昨年12月31日に放送された「第76回NHK紅白歌合戦」の歌手別視聴率で松田聖子さんが1位を獲得したと6日、スポーツ各紙が報じました。聖子さんは5年ぶりの出場で最終歌唱者として登場。ヒット曲「青い珊瑚礁」を披露したシーンで39・9%(午後11時38分)を記録しました。あらゆる目を引く演出が多々見られた紅白だっただけに、放送直後、聖子さんを取り上げる記事は多くはなかったものの、結果的には一番多く耳目を集めたことになりました。
ココがポイント
昨年のNHK紅白歌合戦、出場歌手の最高視聴率は松田聖子! 放送終了直前には5年ぶりの40%超えも達成出典:スポーツ報知 2026/1/6(火)
【紅白】“究極の大トリ”松田聖子が歌手別トップ39・9%、レジェンドOG登場AKBは3位出典:日刊スポーツ 2026/1/6(火)
【ヤフコメで話題】「紅白の大トリ・演出に賛否」「歌手本位の構成を求める声」 – 松田聖子の起用と番組進行に注目集まる出典:Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2026/1/6(火)
松田聖子が「老けてない」 上沼恵美子、『紅白』大トリの姿を称賛「スタイルも顔もすてき」出典:ENCOUNT 2026/1/5(月)
エキスパートの補足・見解
今の感覚からすると乱暴な言葉遣いですが、昔から若手記者に記事の何たるかを端的に教える言い回しがあります。
「犬が人を嚙んでも記事にはならないが、人が犬を噛んだら記事になる」
要は何かしら目を引くポイントがあれば記事になる。
驚くような演出。意外な動き。その人を形作る既存の形から逸脱した時に「なんと、こんなことがあったよ!」という記事が生まれます。
特別企画枠として真の大トリとして出てくる。出番順としては最も格の高い場所です。当然注目度も高い。ただ、その割に放送直後に目を引く記事は少なかった。
深く、長く応援し続けるファンが多いことでも聖子さんは知られています。ファンの方に話を聞くと「変わらない魅力」を掲げる人が多い。「いつも、いつまでも、聖子ちゃんでいてくれる」。
無論、人は老います。時間とともに思いも変わります。その中でみんなが思う“松田聖子像”を保つ。変化量以上に積み重ねをしていかねば、すぐ足元をすくわれます。
つらい出来事も聖子さんにはありました。それでも“いつも”を提供する。
押し出すわけではない。言葉にするわけでもない。有り難いことを当たり前にする。そのプロ意識が潜在的に多くの耳目を集めたのだと考えます。
