『エル・ジャポン』4月号カバーにCOCONA (XG)が登場。「グッチ」ブランドアンバサダーに就任したCOCONAが、デムナが初めて手掛けた最新コレクションを纏ったファッションシューティングで新たな魅力を発揮。
2022年のデビューから世界を舞台に快進撃を続け、今年3月に結成4周年を迎えるXG。バズカットで異彩を放つ最年少メンバーCOCONAは、鋭いラップスキルを武器にXGの音楽的アイデンティティをさらなる高みへ導く。そんなCOCONAへのデジタル限定ロングインタビューでは、初のソロ表紙撮影の感想からタトゥーにまつわるエピソード、デビュー4周年を迎えるXGの現在地まで、本誌未公開フォトとともにたっぷりお届け。
「XGの自分は普段と全然違う」初めての表紙撮影と、XGという居場所
ー初めてのソロ表紙撮影、どんな気持ちで臨みましたか?
すごく緊張しました。撮影を終えた今も、まだ緊張しています(笑)。ソロ表紙が決まって、たくさん学びや刺激を受けられる機会だなってすごくワクワクしていたんですが、グループ活動をずっと楽しんできた分、ひとりで大丈夫か心配もあったんです。でも、みなさんのサポートのおかげで意外とリラックスして撮影できました!
ー着用されている「グッチ」2026春夏コレクションのテーマは「ラ ファミリア(家族)」です。COCONAさんにとって“家族”とはどんな存在ですか?
いちばん学べる存在なのかな。“家族”というと両親やメンバーが思い浮かぶんですけど、いちばん落ち着ける場所だからこそ、いちばん学べる場所でもあるんだと思います。
ーどんなところから学びやインスピレーションを受けるのでしょうか。
私、“人生=学び”だと思っているんです。メンバーたちの姿にかっこいいと思ったりみんなとのちょっとした会話とか、尊敬できると思えるひとつひとつの瞬間が学びになっています。やっぱり“家族”っていちばん近くにいて安心できる存在だからこそ、小さなことでも目に入るし素敵だと思えるような気がします。
尊敬できると思える、ひとつひとつの瞬間が学びになる
ーXGといえば斬新でユニークな衣装が印象的ですが、ご自身のファッションスタイルに影響を与えた部分はありますか?
XGのファッションから影響を受けたこと、実はないんですよね。XGはXGというか、昨年の東京ドーム公演くらいからXGでいるときの自分と普段の私って全然違うなと思うようになって。XGでいるときはXGとしてやりたいこと・表現したい音楽に全力で向き合うし、ひとりでいるときは学びの姿勢をいちばん大事にしていると思います。
ー手首の「龍」のタトゥーもとても素敵です。漢字にした理由など、タトゥーにまつわるエピソードをお聞きしたいです。
デビューして少し経ったくらいから「ファーストタトゥー何にしようかな」というのはずっと考えていたんです。最初は龍のイラストにしようと思っていたんですけど、龍をモチーフとして入れちゃうと、もっと大人になったときに「この龍じゃない」とか思っちゃいそうな気がして。龍って伝説上の生き物で私たちは見たことがないし、この漢字自体も好きだから、モチーフとして入れるよりも自分の中で想像する龍の姿が変わっていくのを楽しめたら面白そうって思って、漢字にしました。
自分の中で秘めておきたい理由もあるんですが、右の手首に入れたのもちゃんと意味があります。手首はよく見える位置なので、ふとした瞬間に視界に入るたび勇気をもらっています!
“CORE”を見せる1年へ。学びをやめない姿勢と4周年でたどり着いた“XGらしさ”
ーXGは今年3月でデビュー4周年迎えますが、振り返ってみてどんな気持ちですか?
早すぎです!(笑)。ちょうど(XGの)みんなとも4周年だねって話していたんですよ。初めてのアルバム『THE CORE – 核』が出た今、やっと“XGっぽく”なってきたというか、やっと落ち着いて自分たちの表現により深くフォーカスできるようになってきたんじゃないかなと思っています。
ー昨年12月に20歳になったCOCONAさんですが、グループとしても4周年を迎える2026年はどんなことに挑戦したいですか?
いっぱいあります。グループとしては干支に合わせて毎年決める目標がありますが、個人的には『THE CORE – 核』がリリースされたり、2度目のワールドツアーも始ままったりと、他にもたくさん準備しているので、アルバム名の“CORE”をお見せする1年にしたいです。
ーアルバム名にもなっている“CORE”に、強い思いが込められているんですね
今までは自分の意見に100%自信がなかったりで、ここまでは到達できていなかったんです。でも、メンバーが内に秘めていた思いを表現していけるような、徐々にですがそれくらいの段階まで来たと思っています。もちろんこれまでが噓だったということでは全くなく…今回は“本当の本当”って言うんですかね。それこそ収録曲の「PS118」(JURINのソロデビュー曲のXGバージョン)は、私の歌詞も面白いんですけどMAYAのリリックもすごくかっこいいです!
ー「XG TAPE」や「WOKE UP」をはじめ、COCONAさんのラップは世界で注目されています。そのラップを9歳で始めたきっかけは何だったんですか?
最初はどちらかと言えば歌とダンスをメインにやっていたんですが、通っていたアカデミーでボーカルの実力が高い方がやっぱり目立っていて、同じ土俵で戦えないと思ったんですよね。今の自分に他に勝てる要素もないと感じたとき、「じゃあ何をしたら、ありえないくらいびっくりさせられるかな」って思って(笑)。人がやってないことを突き詰めようと考えて、たどり着いたのがラップでした。自分の周りにはラップをやってる子はいなくて、当時はオーディションとかでラップを武器に挑戦していく子もあまりいなかったんですよね。それでラップにフォーカスするようになりました。
ー今のCOCONAさんの表現に至るまで、どんな音楽を聴いてスキルを磨いてきましたか?
今も学んでいる最中ですが、小さい頃から大好きなのはローリン・ヒルやTLCで、やっぱりローリン・ヒルからいちばん学んだと思います。私は自分のことをラッパーだとは思っていないし、ラップをしているという感覚もあまりないんです。でも、ラップの「情熱をそのままリズムにぶつけていけるところ」が私はすごく好きで、言葉や歌だと言えそうにないことでも、ラップなら気づいた時にはもう言い終えてしまってる、みたいな(笑)。ローリン・ヒルはまさにそんな感じというか…歌うというよりも、もはや“伝えている”じゃないですか。そこにすごく惹かれたし、たくさん学びました。
人がやってないことを突き詰めようとして、たどり着いたのがラップだった
ーさまざまな境遇の人をエンパワーメントするXGの強い歌詞がリスナーに支持されています。このようなメッセージを英語や時には韓国語など、母語以外の言語で表現していく上で大事にしていることはありますか?
常に勉強して学ぶことですかね。母語ではない分、1歩間違えたら誤解されてしまうかもしれないし、自分たちが思ってない方向に伝わってしまわないように、ただひたすら練習あるのみ・勉強あるのみだと思っています。歌詞自体はただの言葉かもしれないですが、言語ごとに全然違うカルチャーが言葉の背景にあって、広い視野をもって常に学んでいく姿勢を大事にしていたいです。音楽から学ぶこともたくさんあるし、人の話を聞く中でもたくさん学べることがあります!
ALPHAZは支え合い、高め合っていく存在。2ndワールドツアーで見据えるもの
ー「アーティストになってよかった」と思う瞬間はどんなときですか?
ふとした瞬間なんですが、ALPHAZ(XGのファンネーム) がライブの感想を伝えてくれるときです。去年初めてワールドツアーを回りましたが、同じ構成のライブを各地でお見せしていく中で、「みんな本当に楽しめているかな?」と行き詰まりを感じてしまうところもあったんです。パフォーマンスについて真剣に考えていたとき、お見送り会とかでALPHAZがキラキラした目で感想を伝えてくれるのを見ていて、自分たちが見失っていた視点に気づけたような気がしました。そういう瞬間に「やってて良かった」「負けずに頑張ってきて良かった」って思えたし、すごく記憶に残っています。
ALPHAZのおかげで、自分たちが見失っていた視点に気づけた
ー2025年はコーチェラにワールドツアーなど、海外のALPHAZとの交流もたくさんありました。学びになったことや次のワールドツアーに繋げたいことなどを教えてください。
海外でパフォーマンスする最初の頃は「自分たちってどう見えてるんだろう」「どういうきっかけで知ってくれたんだろう」などと思っていたんですが、日本や海外でライブする度に、自分たちのパフォーマンスや音楽、XGのパワーを、私たち以上にしっかり見てくださっているなってすごく感じるんです。直接言葉で伝えてくれるときもあれば、本当にずっと目が合う、みたいな方もいるんですよ! ALPHAZの顔を見るだけですごく幸せで、みんなに支えられているどころか“生きる理由”って思えるくらい(笑)。
ものすごいパワーをいつもくれるから、今回のツアーではもっと“伝えたい”です。私はいつも自分に伝えるつもりでパフォーマンスしているので、そうやって私がパフォーマンスを通して自分自身に伝えている姿から、ALPHAZがインスピレーションをもらっていたらいいなと思います。ちゃんと伝わってるって思えるとすごいうれしいし、共鳴できているなって思えるんです。だから、「狼の群れのリーダー」というALPHAZの意味って本当にその通りですよね。私たちがリーダーじゃなくてALPHAZがリーダー、ALPHAZが辛い時は自分たちが助けるし、自分たちが大変な時はALPHAZが支えてくれる。助け合っていく居心地のいい関係、でもお互いに刺激をもらえるような、本当に素敵な関係性だと思っています!
model:COCONA (XG) photo:FISH ZHANG styling:AYAKA ENDO makeup:UDA nail:AYAKA TANAKA
COCONA (XG)
2005年12月6日生まれ、2022年にXGの最年少メンバーとしてデビュー。ラップコンテンツシリーズ「XG TAPE」では卓越したラップセンスで世界的な注目を集め、2024年には「WOKE UP」でバズカットを披露。2026年2月に「グッチ」ブランドアンバサダーに就任。
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