GOICHI(STARGLOW)唯一楽しみながら続けられたダンス

2026年1月21日(水)、『Star Wish』でいよいよデビューを果たす5人組ダンス&ボーカルグループ・STARGLOW(スターグロウ)。『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)では、彼らが表紙&65ページ総力特集「あたらしい光」に登場した。

ここでは本誌に掲載されたメンバーのソロロングインタビューから、一部を抜粋してお届けする。第4弾はGOICHI(ゴイチ)。自分のスタイルを磨き続けてきた日々と、その芯に宿る覚悟──GOICHIの言葉から、その現在地に迫る。

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

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STARGLOW表紙&65ページ総力特集『Quick Japan』vol.181

唯一楽しいと思いながら続けられたのがダンス

GOICHI 『THE LAST PIECE』を見てくださった方にとっては「GOICHIといえば低音ラップ」「勢いのある楽曲が似合う」というイメージがあるかもしれないんですけど、もともと自分はいろいろなジャンル、曲調の音楽を聴きます。

ダンス、歌、ラップの中ではダンスを最初に始めたんですけど、そのきっかけは嵐さんでした。幼稚園生のときに嵐さんのライブ映像を観るのが好きで、「嵐になりたい」と思ってダンスのレッスンに通い始めたんです。だから今でも、J-POPやアイドルの楽曲もめちゃめちゃ聴きます。そうやっていろいろなジャンルの音楽を聴く中で、日本語ラップにも出会いました。

GOICHI 日本語ラップを好きになったきっかけであり「これぞ日本語ラップ」「HIP-HOPといえば」と思うのはZORNさんですね。『THE LAST PIECE』のクリエイティブ審査で自分で歌詞を書いたときも、自ずとZORNさんの音楽へのリスペクトが表れていたというか、「一番カッコいいのはZORNさんのラップ」という価値観が自分の根底にあるのを再確認しました。ZORNさんは今も変わらず一番好きなラッパーで、声を含めて無意識に影響を受けていると思います。

とはいえ、もともとラップに関してはあくまでリスナーで、プレイヤーとしてラップをしていきたい、ラッパーになりたいという気持ちは全然なかったんです。もちろんHIP-HOPの楽曲に合わせてダンスすることはあったんですけど、実は、ラップを本格的に始めたのは、BMSG TRAINEEになった1年半くらい前から。

でも、始めてみたらできる気がしたというか、感覚をつかめているかもしれないと思いました。だから『THE LAST PIECE』期間中もラップに力を入れていましたし、STARGLOWでもラップパートを担当しています。

GOICHI 小さいころはサッカーとか水泳とかいろいろなことをやらせてもらったんですけど、全然できなくて。特に球技は今でも壊滅的です(笑)。でもダンスだけはたまたま自分に合っていたみたいで、小学校低学年のうちにダンスを続けていこうと心に決めました。ゲームとかもあまり上手にできないし、頭がいいわけでもないし、唯一取り柄というか、楽しいと思いながらとことんやってきたのがダンスですね。

GOICHI(STARGLOW)GOICHI(STARGLOW)

GOICHI
(ゴイチ)2006年12月14日生まれ、埼玉県出身。2024年よりBMSG TRAINEEとして活動し、『THE LAST PIECE』に参加。最終審査でSKY-HIから「『もう自由に生きていいんだ』と、勇気を与えられる人であると信じています」と声をかけられた

(左から)GOICHI、KANON、TAIKI(左から)GOICHI、KANON、TAIKI

よりよく聴かせるために音楽の立場を上にした

GOICHI 『THE LAST PIECE』の審査が始まった当時、自分は18歳で、高校を卒業したばかりで、BMSG TRAINEEになってから約1年が経ったころでした。大学に進学しなかったこともあり、ここでデビューできたら最高の流れだと思っていましたね。遡ると、TRAINEEだったころから『THE LAST PIECE』でデビューするつもりでいたというか「ここしかない」と思って今回のオーディションに懸けていました。

GOICHI もちろん早くデビューしたいという気持ちがなかったわけではないんですけど、それ以上にBMSGの先輩方が楽しそうに活動しているのをずっと見ていたので、ポジティブに「ここでデビューしたい」という思いがありました。それから、最初は自分がデビューすることを中心に考えていたんですけど、参加者のみんなと一緒にいる時間が本当に楽しくて、ライバルだけどみんなでデビューしたいという思いが強まっていきましたね。

制作中は悩むこともありましたが、それはそれで音楽に向き合えるかけがえのない時間でしたし、みんなで海に行ったりご飯を食べたり、楽しい時間がたくさんあって。オーディションであることを忘れるくらい、あまりプレッシャーを感じずに楽しくやれました。みんな同世代なのでくだらない話もたくさんしましたし、合宿所にあった黒ひげ危機一発とか、ナンジャモンジャで遊んだのもいい思い出です(笑)。

GOICHI 変わったのは、音楽との向き合い方ですかね。最初のころは「こうしたら自分がカッコよく見えるんじゃないか」と考えて、パフォーマンスしていたところがありました。でも今は、自分より音楽の立場を上にして、自分たちの表現は楽曲をよりよく見せ、聴かせるためのものだと考えているので、意識が変わったと思います。

GOICHI 5次の擬似プロ審査が終わったあとの講評で日髙さんから「期待どおりだけど、想像を超えてくることがなかったのが少し気になっている。スタイルの振れ幅、深さ、どっちの部分でも一回目の天井が見えてきている」と言っていただいて。擬似プロ審査のあとは自分としても悔しさが残ったので、そのタイミングで考え直したことが大きかったと思います。

GOICHI ぶれずにその自分のスタイルでやってきたことは変わらないですね。もともとTRAINEEだったときから自分のスタイルを探求してきた上で、『THE LAST PIECE』期間中にも得意としてきたのは低音ラップや、3次審査でパフォーマンスした「Fantasista」(Dragon Ashのカバー)のような強い印象の楽曲でした。

そういうわかりやすい武器を持っているからこそ、ほかにも武器を増やすことを課題としていて、そのなかで“GOICHIらしさ”に悩む瞬間や、自分のスタイルを変えずに進んでいいのか……と考えたこともありました。

GOICHI でも「スタイルは変えないままできることを増やす」と決めて、自分のスタイルがある上で楽曲ごとに表現していく作業ができたので、根っこは変わらないまま表現の幅が広げられたんじゃないかと思います。

具体的には、声の表現ひとつ取っても、力強いラップを持ち味にしながらバリエーションの中で優しい自分や柔らかい自分も出せるように練習しました。結果的に「こういうのが得意だけど、こういうのだけが得意なわけじゃない」と思えたというか、自分のスタイルとバリエーションの両方に自信を持てるようになりました。

GOICHI よくいわれていることかもしれないんですけど、気持ちを込めて歌うとか、楽曲に深く入り込んで歌うというところを意識しました。「PIECES」はそれぞれが『THE LAST PIECE』を想いながら歌詞を作ったので、頭の中でこれまでのことを振り返りながら歌うことで、歌詞を超えて自分の中から湧き出る言葉のように発せたと思います。あのパフォーマンスで自分の気持ちが声に乗って音楽に乗るという体験をして、成長できたと思います。

GOICHI(STARGLOW)

SKY-HIインタビュー、Aile The Shota×REIKO対談も掲載

『Quick Japan』vol.181のSTARGLOW特集「あたらしい光」では、各メンバーへのロングインタビューのほか、STARGLOWプロデューサーのSKY-HIが5人に対する期待とBMSGのカルチャーに対する現状認識を語ったインタビュー、『THE FIRST』のころからメンバーと時間をともにしてきたBMSG所属アーティストのAile The ShotaとREIKOが各メンバーとSTARGLOWに対して抱いている印象と期待を明かした対談など、合計約4万字のインタビューを収録。

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)STARGLOW特集:SKY-HIインタビュー『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)STARGLOW特集:SKY-HIインタビュー

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)STARGLOW特集:Aile The Shota×REIKOスペシャル対談/撮影=番正しおり『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)STARGLOW特集:Aile The Shota×REIKOスペシャル対談/撮影=番正しおり

また、特集ではSTARGLOWメンバー5人による「QJカメラ部」特別復活版や『THE LAST PIECE』の振り返り企画なども掲載し、合計65ページの総力特集として、彼らの過去と現在、そして未来を立体的に掘り下げている。

『Quick Japan』vol.181未掲載のアザーカット/撮影=ティム・ギャロ

『Quick Japan』vol.181未掲載のアザーカット/撮影=ティム・ギャロ『Quick Japan』vol.181未掲載のアザーカット。撮影では10代らしからぬカッコいい姿はもちろん、10代らしさを全身で表現したポーズも披露してくれた/撮影=ティム・ギャロ

「全ての10代と、かつて10代だった全ての人へ。さあ、世界で一番自由で大きな夢を見よう。」

このステイトメントを掲げた『THE LAST PIECE』から生まれ、新たな時代の「あたらしい光」になるであろうSTARGLOWは、これからどんな夢を見せてくれるのか──その想いに迫る。

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