【12/27(土)開催】総社市こども食堂 チャリティーピアノコンサート 〜 本物の音楽を子どもたちへ
地域のやさしい居場所として、年々増え続けているこども食堂。
総社市では、社会福祉協議会の協力を得ながら、9か所のこども食堂が活動しています。
さまざまな取り組みをおこなっているこども食堂。その取り組みのひとつとして、子どもたちに本物の音楽にふれてもらおうと、初めてチャリティーピアノコンサートが開催されることになりました。
この記事ではコンサートの内容、主催者がコンサートに込めた想いについて紹介します。
総社市こども食堂 チャリティーピアノコンサートとは
「総社市こども食堂 チャリティーピアノコンサート」は、2025年12月27日(土)午前11時から、総社市役所内のチュッピーホールで開催されます。

音楽を通して子どもたちの心を育み、未来へ向かうきっかけになってほしいという願いを込めて企画されたコンサートです。
入場無料で全席自由席です。
受付には寄付金箱を設置しています。集まった寄付金は全額「社会福祉法人 総社市社会福祉協議会 総社市こども食堂連絡会」を通じて、総社市内のこども食堂の活動に役立てられます。
ピアニスト・山中明日菜さん
今回の演奏を務める山中明日菜(やまなか あすな)さんは、国内外のコンクールで優勝・入賞を重ね、岡山県芸術奨励賞も受賞したピアニストです。
ピアニストの山中明日菜さん
東京藝術大学の客員教授を務めた名ピアニスト、クラウス・シルデ氏とガブリエル・タッキーノ氏からも「偉大な才能だ」と認められてきました。
フランスやイタリア、ルクセンブルクなど海外でも演奏し、イタリアの音楽祭に2年続けて招かれるなど、その優美で洗練された音楽性に期待を寄せられています。
これまでに2枚のCDをリリースしており、現在は演奏活動のかたわら、後進の指導にも力を注いでいます。
主催者について
そうじゃ食堂 くうねるあそぶのようす
このコンサートを主催するのは、任意団体くうねるあそぶの代表 森川哲也(もりかわ てつや)さんです。
森川さんは、毎月第4または第5日曜日に総社市中央公民館総社分館で、「そうじゃ食堂 くうねるあそぶ」を開催しています。
そこでは、お弁当やおすそわけ袋を配布し、学生や一般のボランティアと一緒に子どもたちとふれあう時間を設けるなど、地域の人々にとってやさしい居場所づくりに取り組んでいます。
今回なぜ、チャリティーピアノコンサートを開くことになったのか、その想いを森川さんに聞いてきました。
主催の森川哲也さんにインタビュー
任意団体 くうねるあそぶの代表 森川哲也さん
今回のコンサートが生まれた背景や想いについて、森川さんにお話を聞きました。
チャリティーピアノコンサートを主催しようと思ったきっかけ

──今回のチャリティーピアノコンサートは、どのようなきっかけで始まったのですか?
森川(敬称略)──
私は、総社地区で地域のかたがたの協力を得ながらこども食堂を毎月1回開いています。
そのつながりのなかで、「子どもたちに本物の音楽を聴く機会を作ってみてはどうか」と提案があり、ピアニストの山中さんをご紹介いただいたんです。
そこからいろいろなかたに協力いただき、少しずつ実現へと進んでいきました。
チラシをお願いできるかたを紹介していただいたら、それがちょうど「そうじゃ食堂 くうねるあそぶ」のロゴを作ってくださったかたで。
思わぬところでご縁がつながっていくことが多くて、これはきっとやるべき企画なんだなと感じました。
子どもたちに本物の音を届けたい

──どのような人々に鑑賞してほしいですか?
森川──
子どもたちが来てくれることを、一番願っています。
プログラムを見てもらえばわかるのですが、今回は子ども向けというより、かなり本格的な演奏です。
だからこそ、音楽に興味のある子や、生の演奏を一度聴いてみたいと思っている子どもたちに来てほしいです。
親子で、あるいはおじいちゃんおばあちゃんと一緒に。家族みんなで本物の音楽にふれる時間になればと思っています。
世界的なクラシックを聴くことは、これからの興味や将来の夢につながるかもしれません。このコンサートが、子どもたちの世界をほんの少し広げるきっかけになればと心から願っています。
会場横のギャラリースペースにて総社市のこども食堂の紹介
会場のチュッピーホール
──当日はほかになにか催しがありますか?
森川──
会場横のギャラリースペースでは、総社市内のこども食堂の紹介パネルを展示する予定です。どの地域でどのような活動をしているのか、少しでも知っていただき、興味をもっていただければと思っています。
スペースは限られていますが、手作りであたたかい空間にできるよう精いっぱい工夫するつもりです。
チュッピーホールがある総社市役所の外観
子どもたちへのメッセージ
──最後に、子どもたちへメッセージをお願いします。
森川──
本物にふれたときの感動って、大人になっても心に残るんです。
一瞬のきらめきがのちの興味や、将来の選択に少なからず影響することもあります。
こども食堂には、食事だけでなく、安心して過ごせる場所や新しい世界を知るきっかけがあふれています。そこに、音楽というもうひとつの体験が加わることで、子どもたちの心のなかに、小さな灯りがともればうれしいです。
このコンサートが、何かを始めてみようという気持ちの芽になることを願っています。
おわりに
総社市イメージキャラクターのチュッピー
子どもたちを応援したい。
その想いはこども食堂も、このチャリティーピアノコンサートも同じです。
音楽が心に灯りをともし、食が日々の力を支える。その両方が、子どもたちの未来を育てていくのでしょう。
音楽を通して、総社市の子どもたちを応援する取り組みがまたひとつ始まります。
総社の街で、本物の音楽に出会うひとときをぜひ一緒に楽しんでください。
著者:紗矢香
