
エンゼルスのモレノオーナー
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米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が6日(日本時間7日)、エンゼルスが独自のテレビネットワークを設立することについて解説している。
エンゼルスは数カ月前まで、「メイン・ストリート・スポーツ」社と契約していたメジャーリーグ9球団のうちの一つだった。同社は「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク」のチャンネルを所有していたが、ケーブルテレビ契約の減少とデジタル配信への移行により、ここ数年、財務問題を抱えていた。複数の球団への支払いが滞ったため、9球団全てが契約を打ち切り、その後一カ月足らずで6球団がメジャーリーグ主導の放送体制へ移行した。
残っていたのはブレーブス、タイガース、エンゼルスの3球団で、ブレーブスは先月、球団所有の配信事業「ブレーブス・ビジョン」を立ち上げ、タイガースも先日「デトロイト・スポーツ・ネットワーク」の設立を発表した。
エンゼルスも「メイン・ストリート・スポーツ」社の一部を買収し、独自のテレビネットワークを立ち上げる。実況や解説などの放送スタッフはそのまま残る見込みだが、ネットワークの名称はまだ決まっていない。
気になるのは球団の収益面への影響。数年前までエンゼルスは「メイン・ストリート・スポーツ」社との契約で年間1億2500万ドル(約196億円)を受け取っていたが、その全てを埋め合わせるのは難しいとみられている。アート・モレノオーナーは最近、球団の財政状況について語り、テレビ放送をめぐる不透明さが補強費用にも影響していることを認めた。「年俸総額が2億ドルに戻るか?おそらく戻るだろう。ただ、まずテレビの問題を解決しなければならない。それと球団ブランドを向上させる必要がある」。球団内部ではビジネス部門のトップも交代する。ジョン・カルピーノ球団社長は退任し、後任にはモリー・ジョリー上級副社長が4月6日に就任する予定。
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