映画「口に関するアンケート」で実写映画初主演する板垣李光人
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 俳優の板垣李光人(23)が来年公開の映画「口に関するアンケート」(監督清水崇)で実写映画に初主演する。女子大生の失踪を発端に、5人の大学生の証言から“真相”に迫るホラー作品。「証言は何を意味するのか、どんな災いをもたらすのか。あなた自身で、お確かめください」と含みを持たせてアピールした。

 ホラー作家・背筋氏のわずか60ページの同名小説が原作。心霊スポットとして知られる墓地で肝試しした大学生グループの一員が、翌日こつぜんと姿を消したことから始まる物語だ。

 板垣は今年1月期のフジテレビ系ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」でゴールデン帯の連続ドラマに初主演するなど、いまが旬の役者の一人だ。持ち味は繊細な演技。ピュアな高校生を演じた映画「ババンババンバンバンパイア」ではコミカルな演技で魅了し、放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」では名家の息子が時代の流れに翻弄(ほんろう)されて変化していくさまを丁寧に演じている。

 今作で担ったのは、主人公の大学生グループの一員。製作陣は「人間の潜在的な怖さや二面的な部分を演じてもらえる俳優として板垣さん以外には考えられない」と起用した。撮影は終了しており、「見えない恐怖や複雑な心の揺らぎを繊細に演じ切ってもらった」と賛辞を贈った。

 監督は、国産ホラーの巨匠・清水崇氏。板垣は初タッグで「世界中に恐怖の風を吹かせてきた清水監督指揮のもと、役として生きた時間は苦しくも貴重で、楽しいものでした」と回顧。「自分が抱くホラー小説の概念が覆されました。あの衝撃的な感覚を映画を見た方々にも味わっていただきたい」と呼びかけた。

 ≪「呪怨」」「犬鳴村」などヒット作多数≫清水監督は「呪怨」シリーズで全米1位を獲得したホラーの名手。近年も映画「犬鳴村」(20年公開)などヒット作を数々生み出している。「牛首村」(22年公開)は女優でモデルのKoki,(22)、「あのコはだぁれ?」(昨年公開)では元NMB48の渋谷凪咲(29)がそれぞれ映画で初主演を務めた。若手とタッグを組み役者としての才能を開花させている。

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