
米サウスカロライナ州ノースチャールストンで2020年7月撮影。 REUTERS/Randall Hill
[ロンドン 6日 ロイター] – 英ロンドンで7月に開催されるラップ・ヒップホップ音楽祭「ワイヤレス・フェスティバル」のヘッドライナーに米ラッパーのカニエ・ウェストが起用され、英政府に同氏の入国禁止を求める圧力が高まっている。
現在は「Ye」の名前で活動するウェストは、反ユダヤ主義的な発言やナチズムの礼賛で批判を浴びてきた。これを理由にXを含むソーシャルメディアアカウントが繰り返し停止されている。
ウェストの起用決定を受け、複数の企業が音楽祭のスポンサーから降りたほか、最大野党の保守党はマフムード内相への書簡で入国を認めないよう求めた。
内務省関係者は、閣僚らがウェストの入国許可を審査していると述べた。同省は1月、虚偽情報を拡散したとしてオランダ極右活動家の電子渡航認証(ETA)を取り消した。
共同主催者であるフェスティバル・リパブリックのメルビン・ベン代表取締役は、不適切な発言を繰り返してきたウェストをヘッドライナーに起用した判断を正当化し、寛容の精神を訴えた。
ベン氏によると、ウェストはステージ上で「意見を主張する場」を与えられることはないという。
スターマー首相もウェストの出演について「深く懸念している」と述べた。
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