「分人主義」とは、従来の「個人主義」に代わる新しい人間のモデルとして、小説家・平野啓一郎によって提唱された概念です。
「個人」に対して「分人」とは、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格のことです。
中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格(分人)すべてを「本当の自分」だと捉える考え方を「分人主義」と定義しています。
「私」とは、いったい何でしょうか?
この動画では、より心地良い「私」のあり方を考える上で役立つ「分人」という概念について、解説しました。
「分人」という考え方にご興味を持っていただけた方は、平野啓一郎『私とは何か──「個人」から「分人」へ』(講談社現代新書)を手に取ってみてください。
👉 https://k-hirano.com/books/watashitohananika
■「分人主義」オフィシャルサイト
https://dividualism-k-hirano.com/
「分人主義」にまつわるお知らせ、「分人主義」をテーマにした平野啓一郎の小説紹介、円グラフで”わたしの分人”を整理する体験コンテンツもあります。
■ 小説家・平野啓一郎公式サイト

3 Comments
本を読んで、分人という考え方を気に入っています。周りの人に分人について話すこともあるのですが、今後はこの動画も紹介したいなと。さらに理解の深まるわかりやすい動画でした!
結果的にそうなっているような気もしますけど、いちいちそのようなこと考えて他人とつきあったり、他人とつきあった後でいちいちそのようなこと考えるような生き方は、ちょっと疲れそうで、ノイローゼになりそうで、もう少しカンタンにならないですかね?(;^ω^)
というか、キャラの分裂を連想させる分人ではなくて、やっぱり本当の自分というのがあって、それぞれの場面場面で、自分の多様性で柔軟に対応していく的な考えではやっていけないんですか?
分人という考え方は"ドラマツルギー"と似ているなと感じたのですが、寧ろ少し違っていますね。
ドラマツルギーの場合は、様々な仮面を使い分けることで自らを演じており、そこには軸となる自己がありますが、
分人主義の場合は、あくまで他者との関わり合いの中に自己を見出しているのであって、他者とは不可分であるということですね。