ハヤシダ・ファミリア サクソフォンカルテット

オーケストラや室内楽の世界で演奏活動を続ける師の林田和之とその門下生3人によって、2024年に結成。メンバーは皆オーケストラ内での演奏を幾度となく経験し、それを基に美しい音、ハーモニーを求め、より高い次元での音楽表現を求めて演奏活動をしている。
 

 

林田 和之

 尚美学園短期大学を経て、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。第2回アドルフ・サックス国際コンクール第6位。 第16回日本管打楽器コンクール第1位。  NHK-FM「FMリサイタル」、「ベストオブクラシック」に出演。 ソロCDに「Lessons of the Sky」がある。雲井雅人サックス四重奏団のテナー・サクソフォニストとして7枚のCDをリリース。国内のみならずアメリカツアー、上海ツアーなどもおこなう。

 オーケストラ内のサクソフォニストとしては、新日本フィルハーモニー交響楽団、 サイトウキネン・オーケストラ、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団からのファーストコールを受けるほど信頼も厚く、また作曲家・久石譲のコンサート、レコーディング、ツアーにも多数参加。 

 また、基礎奏法にこだわりつつ、いかに音楽的な演奏に開花させるべきかを緻密に構築していくレッスンも好評で、プロの奏者へのレッスンや全国大会出場校へのレッスンも多数こなす。 

 主宰する「フェロー・サクソフォーン・カルテット」が青山財団より「バロックザール賞」を受賞。 尚美学園大学、東京ミュージック・メディアアーツ尚美ディプロマコース講師。「ハヤシダ・ファミリア」主宰。 

 最近では宅録を趣味にしている(YouTube【林田和之】で検索)。

 

 

渡部 瞳

 武蔵野音楽大学卒業。在学中、新潟県音楽コンクールにて優秀賞を受賞。2005年東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース修了。在学中、ディプロマ選抜フレッシュコンサートに出演。

 第19回江戸川区新人演奏会に出演。第19回練馬文化センター新人オーディションにて優秀賞を受賞。内藤彰氏の指揮のもと東京ニューシティ管弦楽団とコンチェルトを共演。第5回・第10回日本アンサンブルコンクール入選。

 2012年所属するD-SAXでフランスへ渡り、パリ,エピナルにて公演を行い何れも好評を博す。

 サクソフォーンを栃尾克樹、林田和之の各氏に、室内楽を服部吉之・真理子夫妻に師事。D-SAX、アンサンブル・オットヴォーチ各メンバー。

 

 

浅見 祐衣

  尚美学園大学卒業。尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトワールディプロマ科修了。成績優秀者卒業演奏会に出演。在学中、ファブリス・モレティ氏のマスタークラスを受講。

 第48回国際芸術連盟新人オーディション合格。奨励賞並びに審査員特別賞を受賞。第20回JIRA音楽コンクール第3位入賞。その他、多数の国内新人オーディションに合格し、新人演奏会に出演。交響楽団主催の吹奏楽クリニックをはじめ、各地で後進の指導も意欲的にしている。フリーランスのサクソフォン奏者としてソロ、室内楽、オーケストラで演奏活動を行っている。

 これまでにサクソフォンを林田和之氏に、室内楽を木村健雄、中村均一の各氏に師事。山野楽器 音楽教室講師。

 

 

高石 浩貴

 昭和音楽大学 弦・管・打楽器コース卒業。 平成23年に陸上自衛隊に入隊。西部方面音楽隊に配属後、平成25年に中央音楽隊に配属となり、約12年間サクソフォン奏者として勤務しフリーランスに転向。

 第52回長崎県新人演奏会において弦管打楽器部門の最優秀賞、全部門において準グランプリを受賞。第11回ルーマニア国際音楽コンクールファイナリスト。第1回K国際サクソフォーンコンクール2015において、一般部門第1位、総合グランプリ第3位を受賞。第37回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。 

 新日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、東京吹奏楽団にエキストラとして度々出演。

 2024年、自身初のソロリサイタルツアー「歌う息、祈る精神」を開催し好評を博す。

島村楽器イオンモール幕張、浦和、町田、瑞江、各店講師。 ソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラなど、幅広く活動しながら後進の指導にも力を入れている。 

これまでにサクソフォーンを林田和之、武藤賢一郎、福本信太郎、林田祐和の各氏に、室内楽を福本信太郎、 新井靖志の各氏に師事。

 
 
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ハヤシダ・ファミリア サクソフォンカルテットは、オーケストラや室内楽の分野で長年にわたり第一線で活躍を続けるサクソフォン奏者・林田和之と、その門下生3名によって2024年に結成されました。

 師から受け継いだ音楽への哲学と美意識を礎に、サクソフォンという楽器の本質を見つめ直しながら、より高い次元での表現を追求しています。

オーケストラでの豊富な演奏経験を生かし、4本のサクソフォンによる精緻なアンサンブルと深い音楽性を目指しています。クラシックサクソフォンがもつ知的で奥深い魅力を、より多くの方に届けたい——。その思いを胸に、私たちはデビューリサイタルの開催を決意しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

私たちハヤシダファミリアサクソフォンカルテットは、2026年2月19日(木)、古賀政男記念館 けやきホールにてデビューリサイタルを開催いたします。

 プログラムには、色彩豊かな響きが魅力のミヨー《フランス組曲》(編曲:小野澤崇)、フランス四重奏の金字塔であるデザンクロ《サクソフォン四重奏曲》、そしてバッハ《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より〈シャコンヌ〉》(編曲:林田和之)などを取り上げます。

 それぞれの作品が持つ時代や様式を丁寧に紐解きながら、サクソフォンという楽器が持つ無限の表現力を探ります。

4本のサクソフォンが織りなす荘厳なる響きと精緻なアンサンブル、クラシック音楽の奥深さをお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今回のデビューリサイタルは、私たちハヤシダファミリアサクソフォンカルテットにとって出発点です。この公演をきっかけに、サクソフォン四重奏という編成の持つ魅力を、より多くの方々に広く発信していきたいと考えています。クラシック音楽におけるサクソフォンのあり方を探求しながら、古典から現代作品まで幅広いレパートリーを誠実に取り上げ、演奏の質と表現の深さを磨き続けます。また、次世代の奏者たちがクラシックサクソフォンの美しさに触れる機会を増やすことも、私たちの大切な使命です。音楽を通して人と人とがつながり、共に豊かな時間を分かち合えるような場をつくること。その第一歩として、このプロジェクトを成功させたいと願っています。

 

 

 

プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、延期とさせていただきます。ご了承下さい

 

 

 

 

 

 

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