新設されたビルボードジャパンの総合書籍チャート「JAPAN Book Hot 100」で初週第1位に輝いた雨穴氏
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 ユーチューバーとしても活動する謎のホラー作家、雨穴(うけつ)氏のミステリー小説「変な地図」(双葉社)が、先月6日付けのビルボードジャパンの総合書籍チャート「JAPAN Book Hot 100」で初週第1位に輝いた。16日、都内で授賞式が行われ、同氏が“感謝の歌”を披露した。

 ビルボードジャパンが今年、日本初となる紙書籍・電子書籍・図書館貸出を統合したチャート「Billboard JAPAN Book Charts」を創設。その中の総合書籍チャート第1週で同氏の「変な地図」が初週の第1位に輝いた。

 本名や素顔、地声まで非公開の覆面作家。全身黒タイツで登場し、「いただいたトロフィーを万が一にも落とさないために滑り止めのついた手袋をして参りました」とあいさつ。初版25万部、1カ月で70万部を突破したベストセラー。「全国の書店員の皆さまがステキな売り場を作ってくださって温かい気持ちになりました」。表情は読み取れないが、声は喜びと感謝で満ちあふれていた。

 緊張ぎみの同氏は、ワードファイル3ページ分のカンペを左足に忍ばせた。しかし使うことなく、15分間、およそ4000文字にわたる感謝の思いを伝えた。最後には作曲家としても活動している一面を出し、全国書店への感謝を込めたオリジナルソング「全国書店様へありがとう!」を披露した。

 ビルボードは音楽チャートとして高く認知されている。それだけに今後は音楽方面への興味について聞かれると「子どものことは“今週もORANGE RANGEがオリコン一位だ”と盛り上がっていた身としてはすごく好きですね…」と明言せず。マルチな才能を秘める同氏の活躍に目が離せない。

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