ホラー作家・背筋さんによる小説『口に関するアンケート』(ポプラ社)の実写映画化が決定した。

主演は、『約束のネバーランド』のノーマン役などで知られる俳優の板垣李光人さん。監督は『呪怨』や『犬鳴村』など、多くのホラー映画を手がけてきた清水崇さんがつとめる。

今回が実写映画初主演となる板垣李光人さんは「原作から感じた、あの衝撃的な感覚を映画を観た方々にも味わっていただきたい」とコメント。公開は2026年を予定している。

異様な装丁が目を引く『口に関するアンケート』

『口に関するアンケート』は、2024年に刊行されたホラー作家の背筋さんによる小説。

心霊スポットへ肝だめしに行った大学生グループの内、1人の女子大生が行方不明になったことをきっかけとして、グループ5人の“不可解な証言”から真相が紐解かれていく。

60ページという短編の小説だが、まず目を惹くのはその装丁だ。

スマホよりも小さい『口に関するアンケート』

スマホよりも小さい手のひらサイズ、表紙一面に映し出される女性の唇と、一度見たら忘れられない強烈な存在感を放っている。

累計発行部数は22万部を突破し、「このホラーがすごい!2025年版」では第4位に輝くなど、刊行から一年経過した現在でも注目を集め続けている。

令和ホラーブームの火付け役・背筋

原作者の背筋さんは、令和を代表するホラー作家の一人。

2023年1月にWEB小説サイト「カクヨム」へ投稿した『近畿地方のある場所について』がネットを中心に反響を集め、同年8月に刊行した単行本は累計発行部数70万部に到達した。

2025年には白石晃士監督のもと、菅野美穂さんと赤楚衛二さんがW主演をつとめた映画が公開され、興行収入15億円を達成。日本のホラー映画としては、異例の大ヒットとなった。

清水崇監督のファンだという背筋さんは今回の映画化について、「この映画が世のホラー好きにとっての、そして私にとっての新たな『清水崇監督によるホラー』になることを楽しみにしています」とコメントしている。

ネット文化を愛し、ネット文化と共に生きるライター。ネットとムーブメントが生み出すカオスがどこまでいくのか見届けるため、サブカルチャー全般に関する話題を幅広く執筆。

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