土曜の午前、テレビがクソつまらないのしかやってない時間帯に「王様のブランチ」で
何回か取り上げていたため
「medium 霊媒探偵城塚翡翠」を読んだ。

私自身まっさらな状態で見たい派なので
あらすじは書かない!
感想だけ先に言うと、(以下内容は一切触れないが感想書きますんで感想も聞きたくない人は閉じて!)

あんまり期待しすぎない方がいい。
ほどほど楽しめるんじゃね?程度だ。

だらだらとしょうもない文が多く、
それが伏線とか心情描写とかの深い表現ではなく、内容は薄いので飛ばし読みでいい。

あとはー…、
やたら
「かぶりをふる」 
意味:頭(かぶり)を左右に振り、不承知・否定の意を表す
を使うのが目についた。
覚えたての言葉を使いたくなっちゃう人なのかな。

隙あらばカタカナを羅列する大学生かよ。
まあ、かわいいやっちゃ。

それと途中から

「中座(する)」
意味:途中で席を外すこと。朝座と夕座の間の休息。

を多用。まったく…。思わずググったわ。
いちいち目障りな表現使いやがって…。

さらにまたまた終盤になってくると
「嗤う(わらうと読む)」
意味: 人を馬鹿にして見下したように笑う

を多用し出す。

ん?

「か」ぶりをふる→「ち」ゅうざ→「わ」らう
はっはーん。こいつさては辞書めくりながら執筆しておるな。
わざと難しい言葉使って文学感出す系か?出す系なのか?

ライトノベルの中学生っぽい臭いがして、
ちょっと苦手な文だった。
ラノベにハマってる人、慣れてる人には
好評なのかな?

後々調べてみると、
「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 第一位
「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第一位
「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー
と巷?の評価は高い(ゴリ押し)されてるが
文といい、展開といい、センスは感じなかった。

最近本屋大賞とかよくわからない賞でもてはやされても、
読むと微妙(過大評価じゃね?)ってのがある。
「そして、バトンは渡された」しかり「スクラップアンドビルド」しかり。
やっぱり本は出会いですな。

ちなみに、芥川賞、直木賞の講評・審査員のコメント面白いですよ。
なかなかストレートで。
作家は感想表現も上手いんですかね。
2020/5/6

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