子どもたちと手作りした丸木舟で日本一周を目指す、山梨県甲州市の“縄文大工”こと、雨宮国広さんのドキュメンタリー映画が、海外7つの映画祭で最高賞をはじめとする高い評価を受けました。
作品は甲州市の“縄文大工”、雨宮国広さんが石おのを使い、全国の子どもたちと巨大な丸木舟を制作するプロジェクトを、2年以上に渡って追ったドキュメンタリー映画「みんなのふね」です。
去年12月に県内で初公開されましたが、反響は国境を越え、先月、開催された「インド国際独立映画祭」における最高賞をはじめ、海外7つの映画祭で高く評価されました。
「みんなのふね」にしやまゆうき監督
「今のご時世に石おので丸木舟を作るなんて、“なんじゃそりゃ?”という感じがするが、まるで瞑想しているようかのような感覚に陥るという評価を得た」
西山監督は映画が広く受け入れられた理由の一つに、地球規模の環境問題があるといいます。
「みんなのふね」 西山祐樹監督
「(授賞式で)インドに行って思ったが、環境がよくない。おいしい空気や水を生んでくれる生き物に対して、自分たちは何ができるのか、どういうふうに環境を考えていくべきかという思いが届いているのでは」
7年計画で日本一周の航海を続ける雨宮さん。
山口から明石に向けた瀬戸内海の航海を終え、3日に1カ月ぶりに山梨に戻ってきた雨宮国広さんは喜びを語りました。
“縄文大工” 雨宮国広さん
「(プロジェクトで)みんなが幸せになるものを作っていく行為を、参加者が感動してくれる。映画を通して全人類が一つになって、本当に美しい地球になっていく航海、暮らしを想像することができる。そういうことが評価につながったのでは」
雨宮さんは航海を通じて、人間が持っている可能性や海洋汚染の深刻さを発信したい考えです。
最終更新日:2025年12月4日 18:54
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