ネタバレ! クリックして本文を読む

敵役の気持ち悪さやサイコパス度は、さすが韓国作品といった安定感。母親をはじめ不快なキャラクターも多く、主人公たちに感情移入し応援したくなる構図を作るのは非常に上手い。
また女性が主人公ということもあり、肉体的な強さでねじ伏せる展開ではない分、暴力描写も過剰になりすぎず、程よいバランスに収まっている(暴力性が皆無というわけではないが)。

ただ、クライム作品として見ると特筆すべき見どころがあるかと言われると、そこはやや物足りない点ではあった。それでも終始一定の緊張感は保たれており、退屈に感じることはギリギリない。
韓国俳優の知識があまりないため主演の二人がどれほどのスターなのかは分からないが、ファンにとっては魅力的に映るような描かれ方をしており、ややファンムービー的な側面も感じられた。

積極的に人に勧めたくなるタイプの作品ではないものの、程よい爽快感はあり、観終わった後にはそれなりの気持ちよさが残る一本ではあった。

Write A Comment

Pin