千葉広樹

バイオリンやコントラバスを存分に鳴らせ 
なおかつ静かな環境に囲まれた築70年の物件

バイオリンやエレキベース、モジュラー・シンセ、そしてコントラバス奏者として知られる千葉広樹。さまざまなセッションやライブのサポートをこなしながら、近年は舞台音楽や映画のサウンドトラックも多く手掛けている。クラシックのバックグラウンドと電子音響に対する深い造詣を高次元で融合させて展開するサウンドは、今、多くのリスナーの注目を集めている。そんな彼の制作拠点は生楽器の音をちゃんと鳴らせる古い一軒家であった。

Interview:Satoshi Torii Text:Susumu Kunisaki Photo:Hiroki Obara

千葉広樹

千葉広樹

【Profile】 1981年生まれ、岩手県出身。ベーシスト/作曲家。コントラバスと電子音によるサウンドスケープを奏でる音楽家。arauchi yu、優河、Janis Crunchなどのプロデュース、優河 with 魔法バンド、蓮沼執太フィル、王睘 土竟、Isolation Music Trioなどで活動。ベーシスト、アレンジャーとして多数のレコーディングにも参加する。

『映画『敵』オリジナル・サウンドトラック』

千葉広樹
(melodypunchrecords)

コントラバスを弾くと家自体が共鳴する

 千葉が現在の制作スペースとなる家に越してきたのは3年ほど前。コントラバスやバイオリンを十分に鳴らせることを条件に探した物件だという。

 「音を鳴らせるのが第一条件でしたが、併せて“静か”というのも重視しました。楽器が弾ける家って周りがゴミゴミしているところが多くて、東京で静かかつ楽器が弾けるっていうのは実はハードルが高いんです」

間取り図

間取り図

 難しい条件をクリアしたこの物件は築70年近い平家だ。

 「楽器の鳴りはすごく良いですが、コントラバスを弾くと家自体が共鳴しちゃって(笑)。なので壁に吸音材をたくさん張りました。おかげですごくデッドになり録音やミックスはとてもやりやすいです」

 千葉が録音とミックスに使っているDAWはSTEINBERG Cubaseとのこと。

 「ずっとCubaseですね。最初、何かの機材を買ったらLE版が付いてきて、その後、製品版も買いましたが、何気なく使い続けています。シンプルで使いやすく音もいいですね。DAWはほかにもABLETON Liveを使うんですけど、制作時のエフェクト処理用、あとはライブ・パフォーマンス用としてですね」 

 インプット周りについても聞いていく。 

 「オーディオ・インターフェースも何気なく買ってそのまま使っている感じです。もちろんもっといいのに替えたいけど、今のところあまり必要に迫られていないんです。マイク用のプリアンプに…

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