NJPW WORLD認定TV王者エル・ファンタズモV6防衛成功「棚橋弘至は生ける史上最強」

ブルックスを下したファンタズモ(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム

NJPW WORLD認定TV王者エル・ファンタズモが6度目の防衛に成功した。

身長201センチの英国人レスラーでDDT所属のクリス・ブルックスの挑戦を受け、11分48秒、得意技のスーパーサンダーキス86(トップロープからのダイビング・ボディープレス)でフォール勝ち。試合後は両者そろって頭を下げて健闘をたたえ合った。

挑戦者とは17年に約6週間の英国遠征を敢行した際に出会った。ファンタズモは「あらゆる団体で試合していた時に数少ない俺を助けてくれた人だった。獣神サンダー・ライガーも参戦した興行で400人の前で試合したこともあったが。26年、ついに5万人の前で2人が試合できたんだ」と達成感を口にした。

24年10月、母国カナダの病院で「小さながんの腫瘍」の診断を受け、長期欠場した経験があるが、その際も同じくがんを患ったブルックスのおかげで検診を受けてがんの早期発見につながったそうだ。ファンタズモは「これに関してはクリスに永遠に感謝しないといけない。仲間だ。クリス、アイ・ラブ・ユーだ。もっと新日本のリングで見られることを願っている」とエールを送った。

タッグパートナーとしても信頼関係にあった棚橋弘至が引退する興行で第0試合に出場し、火付け訳を務めた。ファンタズモは「棚橋弘至は生ける史上最強、最高の男、君に乾杯だ。いつもよりもちょっと早い試合順だったけど、俺にとってのエースのあの男の最後のショーだから」と感慨深げだった。

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