LAUSBUB|Style 1:Moveをいつでも持ち歩く

クリエイターの音楽活動を奥深く豊かにするAbletonの制作ツール。DAWのLiveをはじめ、制作やライブの可能性を広げるコントローラーPushやポータビリティに優れたグルーヴ・ボックスMoveと、ユーザーの活動スタイルに寄り添ってくれるのも大きな魅力となっている。ここでは3組のプロ・クリエイターが登場。Ableton製品を駆使する三者三様のスタイルをのぞいてみよう。

2人同時に触ってアグレッシブに演奏

──Moveを手にした第一印象は?

Mei すごく軽くて手軽に持ち歩けることに驚きました。打ち込みにハードウェアを使うのは初でしたが、グルーヴ重視でリズム遊びにフォーカスできる感覚でした。

Rico 初めて見たときからビジュアルが良いなって。頑丈さと可愛らしさを両立したデザインがすごく好きです。

LAUSBUB × Ableton Move

──Moveをどのように活用していますか?

Rico 毎日持ち歩いています。以前は大きめのMIDI鍵盤を裸で持ち歩いていたのですが(笑)、その必要がなくなりました。キャンプに持って行って、お米を炊く待ち時間で友達に聴かせたりとか、すごく楽しんで使っています。Moveさえ持ち歩けば、場所や時間にとらわれずすぐ音を出せるすごさがあるなって思いました。

Mei 私も飛行機の待ち時間とか、曲は作りたいけどパソコンを開くほどではないようなときにもサッと出して遊んでいます。

LAUSBUB × Ableton Move

──特に気に入っている機能や特徴は?

Mei 内蔵マイクでのサンプリングです。自分の声を録ってエフェクトをかけて、ボイス・サンプルを作れるのがアガりました。スピード感も良いですね。

Rico 2人で同時に触って1人がドラムの音を選んで、もう1人がピッチを変えるみたいなアグレッシブな演奏もできました。

Mei めちゃめちゃなことをやってたのにカッコ良くなるんです。即興性がすごい!

Rico セットを立ち上げたときにランダムで選択される音色が面白い組み合わせだったり、偶然性は機械に任せて打ち込みに専念するのも面白いですね。ライブではLiveのコントローラーとしてツマミで少しずつ音を変えたり、セッション・パートで鍵盤代わりに使ったりしました。コントローラー・モードはマッピング不要なのも便利です。

LAUSBUB × Ableton Move

 Moveの魅力 

MIDI入出力が可能に

Ableton Moveはアップデートにより、MIDIの入出力に対応した。これを活用することで、例えば、MIDI同期可能なDJミキサーからテンポ情報を送出し、MoveをUSB接続することでテンポ同期が可能に。Moveでシーケンスを走らせながらDJプレイを行ったり、複数台のMoveをWi-Fi経由で同期することも可能だ。

セッションの対応力を高めるアイテム

──今後はどんな使い方をしたいですか?

Mei 日常的なアウトプットに使いたいですね。LAUSBUBのミニマルなセットのときにMoveをメインにして組んで、即興性の強いリズム遊びなどもやってみたいです。

Rico Moveは1台でいろいろな役割を兼ねているので、ソロでもDJでもバンドでも、セッションの対応力を高める1つの道具になりそう。いろんなことに向かっていけるアイテムだと思います。作りためたものの完成度をLiveで高めてからMoveに戻すとか、行き来させられたらいいなと思います。

Mei 4トラックだからこそ、ベース・ラインやシンセのコードをどう入れるかとかを感覚的に楽しみながらできて素敵です。基本的な曲の構造と向き合うきっかけにもなる気がします。目の前の選択肢から選んで音を埋めていくことがすごく良かったです。

 

LAUSBUB × Ableton Move

【LAUSBUB】RicoとMeiによって2020年3月に結成されたニューウェーブ・テクノポップ・バンド。札幌を拠点に活動し、国内主要フェスへも多数出演を果たしている。

製品情報

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