最新ニュース – 橋本愛、民放地上波の連ドラ初主演 脚本・遊川和彦氏「家庭教師のトラコ」日テレ系7月期
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女優・橋本愛(26)が7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜・後10時)で主演することが25日、分かった。橋本は民放地上波の連ドラ初主演となる。
ヒット作「家政婦のミタ」を生み出した脚本家・遊川和彦さん、大平太プロデューサーコンビの最新作。橋本が同コンビのドラマに出演するのは「同期のサクラ」(19年)、「35歳の少女」(20年)に続く3度目で、主人公の座を射止めた。
橋本が演じるのは、合格率100%を誇る伝説の家庭教師・根津寅子(トラコ)。“指導”するのは、娘を小学受験させる30代のワーキングママ、中学受験の息子を育てる40代シングルマザー、息子の有名大進学を願う富裕層の後妻となった50代の母親。ただ単に勉強を教えるのではなく、家族に潜む問題を解決する。
取材に応じた橋本は「遊川さんは『説教しないドラマにしたい』とおっしゃっていて、うれしかったです。トラコさんは一般的な家庭教師ではなく、家庭(全体)を教育する、家庭“の”教師。家族そのものにアプローチしていくのは、すごく面白いと思いました」と目を輝かせた。各家庭に合わせ、風貌も大きくイメージチェンジする。「トラコさんは向き合う家庭に対してキャラクターを変える。そこも面白いです」と話した。
遊川さんのドラマについて、橋本は「どの作品にも“怒り”が根底にあります。それを全然違う作品にする『手数』はすごいと思います」と心酔している。第2話まで台本を読み進め、トラコの本質は何かを想像する日々が続く。「いつもは結末から逆算して取り組むことが多いのですが、今回は先が見えない。自分で道をつくって、開拓していく新しいチャレンジです。本当のトラコさんに出会う時が楽しみです」と話している。
遊川さんは「女優・橋本愛は今、僕たちの想像以上のスピードで成長している気がしてなりません。そんな彼女の演じる『家庭教師のトラコ』は、真夏の太陽のような強烈さと、草原を吹き抜ける風のような爽やかさと、真夜中の海のような底知れぬ謎を秘めて現れます」と期待している。
橋本は視聴者に向け「面白いな、楽しいなと思ってもらいたい気持ちはありますが、たった一人だけでも、ドラマを見て考え方が変わった、何か行動したとか、“侵食”するような体験になれば」と話している。
◆橋本 愛(はしもと・あい)1996年1月12日、熊本県生まれ。26歳。2008年、所属事務所のオーディションでグランプリを獲得し芸能界入り。13年、映画「桐島、部活やめるってよ」などで日本アカデミー賞新人俳優賞ほか受賞。同年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演。NHK大河ドラマには「西郷どん」(18年)、「いだてん~東京オリムピック噺~」(19年)、「青天を衝け」(21年)の3作品に出演。

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