2025年公開ワールドの中でも、筆者が特にオススメしたいワールド。それが「Undestined – yosumi (Music Experience World)」です。
Undestined – yosumi (Music Experience World)/筆者撮影
このワールドは、バーチャルアーティストのyosumiさんの楽曲「Undestined」に、VTuberのライブ演出などを手がけるMIGIRIが空間演出を施したコンテンツが観覧できます。yosumiさん本人の3Dモデルも登場し、歌唱を披露しながら次々にシーンが転換していきます。
Undestined – yosumi (Music Experience World)/筆者撮影
いわゆる「3DMV」と呼べるコンテンツなのですが、YouTubeで見るそれと同一ではありません。なぜならここはVRChatのワールドなので、鑑賞位置を自由に変えることができます。空間全体が見える位置でも、yosumiさんに近い位置でもOK。自分の見たい位置で鑑賞できるのが、単なる映像作品にはない魅力です。
Undestined – yosumi (Music Experience World)/筆者撮影
そしてこのワールド最大の特徴は、全てのシーンが「空間の変形」を通して、シームレスに繋がっているところ。
最初は小さな部屋だったものが、yosumiさんの動きに合わせて部屋が引き伸ばされ、かと思いきやせまい廊下へ、エレベーターの中へ……空間が生き物のように変形していく演出は、観客のワープを伴う場面転換にはないダイナミズムにあふれています。
Undestined – yosumi (Music Experience World)/筆者撮影
VRChatにはこうした空間演出が体験できるワールドがいくつかありますが、「空間の変形」と「バーチャルアーティストの3Dモデル」の合せ技はそうそうお目にかかれません。圧巻の演出を体験できる筆者もイチオシのワールドです。
大人の秘密基地 本棚と水槽に癒やされるお部屋「LUMINARIUM」
最後に、2025年末に公開された「こりゃすげえや!」と思えるお部屋「LUMINARIUM」をご紹介します。
LUMINARIUM/筆者撮影
地下に抜ける階段から、通路を抜けると、眼前に飛び込むのは巨大な水槽。その周囲の壁面は本棚が埋め、木目を基調としながらもところどころにコンクリートと配管が顔を出す、なんともリッチな空間が広がっています。
LUMINARIUM/筆者撮影
階段を降りたフロアには、水槽前のソファ、動画プレイヤー前のソファ、コーヒーセットとシーシャセット完備のキッチンと、くつろげる要素が満載。VRChatユーザーからいわゆる「チルワールド」と呼ばれる、友人とゆったり過ごすのに最適なワールドです。
LUMINARIUM/筆者撮影
水槽のあるメインフロアだけでなく、本棚の間から入室できるこじんまりとした映像鑑賞エリアや、本棚がスライドして(!)入口が開くベッドルームも完備。これらもチルワールドの基本的な要素ですが、行き着くまでの道程にワクワク感があります。
LUMINARIUM/筆者撮影
クールでおしゃれな、大人の秘密基地のような空間。イベントなどの合間に、気の合うフレンドとゆっくり語らう場所にオススメなワールドです。もちろん、デフォルトの公式ワールドから切り替えて、ログインの旅に訪れるホームワールドに設定するのもよいでしょう。
ちなみにこのワールド、今回の記事でご紹介したワールドの中では唯一、Android/iOS対応されています。「Meta Quest」シリーズ単騎でも、iPhoneからでも足を運べるところもオススメポイントです!

