後藤謙次氏
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 ジャーナリスト後藤謙次氏が2日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、高市早苗首相(自民党総裁)が1日午前に出演予定だったNHK「日曜討論」への出演を急きょ取りやめたことについて述べた。

 高市氏はSNSで「関節リウマチの持病があり、手が腫れてしまった」と理由を説明した。後藤氏は「解散を仕掛けた張本人が、論戦を避けていると言われても仕方ない。この国をどうするというのを国民に語るということが必要なんですけど」と辛口評論した。

 公示から12日間という超短期決戦の中、党首たちが一堂に介し、論戦を張る数少ない機会だった。後藤氏は今回の騒動を、竹下登元首相が消費税導入に踏み切った当時を思い出して語った。

 「高市さんのドタキャンを聞いて、竹下さんが消費税を導入した、88年に法案提出した時の所信表明演説の最後で、こう言っているんです。“もし聞く人なくば、辻立ちしてなりとも我が志を述べん”」。実際、竹下氏は全国を回って辻立ちし、消費税導入の必要性を訴えて回った。

 後藤氏は「それくらいの重要な局面にあると思う。せっかくの総理大臣が、国民に語りかけるチャンスを自ら摘んでしまう」と指摘。講じるべき策は他にもあったとし、「テーピングをやったとしても、リモートでも当然できるだろうし」とも述べた。

 高市氏は番組欠席後、午後からの岐阜や愛知での応援演説を予定通り実施した。右手の指にテーピングをして現れ、「昨日ハイタッチとかしてる時に強く引っ張られて」などと話した。

 後藤氏は「その後、岐阜に行かれたんですか?となれば、この論戦を逃げたと言われてもしょうがない」とバッサリ。その上で「それが嫌だったら、もう1回堂々と仕切り直しをしましょうと、高市さんの方から野党に呼びかけるのが筋だと思います」と訴えた。

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