伝統音楽の安冨祖流 新保持者10人が独唱披露

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伊佐 尚記

 沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」保持者らでつくる沖縄伝統音楽安冨祖流保存会(濱元盛爾会長)は12月7日、浦添市の国立劇場おきなわで第6回保持者公演を開いた。2024年に追加認定された新保持者15人のうち13人が出演。そのうち10人が独唱を披露した。

 「仲風節」「述懐節」は本調子、二揚、二揚下出しという3種類の節回しを披露し、違いとそれぞれの魅力が楽しめた。

「二揚下出し述懐節」を歌う花城英樹=12月7日、浦添市の国立劇場おきなわ「二揚下出し述懐節」を歌う花城英樹=12月7日、浦添市の国立劇場おきなわ

 花城英樹による「二揚下出し述懐節」は、いとしい人への思いを切々と歌い、三線のニュアンスも細やかに表現していた。西村勉の「二揚仲風節」では経験を重ねた味のある声で誠実な心の大切さを歌い上げた。松本紀は「散山節」で幅広い音域を歌いこなし、歌と三線の一体感もあった。

「散山節」を歌う松本紀=12月7日、浦添市の国立劇場おきなわ「散山節」を歌う松本紀=12月7日、浦添市の国立劇場おきなわ

 他の独唱の出演者と曲目は知花昌和「仲間節」、大嶺雅規「赤田風節」、平田邦夫「子持節」、幸喜信明「本調子仲風節」、上原睦三「二揚下出し仲風節」、金城力「本調子述懐節」、渡名喜康広「二揚述懐節」。

 (伊佐尚記)

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