい。 ああ、冷えてきやがったな。 毒ひぼちぼち引き上げようぜ。今夜当たりもねえし。 はい。 あれはなんだね。調査。あのロマサだ。 [音楽] ねえか。おい、 演技でもね。 [音楽] まあ、お坊様。あ、沖が疲れましたか。お坊様。 あなたはあの織の 驚きましたのはこちらも同じことで板のものがお坊様を担み込んできた時はもう本当に あ気でしたか それがこの調査でございますよ。 さようか。それは誠に いやどうだっていいから。 お坊さんをどうぞ。 これは卵だけ。 ただの薬闘でございますよ。お坊様。 そうでございますと。卵も酒も入ってねえからさ。暑いところどうぞ。 さようか。それでは片うちの先動が一緒だったから水を履せるやら何やら。場所は手慣れたもんで。 [音楽] いや、誠に人の世の因縁というのは誠に不思議なものでござる。 夕べは一体どうなされたのでございますか?お坊さんは。 いえ、それが爆発の帰りに満年橋を通りかかりましたところ。ブライのロ人どもに何やら南く癖をつけられまして。 [音楽] ま、それで 爆発したゼニを残らず奪い取られ、あとはいきなり川に投げ込まれてしまいましたのではい。 ご出家に無なことをバチ当たりな連中もいるものじゃないかね。長さん 全く近頃はそんな奴らが増えてきやがって例の浪人どもだな。 は大方溺れしんだ高かあの坊さん影も形も見えなかったそうでなく私のあの辺りのカっぺりを熊なく探してみたんでございますかねえやろ 明日になったら島田町の長屋に回ってみようと思います。 全空坊主が蹴っていねえとなると大家や人に話をしなってはならねえし。田道場の出を得たら私は藤へずっと気になっていたのだ。女さんや蝶さには何も話していなかったからな。あの坊さんのことは。 いや、どうもありがとう。 この通りこの後までくれてではこれにてあ、それは誠課長さん。あ、どうぞ。 [音楽] あ、いえ、ご宿をお前さんが 全く妙な巡りで不思議なもんでございますね。世の中の因縁ってやつはあの坊さんもそう言っておりましたね。 あ、それでご出はどこへ? 今日にも国本へケるそうですよ。江戸体操物騒になってきたからとても高なぞちゃいられねえと言ってましてね。 若先生、あの坊さんに何か ん?あ、いや、あの、その一度ゆっくり話をしてみたいと思っていたものでな。 それでは若先生どうぞ。しばらくお待ちになりましてはいかがでございますか? いえね、国元にケール目にこの藤士郎へ挨拶に来るってそう言っておりしたから。 ひぐれまでにはお取りになりましょうから。あのお坊様さどうぞ若先生。 では実は岡さん父上もお呼びをしたいから [音楽] あの大先生も すまるが使いのものを金が口まで お安いご用でございますよ。ちょうどうちの先道も売らず遊んでおりますからお読んでお願い はい。 [音楽] 中に中に誰かいる。 何?全空坊主だ。あいつ目生きてやがったんです。と まさか幽霊じゃよく見てる。明日とちゃんだろ。 [音楽] は 江戸を出る気じゃありませんかね。あのボス 心配らねえ。おにするならいつだって。 まさかあのお坊様がお話を伺いましてもまさかそのような悪児をなさるお方とは すまなかったさ。 私も気にはなっていたのだができればこの話の耳には入れたくないと思っていたもので甘いの大次郎 その全空とかいう坊主なこの藤次郎で世話になりながら女将の気象につけ込んで金を騙してる 3断をしていたに違いないそうではないか大郎子 その通りでございますがしかしごめんな この 雨口になって久しぶりに手に入りましたんで是非先生に そうか。それはありがたい。 いや、今仕事さんが話聞いたんですが、あのお坊さん全くとんでもねえやろで戻ってきがったらもぶ殴ってやるやつよ。 [音楽] ちょっと長さ。 あ、これはどうも私と一言が失礼いたします。 無理もないのでございますよ、先生。あのお坊さんを担ぎ込んできたのは長さんでございますから。 実を言うとな。わしもその坊主のつを一度拝んでみたいと思っていたのだ。この大事郎に散々話を聞かされてな。なんとも妙な坊主ではないか。語りのやり口にしても年に一度。手が混んでいる割には乗のりが薄い。 何やら哀れな気がするのだよ、わしは。 あの連中で暴さを切ろうとしたのはこいつはどうもやこしいことになりやがったぜ。 [音楽] 浅草安倍川町の井上伝国 住民 秋山古平が言った通りのご人でございます 。 [音楽] あの坊主が生きていたと 語り目が今度こそを渡してくれる。 [音楽] [音楽] [音楽] あいつが藤郎に一体どうなったんだ。 [音楽] あのお坊様が戻ってまいりました。 まあ待て。そうは慌てることはない。 1 度ゆっくりあの坊主と話がしてみたい。そう言ったではないか。無業所へ突き出すつもりならやを呼んでおるわ。 ま、何もかもあの全空とやらの本章を見極めた上でのことだの女神。 はい。大先生にお任せを。 おさんちょいと 失礼します。 お戻りでございましたか。お坊様。あ、 [音楽] 見つけたぞ。 この語り目が一緒に来てもらおう。 お待ちくださいまし。 見れば先日のこれは一体どういうことなんでございますか?おブ様、 お前らの知ったことではない。 いいえ、そんな大事なお客様でございますよ。このお坊様は私どもの。 はあ。こいつは面白れえぜ。 するとこの富士郎は承知の上で この語り物のエセボを客にしているのだな 。 あるいはこのエセボンズとグルになり 客を目当てに語りを働いているのか。 そうなるとこれは 業者に訴えて出願ならんがどうするがこの 話付き合わねえや。 とさっと消えてましたぜ。おさん。 あ、そうだね。お客様もおだし。このまま引き取りをいただきましょうか。おぼけ様。 なんだと だがな。手ブじゃ帰れねえよ。分かってんだろうな。神 [音楽] つ俺たちに足台を出してもらうか。そうだな。 [音楽] これほどの店なら合わせて 100両。 藤次郎といえばこの江戸でも名の通った看板じゃねえか。 その看板に傷がつきますぜ。 悪い噂が江戸中に広まるとキネとたるきの馬かし合い。それなら馬かされた方が負けではないかな。 [笑い] こやつ いつでも不業者を訴えて出れば良いではないか。 [音楽] お調べがあれば同西ということになるのではないかな。このわしもお前さん方も [音楽] お坊さん筋違いというものだよ。お前さん方の藤次郎から金をゆり取ろうとらむのはこの足も元は武士。 それほどわしに恨みがあるなら立ち合って信じるがどうだ? 面白い。表に出ろ。 [音楽] 様だ。 [音楽] 若先生、なんとかし合っておくんなさいまし先生。 分かった。長さん、今の一切何もかも聞いていたからな。面白くなってきたではないか。これはなかなか。 [音楽] そんなことおっしゃって。相手は大勢だ。生すぎされちゃいますよ。あの坊さん。 [音楽] いさん、おやつは俺たちにお任せよ。め、今度は逃さぬぞ。 昔武士だったというのは嘘ではないらしいな。 [音楽] 貴 う [音楽] [音楽] [拍手] あか任せて。 よし。どした?こって。だ後のシを頼む。 あ、 おお、こいつは大飛ぼやりして片端ばかりから取る。 [拍手] [音楽] 貴様じがし、あなたはいつでの? [音楽] 久しぶりだな。前クさんやら。 これは何とも 悪いことはできないもので。 それが本名は津田小之助鹿 の名は何卒ぞ。谷上の敵を打つため 20 年前に国元を出られたとそう承知をしておりますがそれは誠のことで さよくご存じて ではこの20 年探すが未だに見つからぬということですかな?津田さんとやら。あ、いや、これは失礼。 見つからぬと申すよりその敵など初めから探す気がございませるのでこの私は何と申される? つまりこの人は初めから片き打ちなどする気はないということよ。それゆ故えに 2 度と国元の土を踏むことはできぬ。そう思いを定めておいでなるのだ。 津田さんは 兄の敵が悪いのではなく敵と申し相手に着られた兄が悪いのでござる。私何は鹿の重約を務める家柄を傘に来て家中の人妻に横連邦をいたしました。 あ句の果てに武士にある魔じき無たな振る舞いを夫に合わせる顔がないと全てを書き残した上でその人妻は自害をいたし さよかそれは何度も この私は国を出てどこという当てもなく旅をするうちに妙な坊も知り合いそれこそ誠の兄と弟の ような間柄になりましてな。 その坊様は10年前に亡くなりましたが、 死も私が取りましたので、 実はその坊様の名が全空でござった。 なるほど。 ではその語りの手口もその人に教えられた のかい。はい、その通りで。ご量もあれば この私まず1年ほどは生き延びることが できます故えに。 こなった上はいかになされましても不業所 に突き出されても私は一向に構えません。 実は先ほどあの浪人どもに切り殺されても それもまた 良いではないかと思いめておりましたので いやそれで思い出したが今日こちらに戻っ てまいりましたのはただ女将さんにお礼を 差し上げたいと私はそのつもりでござい ました。 これはお坊様がご自身でお掘りになりましたもので はい。それは網田如来のつもりでござる。 この世の悪人を決してお見捨てにならず上土へお救いくださるお方でございますね。網田様は さよ。他に差し上げるものはありません。 それでは津田さん。 いえ、全空とお呼びください。 では全空とろ。 もはや何も申さな。この場からすぐに江戸を立ちなされ。面倒なことが起こらぬうちにな。行きたいか死にたいか。 それが分かるまでとにかく生きてみること じゃの先空He. あなたの物です。これは使うてみるかい。今一度。 さて、それは この前空の消息を秋山平はそれから後2度 と耳にすることはなかったのでございます 。 とうナぎによく似ておるわ、あの全空坊主。 あは、確かに日に上げて顔も真っ黒ですが。 うん。それもあるがな。掴みどがないということよ。大次郎。冷エルと思ら降ってきよったな。 [音楽] 大、 どうした? 地からもう少しどっかであったままっていくか。 今私もそう言おうと思っておりました。人落としや。はい。 [音楽]