今年は映画『男はつらいよ』シリーズ第1作の公開(1969年)から50周年。様々なプロジェクトが展開中だが、そんなメモリアルイヤーを締めくくる12月25日に、完全数量限定生産で「復刻“寅んく” 4Kデジタル修復版ブルーレイ全巻ボックス(51枚組)」が発売となる。これを記念し、同商品に収録される特典映像のダイジェストが解禁となった。

50周年記念限定商品である「復刻“寅んく”」は、山田洋次監督が総合監修。寅さん愛用の鞄を模した特製トランクケースに、4Kデジタル修復版ブルーレイ全49巻のほか、特典映像ディスク2枚、50周年記念グッズ、貴重な資料などがぎっしりつ詰まった『男はつらいよ』の世界を堪能できるファン垂涎の豪華ボックスだ。

解禁となったダイジェスト映像には、今年、新撮した最新映像から、山田組のスタッフルームを再現したスペースで山田監督が当時を振り返り、シリーズ第1作の映画化を決意した当時のエピソードを語る様子。名セリフ「それをいっちゃあ、おしまいよ」が、実は渥美清のアドリブだったことを明かす山田監督のインタビューなどを収録。

また、第8作『寅次郎恋歌』(71年)の撮影現場を捉えた映像では、まだ髪の毛が黒々としていた頃の山田監督がカメラの横で「よーい、はい!」と声をかけたり、細かい動きをつける姿。さらに、渥美清が「よっぽどしっかりしないと、フーテンの寅という男に置いてけぼりにされてしまうんじゃないかという気がするんです」と寅次郎役への思いを語る姿や、倍賞千恵子のインタビューなど、超貴重なインタビュー&メイキング映像も収録。全作予告集など総計8時間を超す特典映像の一部が映し出されており、見どころたっぷり。

あわせて、特製ブックレット(全88ページ)に掲載の寅好き著名人も明らかに! 世界的指揮者の小澤征爾スペシャルインタビューから、かつて『男はつらいよ』公開時に劇場でもぎりをしていたという女優・片桐はいりと西ヶ谷力哉(『チコちゃんに叱られる!』制作統括)の異色対談、みうらじゅん、壇ふみ、高田郁、酒井順子、リリー・フランキーほか各界人インタビューから、黒柳徹子が渥美清について語る貴重な原稿の再録など、盛りだくさんの内容となっている。

【50周年記念限定商品概要】
男はつらいよ 復刻“寅んく” 4Kデジタル修復版ブルーレイ全巻ボックス(51枚組)【完全数量限定生産】
発売:2019年12月25日
価格:19万円+税
発売・販売:松竹

<商品内容>
・ 特製トランク
・ 4Kデジタル修復版 ブルーレイ 第1~49作(単品ブルーレイと同内容)
・ 特典ブルーレイディスク2枚
・ 50周年プロジェクトスタッフジャンパー(フリーサイズ<Lサイズ>)
・ 50周年記念ピンバッジセット
・ 特製記念ブックレット
・ 50周年記念オリジナルポスター(A3サイズ)
・ レプリカポスター 全49作(A3サイズ)
・ 公開当時のプレスシート縮刷版 全49作

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#渥美清#男はつらいよ#寅さん

40 Comments

  1. サムネイルの寅さんわっけえなあw
    初めてかもしれないや、寅さんのこと若いと思ったの

  2. 寅さんは渥美清しかいないわ 同じ役を20年以上演じ続け尚且つ亡くなった今でも車寅次郎の名は生き続けてるんやから 山田監督が生きてる限りは男はつらいよシリーズやり続けてほしいな

  3. 柴又駅前に春と言う小さな飲み屋があり渥美さんが生前常連客として通ってて、店のママさんが娘さんを身籠ってた時に飲みに来ていた渥美さんに「今度産まれる子の名前を(男はつらいよの)さくらに肖って桜にしようと思ってるんだけどどうかな?」と相談したら渥美さんは「俺の役の妹と同じ名前だからちょっとややこしくなるなぁ。だったら同じ花の名前繋がりでスミレにしたらどうだ?」と提案され娘さんはスミレと命名されたとか。

  4. めっちゃ貴重。日本を代表する大傑作中の大傑作の大俳優。もっといろんなことを教えて欲しかった

  5. 48作目体調があんまりよくないのに頑張って最後までやり遂げた渥美さん本当に素敵な俳優さんです。。。泣

  6. 渥美清さんという名前よりも「寅さん」でしたからね、嫌いな人いないんじゃないかな。永遠です。

  7. 素顔の渥美清さんは明るい顔も見せた反面、寡黙であり、話し方は寅さんのようではなく哲学者のよう(おすぎ曰く)だったそうで。
    寅さんを演じた俳優・渥美清ではなく、亡くなる時は本名の田所康雄として旅立ったのだから、渥美清、そしてフーテンの寅さんは永遠に生きてるんだよなぁとしみじみ感じる……
    生前から尊敬してたから、訃報の衝撃は今でも忘れられません。

  8. 渥美清さんは寅さんのイメージが強いですけど一作だけ金田一耕助を演じた事があります。八つ墓村です。この作品の金田一耕助が素顔の渥美清さんに近いと思います。物静かな口調が恐ろしく感じます。

  9. お帰り、 寅さん!中島美嘉LOVEちゃんと声に出して復唱すること愛してますwith岡山ブラッドともくん

  10. 最近ハマってDVDも見てるけど何だろうね?何故か見た後にまた頑張ろうって思わせる映画。本当に良い作品って言葉には表せないものかも。

  11. 山田さんの映画「幸せの黄色いハンカチ」とか「遥かなる」に渥美清さんが出ていると「おっ寅さんが出ている」となっちゃうし、倍賞さんが出ていたら「さくらだあ」となってしまうw
    逆に寅さんに満男が出ていたら「純じゃないかあ」と思ってしまうw

  12. 何作目だったかなぁ米倉斉加年(まさかね)さんが出演したのどんな名前か忘れましたが確か何々教授役だったかな⁉️寅さんが怒鳴って💢夏の日のどぶ板見たいな顔をしやがってって言うセリフに笑いました。元々米倉さんってあごがしゃくれてますからね🤣それと昔のどぶの蓋はコンクリートじゃなくて板が多かったからね。それを知った人じゃないとそのセリフの意味は解らないですね。

  13. 山田洋次監督と渥美清さんのご家族湯田川温泉の九兵衛旅館のお客さんだそうです!

  14. ここまで役名で呼ばれるようになった役者は居ないでしょうね。

  15. しっかりしないと寅さんに
    置いていかれる(涙)

  16. 很经典的电影。可以让我了解真实的日本人和日本社会三十年的发展。

  17. 渥美清さんは、素晴らしい俳優さんでしたね。素晴らしい動画🙇⤵️有り難うございました☺️✌️感動と感謝です😌💓寅さんエンド🔚映画が感激しました。

  18. 正直なところ、寅さん映画が続いてた頃は飽きもあった。全員集合もそうだったように飽きてた。でも渥美清さんが亡くなってから、寅さんが終わってからこの48作の映画を何度も見た。この映画の良さを終わってから気付いた。

  19. 寅さん生まれも育ちも柴又若ぞうですが良いですね僕も寅さんなつてきた

  20. 🌏渥美清さんの思いとともに人間は弱い。どんな時にも人間らしい心のあたたかみのある人情社会を忘れてはならない。嘘偽りのないほんものの自然とともに人を育てる支え合う心を大切に生きる力が人の心を強くする。小さな共感とともに人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるを忘れてはならない。🌏困難にぶつかった時こそ問い掛ける事も忘れてはならない。ありがとう渥美清さん☺

  21. 小さい頃、父はよく男はつらいよを観て笑っていました。何が面白いのよく理解ができなかった幼い私は今大人になり寅さんを1話から観てケラケラ笑って観ています。父はもう亡くなっていますが、きっと私の父も一緒に観ているのだと思います。この作品は私と父とを結ぶものでもあります。いつ観てもこの作品に心が温かしてもらっています。ありがとう寅さん。

  22. 子供の頃から男はつらいよ(寅さん)が大好きすぎて今もたまに観てます。

  23. 昔、同級生が寅さん、面白いと言ってたんですが…若い頃は全然寅さんの良さが分かりませんでした😅年を重ねた今、寅さんの面白さが分かる様になりました😅

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