NHK連続テレビ小説『虎に翼』が映画化される。主演はドラマ版に続き伊藤沙莉さん。2027年の公開を予定している。

映画は完全オリジナルストーリーで、主人公・猪爪寅子が「最後の事件」に挑む姿が描かれる

監督はドラマでチーフ演出を手がけた梛川善郎さんが担当。また、脚本は吉田恵里香さん、音楽は森優太さんと、こちらもドラマ版スタッフが続投する。

日本初の女性弁護士の視点から、現代にも通じるテーマを描いた『虎に翼』

『虎に翼』は、2024年4月から放送されたNHK連続テレビ小説第110作。主題歌は米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」。

日本初の女性弁護士/裁判官の一人である三淵嘉子さんをモデルに、主人公・猪爪寅子の活躍を描いたリーガルドラマだ。

女性に参政権すらなかった昭和初期から、戦後の司法改革期まで。現代社会のジェンダーや差別といった問題とも響くテーマで幅広い世代から共感を集めた。

脚本・吉田恵里香「エンタメは誰かが声をあげる力になる」

伊藤沙莉さんは映画化決定について、「まさかまた寅ちゃんとして生きることができるなんて本当に嬉しい」と心境を明かした。

完全オリジナルの物語であることに触れつつ、「ドラマで描ききれなかった空白の時間が埋まるのがとても楽しみ」と語っている。

主人公・寅子を演じる伊藤沙莉さんのコメント/画像は公式Xより

脚本を手がける吉田恵里香さんは、映画化決定を受けて「私まだ寅子とお別れしなくていいんだ!」と喜びを表現。

「エンタメには即効性がなく、できることはゼロに近い微々たるものです。でもエンタメは誰かに寄り添う居場所になり、誰かが声をあげる力になる」という言葉を残している。

脚本を手がける吉田恵里香さんのコメント/画像は公式Xより

監督の梛川善郎さんは、「ドラマを観て応援して頂いた皆様、共にドラマを作り上げたキャスト・スタッフのおかげです」と感謝を表明。

監督の梛川善郎さんによるコメント/画像は公式Xより

主人公・寅子の口癖である「はて」について「他者を糾弾するものではなく、一旦立ち止まり、共に考えませんかという投げかけ」であると触れ、「この映画がそんな『はて』となり、皆様に届くことを願っています」と意欲を見せた。

ポップポータルメディア「KAI-YOU」の編集部(2013年3月15日より運営開始)。重要性の高いニュース記事に加え、クリエイターへのインタビューや発表会、展覧会などのイベントレポート、独自の視点・切り口からのレビューやコラムなども多数配信。ポップカルチャーと現代社会が相互に影響し合う歴史を記録しながら、シーンの最先端にある新たな価値観や才能を発掘・発信している。

音楽・映像部門では、VOCALOIDやDTMなど多様なカルチャーが絡み合い複雑化するインターネット音楽シーンの現状を発信。ジャニーズから歌い手、ネット発アーティストまで、音楽やMV、映画を対象に、最先端技術を使った映像や膨大な時間がかけられたアナログ手法の作品、それらを生み出すクリエイターを紹介している。

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