バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送テレビ)が1月23日に放送した内容が炎上している。コラムニストの木村隆志さんは「ただ、内容について擁護の声も聞こえる。背景には、在阪局が直面するテレビを取り巻く状況の変化がある」という――。


大阪市にある朝日放送テレビの社屋

大阪市にある朝日放送テレビの社屋(写真=Mc681/CC-BY-SA-4.0/Wikimedia Commons



批判だけでなく擁護も多い「ナイトスクープ」騒動

『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ、以下ABC)の“ヤングケアラー問題”が今なお波紋を広げ続けている。


発端となったのは1月23日放送の「6人兄妹の長男を代わって」という回。日常的に家事を担う小学6年の長男の依頼に基づき、探偵役のお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんが家事を手伝う様子を伝えた。


放送後、SNS等でこれが家事や介護を日常的に行う「ヤングケアラー」ではないかという声が上がり、放送から1週間が過ぎた現在も、両親らへの批判が相次いでいる。


しかし、両親への批判はSNSの過去投稿なども含め一貫している一方で、番組には批判と同等レベル以上の擁護も見られる。つまり「それだけ『探偵!ナイトスクープ』という番組に思い入れのある人が多い」ということだろう。


はたして同番組は関西の人々にとってどんな存在であり、どんな理由から擁護の声をあげているのか。また、今回の騒動にはどんな背景が推察されるのか。


さらにABCと同じ在阪局の騒動で思い出されるのが、MBSの情報番組『よんチャンTV』。衆院選特集で政党を「強くてこわい日本」と「優しくて穏やかな日本」に分類したことが物議を醸した。ここにきてなぜ在阪局の番組で騒動が続いたのか。


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