集英社の漫画配信サイト/アプリ「少年ジャンプ+」で連載されている眞藤雅興さんによる漫画『ルリドラゴン』のTVアニメ化が決定した。

12月28日、作中の主人公である青木瑠璃(ルリ)の誕生日に発表された。制作は、『響け! ユーフォニアム』『小林さんちのメイドラゴン』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などで知られる京都アニメーションが担当する。

解禁された特報映像によると「放送はだいぶさき」になるという。スタッフやキャスト、放送時期といった詳細は明らかになっていない。

『ルリドラゴン』TVアニメ化決定告知映像突如頭にツノが生えてきた女子高生を描く『ルリドラゴン』

原作漫画『ルリドラゴン』は、眞藤雅興さんがデジタル版『週刊少年ジャンプ』および漫画配信サイト「少年ジャンプ+」で隔週掲載中。

ある日突然、頭に角が生えてきたことで、父親がドラゴンだと知った女子高生・青木瑠璃の日常を描く。

『ルリドラゴン』第1巻/画像はAmazonより

2020年に『ジャンプGIGA』で読み切り版が掲載。その後、2022年6月から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、休載を挟んで現在の形に至っている。

宝島社発行の『このマンガがすごい!2024』ではオトコ編9位、「次にくるマンガ大賞 2024」Webマンガ部門では2位にランクインするなど、高い人気を誇っている。

原作者 眞藤雅興、好きな京アニ作品と共にアニメ化を報告

アニメ化決定にあたって原作者の眞藤雅興さんは、制作を担当する京都アニメーションについて「『氷菓』が特に好きな京ア二作品なのですが中でも多視点で動く文化祭パート。店番をする奉太郎の一部始終が一番楽しくて好きです。座ってるだけなのに!!」とコメント。

『ルリドラゴン』眞藤雅興さんイラストコメント

その上で、「そんな京都アニメーションさん制作でこの漫画(※編注:ルリドラゴン)──アニメ化します」と興奮気味にアニメ化を報告した。

©眞藤雅興/集英社・京都アニメーション

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