映画『レクイエム・フォー・ドリーム 4K リマスター』が、2026年2月6日(金)より公開される。
映画『レクイエム・フォー・ドリーム』は、『ザ・ホエール』や『ブラック・スワン』でアカデミー賞を受賞するなど商業的にも作家的にも大きな成功を収めてきた鬼才ダーレン・アロノフスキー第2作目の衝撃的傑作。イギリスの映画誌「EMPIRE」が選ぶ「落ち込む映画」第1位(2009年)、アメリカのWebサイト「Taste of Cinema」が選ぶ「⼼が砕ける傑作ベスト20」第1位(2016年)に輝くなど、トラウマ映画の金字塔として知られる作品だ。
そんな『レクイエム・フォー・ドリーム』が、製作された2000年から20年以上の時を経て、4Kリマスター版でスクリーンに蘇る。孤独や自己顕示欲、性欲など、SNSにより情報が氾濫する今だからこそ、耽溺してしまう《中毒》の恐ろしい本質を映画を通じて感じることができる。
物語の舞台は、ニューヨーク・コニーランド。主人公サラは、一人息子のハリーと暮らしている。テレビを見ながらチョコレートを食べることが唯一の楽しみであるサラは、ある日大好きなクイズ番組のスタッフを名乗る人物から出演を依頼される。サイズアウトした赤いワンピースを着るため、「ダイエット薬」に手を出し、いつしか薬物依存へと変わっていく。
そしてハリーはというと、恋⼈マリオンとの未来に向けて、友人のタイロンと麻薬売買を始めてしまう。それぞれがなりたい⾃分になるため、夢を叶えるための“⼿段”として薬物に⼿を出した者たちが、依存症となり薬物に溺れ堕ちていく。過酷な現実と未来、妄想にすがる⼼のはざまで揺れる⼈々の姿を強烈に描き出した。
サラ…エレン・バースティン
一人息子のハリーとニューヨーク・コニーランドで暮らす孤独な未亡人。大好きなクイズ番組にサイズアウトした赤いワンピースで出演するために「ダイエット薬」に手を出す。⾃⾝の出演を確かめようと必死にテレビ局へ電話をかけたり、⼈気司会者との共演を空想したり、薬物依存に陥る。
ハリー…ジャレッド・レト
サラの一人息子。恋人マリオンとの未来に向けて、友人のタイロンと麻薬売買を始める。⿇薬売買で⼀攫千⾦を夢⾒ながらも⾃らも⿇薬に溺れ、現実と妄想の境が曖昧になっていく。
マリオン…ジェニファー・コネリー
ハリーの恋人。裕福な家庭に育ちながらも、⿇薬によって次第に尊厳を失っていく。
【作品詳細】
映画『レクイエム・フォー・ドリーム 4K リマスター』
公開日:2026年2月6日(金)
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ヒューバート・セルビーJr.、ダーレン・アロノフスキー
原作:ヒューバート・セルビーJr.
出演:エレン・バースティン、ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリー、マーロン・ウェイアンズ
原題:REQUIEM FOR A DREAM
配給:クロックワークス




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