初開催となった「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」は22日、「Grand Ceremony」を前に、会場となったロームシアター京都で華やかにレッドカーペットイベントが催された。
レッドカーペット・アンバサダーを務めた歌手で俳優の中島健人(31)から、MCの菅田将暉(32)まで34組のアーティストらが登場。一人一人車から降り、会場を取り囲むファンらに手を振って応えた。
「最優秀国内シンガーソングライター賞」「最優秀アルバム賞」などを受賞した藤井風(27)は、「日本でグラミー賞みたいなものがやれたらいいなと思っていたので、その一部になれて光栄です」と語り、晴れやかなシーンを楽しんだ。
最優秀アーティスト賞に輝いたMrs.GREEN APPLEは、「京都に合わせて和のイメージでまとめた」というコスチューム。「京都の雰囲気が良くてリラックスできますね」と笑顔。
ひときわ歓声があがったのが、優雅な長い裾と胸元が大きく開いたマーメイドスタイルのちゃんみな。昨年11月に女児出産を報告しているが、妖艶な衣装で魅了した。
Grand CeremonyのMCという大役を見事やり遂げた菅田は、レッドカーペットでは、「これほどの格式、規模感が(京都なのに)何だか外国にいるようなぜいたくな感覚。ミュージシャンのための祭典なので、僕がそこにお力添えができれば」と語っていた。
Grand Ceremonyは授賞式の合間にアーティストの特別パフォーマンスがあり、音楽界での長きにわたる活躍をたたえる「MAJ Timeless Echo」を受賞したレジェンド、矢沢永吉(75)は「IT’S UP TO YOU!」「YES MY LOVE」など3曲を披露し、圧巻の存在感を見せつけた。「50 年近く歌っているんですけど、こうした音楽の賞は初めてかなあ…というくらいです。本当に今日はうれしくて、皆さん頑張ってください。50年やってください」と次世代へメッセージを送った。
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