
米アマゾン・ドット・コムは映画やテレビ番組の制作スピードを上げるため、人工知能(AI)を活用する計画だ。写真はアマゾン・プライム・ビデオのロゴ、インドで2022年4月撮影(2026年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[ロサンゼルス 4日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tab
は映画やテレビ番組の制作スピードを上げるため、人工知能(AI)を活用する計画だ。
は映画やテレビ番組の制作スピードを上げるため、人工知能(AI)を活用する計画だ。
アマゾンMGMスタジオでは、エンターテインメント部門幹部のアルバート・チェン氏率いるチームが新たなAIツールの開発に取り組んでいる。アマゾンは3月にクローズドのベータ・プログラムを立ち上げ、業界パートナーを招いてAIツールの試験を実施する予定。5月までに結果を共有できる見込みだ。
チェン氏は昨年8月に発足したAIスタジオを「スタートアップ」と表現し、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏の「2枚のピザチーム」哲学に基づいて運営していると説明した。これは、ピザ2枚で全員を養える人数にチームを限定するという哲学だ。チームを構成するのは主にプロダクトエンジニアと科学者で、クリエイティブおよびビジネス関係者は少ない。
アマゾンがAI導入を推進する背景には、制作予算の急増がある。チェン氏はインタビューで「制作コストが非常に高いため、より多くの作品を制作することも、大きなリスクを取ることも本当に難しい」と述べた。
アマゾンはほぼ全ての部門でAIの活用を推進しており、10月以降に約3万人を削減した理由の一つにAIの成功を挙げた。
AIスタジオはAIの将来的な活用例として、聖書を題材にしたアマゾン・プライムビデオのヒット作「ハウス・オブ・ダビデ」を挙げる。このドラマのシーズン2では、実写映像とAIを組み合わせて戦闘場面を制作し、両者を編集することで低コストながらスケールの大きい映像を実現した。
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