2025年12月08日(月)4:53 am
記事要約
・フジテレビの独占契約により、DAZNのF1中継がアブダビGPで終了
・フェルスタッペンが無線でホンダへ感謝し、サッシャ氏が言及
・中野信治氏も深い共感を示し、DAZN最終中継に温かな締めくくり
2026年シーズンからの5年間、フジテレビがF1の放送および配信の独占権を取得したことにより、9年間にわたってインターネットでF1をライブ配信してきたDAZN(ダゾーン)は、アブダビGPを最後にF1中継の幕を下ろした。
チェッカーフラッグ後、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が無線で真っ先にホンダへの感謝を述べると、DAZNラスト中継で実況を務めたサッシャ氏は「ホンダに感謝を述べてくれましたね」とコメント。これを受けた解説の元F1ドライバー・中野信治氏は「すごくうれしいですね。ホンダと一緒に戦ってきているので」と温かい言葉を返した。
続けてサッシャ氏が「ホンダ愛を感じますね」と語ると、中野氏も「すごく感じますね」と深くうなずき、DAZNラスト中継にふさわしい感慨深い場面となった。
DAZNは公式SNSで、「【お知らせ】来季以降のF1配信につきまして、今シーズンでの契約満了をもって、DAZNとしての配信を一旦終了することとなりました。みなさまには長きに渡り応援いただきましたこと、深く感謝いたします。DAZNは今後もモータースポーツの熱を様々な機会を通じてお届け致します。」と投稿しており、モータースポーツコンテンツが完全に消えるわけではなさそうだ。
2026年F1シーズンからは、フジテレビが地上波で最大5戦のダイジェスト、これまで通り有料CS放送と動画配信サービス「FOD」でのライブ配信や解説番組に加えて、F1公式の「F1 TV Pro/Premium」が利用可能になると発表されている。F1公式は、ドライバーのオンボードカメラを観たりチーム無線を聞いたりできるが、現時点で日本語対応を含めた詳細については発表されていない。
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