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2026.03.02

物価高で食費が増加。アルバイトを増やすも、勉強にかける金銭的・時間的余裕のない大学生像が浮き彫りになった。

全国大学生活協同組合連合会(東京)は2026年2月、昨秋に実施した学生生活実態調査の結果を公表。1カ月の支出内訳は、物価高を反映し食費が増加した。一方、減少傾向にあった書籍費はさらに削減され、ここ10年で初めて1000円を下回った。

書籍費の推移

学業の傍らアルバイトをする学生は、全体の77.4%。この割合は16~19年にかけて上昇した後、20年に一時的に大きく低下したが、21年以降は年々回復。24年、コロナ禍前を超える水準となったが、今回はさらにそれを上回った。

アルバイトと読書の関連を調べたところ、勤務時間数が多い学生ほど、読書をしない傾向がみられた。1日の読書時間を「0分」と答えた割合は、週の勤務時間数が23時間以上では63.6%だったのに対し、同7時間未満は52.2%。アルバイトに費やす時間数が少ないほど、読書をする割合は増加した。一方、60分以上読書する層は勤務時間数の多少にかかわらず一定数いることから、読書は「しない」派と「忙しくても時間を確保する」派に二極化しているようだ。

勤務時間別 読書時間

また、週の勤務時間数が多い学生ほど、大学以外での勉強(予習・復習)を週に「0時間」つまり全くしない、と答えた割合が多かった。勤務時間数が少なくなるにつれ、勉強「0時間」が減り「10時間以上」が増加。当然ながら、長時間のアルバイトが勉強時間を圧迫している。

勤務時間別 勉強時間

【資料】

バナー写真:フォトAC

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