SFサイコホラー映画『NEW GROUP』が、6月12日(金)に公開される。

下津優太さんが監督をつとめ、主演の山田杏奈さんのほか、青木柚さん、ピエール瀧さんが出演する。

本作のテーマは「組体操」。特報映像も公開され、突如“人間ピラミッド”を作り出し、ピエール瀧さんの掛け声とともに「ヤーーーーッ!!」と叫ぶ学生たちがクローズアップされる、不穏な映像が目を引く。

映画「NEW GROUP」特報映像

ピエール瀧さんは「数年に一回ある、映画を観た後に湧き上がる奇妙な感情をこの映画でも」と、本作の内容に自信を感じるコメントを寄せている。

集団に埋没することの幸せとは何か――不穏な組体操から目が離せない『NEW GROUP』

監督をつとめる下津優太さんは、2024年に『みなに幸あれ』で商業映画監督としてデビュー。本作は下津優太さんにとって、劇場公開2作目の監督作品となる。

主人公は、家庭環境に問題を抱える女子高生・愛。海外帰りで集団行動になじめない転校生の優のことが気になるも、なかなか関係が進展しない中、校庭で一人の生徒が四つん這いになり動かなくなる。

『NEW GROUP』登場人物 愛(演:山田杏奈)

『NEW GROUP』登場人物 優(演:青木柚)

時間を追うごとに同じように四つん這いになる学生が増え、やがて人間ピラミッドを形成。“良いもの”として参加を奨励され、積み重なった生徒たちは穏やかな表情を浮かべ、ピラミッドはさらに拡大。

校長(演:ピエール瀧さん)の「集団は、あなた方に幸せを与えますよ」というセリフも含め、不穏で謎めいた展開が密集する本作は、多様性が強調される今の時代に、集団に埋没することの幸せとは何かを問うという。

『NEW GROUP』登場人物 校長(演:ピエール瀧)

なお、本作は第29回ファンタジア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。その他16を超える映画祭で「不条理さと社会問題を問いかける、完璧なバランス」などの評価を集めているという。

フリーライター・編集者。1991年生まれ、東京都出身。早稲田大学 文化構想学部卒。
VRとVTuberがきっかけで執筆活動を開始し、Webエンジニアを経て、2022年に独立。XR/VTuber/ソーシャルVR(メタバース)/AIを中心に取材・執筆活動を行っている。
プライベートではVRChatに入り浸る。プレイ時間は4000時間程度。

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