寄贈した本と並ぶ同クラブ会員ら
藤沢ライオンズクラブ（青木明彦会長）が１日、市総合市民図書館に図書36冊（12万円相当）を寄贈した。
図書は子ども向けの「青い鳥文庫」など大活字本が主となり、同館の事業「りんごの棚」に収められる。
りんごの棚は、市が定めた「ふじさわ子ども読書プラン２０２５」に基づき、棚の形状にとらわれず布の絵本や点字図書、大活字本などさまざまな障害に対応した資料を一カ所に集め、子どもが自分に合った本を手に取ることができる。同館にはこれまでに56冊が収められていた。
同日に行われた寄贈式で同館は「幅広く読んでいただける本の寄贈はありがたい」と感謝を述べた。同クラブは「障害の有無にかかわらず、さまざまな人に手に取ってほしい」と話した。