
ドイツで開催中のベルリン国際映画祭に過去に出席した俳優や監督、映画関係者ら80人余りが17日に主催者宛ての書簡を公開し、パレスチナ自治区ガザでの戦争に対する立場を明確にするよう求めた。6日撮影(2026年 ロイター/Liesa Johannssen)
[ベルリン 17日 ロイター] – ドイツで開催中のベルリン国際映画祭に過去に出席した俳優や監督、映画関係者ら80人余りが17日に主催者宛ての書簡を公開し、パレスチナ自治区ガザでの戦争に対する立場を明確にするよう求めた。
書簡に署名したのは英俳優ティルダ・スウィントンさん、スペインの俳優ハビエル・バルデムさん、米俳優アダム・マッケイさん、英国のマイク・リー監督ら。
米誌バラエティに掲載された書簡では「われわれはベルリン国際映画祭に対し、道義的義務を果たし、イスラエルによるジェノサイド(集団虐殺)、人道に対する罪、パレスチナ人に対する戦争犯罪に反対する姿勢を明確に表明するよう求める」とした。
また、主催者がパレスチナ人の生存権を確認することや、映画関係者らがこの問題について発言する権利を守ると声明を発表することといった要求に応じていないとも指摘。「これは最低限の対応で、当然なすべきことだ」と批判した。
このほか、今年の審査委員長を務めるドイツ人監督ヴィム・ヴェンダース氏が製作者は政治に立ち入るべきではないという趣旨の発言をしたことも批判し、「一方を他方と分けることはできない」と主張した。
ヴェンダース氏の発言を受け、ブッカー賞受賞者のインド人作家アルンダティ・ロイは映画祭への出席を取りやめた。
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