誰も知らない、誰も観たことがない、55年前の新作映画。イタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラーが本邦初上陸!『男女残酷物語/サソリ決戦』予告編が解禁!
本作は、終わりなき男女の対決を描き、『華麗なる殺人』(65)、『バーバレラ』(67)、『女性上位時代』(68)といった時代を象徴する作品に匹敵する内容ながらも50年以上もの間埋もれ、海外でようやく近年その存在と価値を発見された作品だ。日本ではほとんど誰にも知られることなく、知られていないが故に誰にも待たれることもなく、存在自体が確認されていなかった。この上映で初めて、我々はこの傑作を発見することとなる。
今回、解禁されたのは残酷予告。
不気味な笑顔を避えた鍋談から始まり、ジャーナリストのメアリーと、藤善財団大幹部のセイヤーの出会いが描かれる。裏の顔を持っていたセイヤーはメアリーを秘密のアジトで監禁。ハイテク設備を用いられながら肉体的、精神的凌等を受けるメアリーだったが、彼女の行動や提察は想像を超えており、2人の関係性は思わぬ展開へ。謎に満ちながら高い芸術性を持ったシーンの連続に目を辛われていると、セイヤーは巨大女性像に向かっていき…。
世紀の男女対決は、いったいどのような結果を辿るのか。映画のテーマである男女間の対決は、古から世界中で平行線のまま続いてきた残酷な図式であり、ヴィヴィッドかつシュールに具現化された本編を凝縮した予告編はまさしく残酷の極みでありながら、北に感に満ちている。
この2人を演しるのは、『黄金の七人」(65)、『女性上位時代」『愛の国」(73)の名優フィリップ・ルロワと、マリオ・バーヴァやルチオフルチ作品にも出演したドイツの女優ダグマー・ラッサンダー。
めくるめく2人の表情と共に開こえてくるのは、ステルヴィオ・チブリアーニによる華麗なるサウンドトラック。想的な美しさの「MARY’S THEME」から始まり、西部劇での決間をまざまざと想起させるモリコーネの如き重厚な「FIGHT OF LOVE」、そして歌手オリンピアによる津々しいヴォーカルがメアリーおよび映画全体の意思を表明するかのような一体感を持つグルーヴィーな「FEMINA RIDENS – CANTATA」が使用されており、これらを含めたゴージャスな楽田は映画本編で存分に堪能できる。
『男女残酷物語/サソリ決戦』は2024年6月7日公開
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