Music Award Japan 2025 を観た。

正直、その存在を全く知らず(あたた・・・)、NHKのNews7を見た続きで、細野晴臣さんが出てきたので「ちょっと見るかな」という程度だった。

ところがオープニングがY.M.O「ライディーン」。1960年代生まれとしては、観るしかない!ところが、あの「ライディーン」が見事に編曲されている。それを表現する若いアーティスト、ダンサーの世界観に引き込まれた。

演出が素晴らしい!!!

東京オリンピックの演出に、この国の文化力も終わったか、と思っていただけに、

「なんだ!日本のカルチャー・パワーは健在だったんだ!」

と、嬉しくなってしまった。

若い頃は・・・とは言いたくないけれど(笑)、若い時のように朝から晩まで音楽を聴いてはいないな〜。なんだかんだと忙しいのか?最近のアーティストも、よく知らない。息子はApple Musicを聴きまくっていて、そこから漏れ聞こえる曲を「それ誰?」と、時々チェックするくらいだ。

今日のステージのアーティストたちは、知っている人は多くなかったけれど、そのパワーと世界観に惹き込まれた。それと共に、音楽は、人を励まし、人を元気づけ、人を守ってくれる存在なのだと改めて思った。歌詞には、日本の世相や若者たちの置かれた社会の姿が映し出されているとも感じた。

それにしても、日本のヒップホップのレベルが、すごい上がっている!驚いた。

Music Award Japanは、音楽業界の主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が設立した、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)が、日本の多様な音楽やカルチャーの魅力を世界へ発信していく新メディア“OTOMO”により創設された音楽賞なのだという。

京都という日本の文化を象徴する地で、年に一度、Music Award Japanのもとに、アーティストたちが集まり、また多くのアーティストがここを目指し、単に「評価される」ためではなく、互いに刺激を受ける場となることを祈念する。

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