アドベンチャーゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE(ニーディーガール オーバードーズ)』のTVアニメ化が決定。2026年4月に放送される。

情報解禁にあわせて、第1弾となるキービジュアルとPVが公開。監督をはじめとしたメインスタッフの発表に加え、テアトル新宿/梅田での劇場先行版の上映も決定。声優陣も含めた詳細については続報を待とう。

アニメ『NEEDY GIRL OVERDOSE』第1弾PV

なお『NEEDY GIRL OVERDOSE』を巡っては、原作者であるにゃるら(nyalra)さんから、ゲームの原作管理を行う株式会社ワイソーシリアスに対して、パワーハラスメントや給与未払いといった問題が指摘されている。

今回のTVアニメ化決定にあたって、にゃるらさんは自身のXを更新。「アニメ発表に寄せて」という文面の中で、作品における現在の自身の立場や状況を説明している。

ネットのアイコニックな存在となった『ニディガ』の超てんちゃん

“ニディガ”こと『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、2022年1月からSteamで配信されたインディーアドベンチャーゲーム。累計300万本ダウンロードを記録し、関連楽曲の再生数は4億回を突破している。

プレイヤーは心の弱い女の子「あめちゃん」をサポートし、配信者「超絶最かわてんしちゃん」(通称・超てんちゃん)に変身させて、フォロワー100万人獲得を目指す。

配信者や承認欲求、病みをテーマにしたことで、実際に配信者やストリーマーのゲーム実況タイトルとしても多く取り上げられ、ネットで大きな話題となった。

制作はYostar Pictures、原作で音楽を手がけたAiobahnら参加

TVアニメ化にあたっては、原作をWSS playground、監督を過去に『NEEDY GIRL OVERDOSE』のショートアニメを手がけた中島政興さんが担当。

ゲームでは原作者として企画/シナリオを担当したにゃるらさんは、原案/シナリオ/監修にクレジットされ、音楽はAiobahn +81さん、原口沙輔さん、DÉ DÉ MOUSEさんがつとめる。

Aiobahn +81さんが手がけた「INTERNET YAMERO」MV

アニメーション制作は、『アークナイツ』『ブルーアーカイブ The Animation』などで知られるYostar Picturesが担当する。

ワイソーシリアス社との給与未払い問題に関して、にゃるらが現状を説明

前述した通り、にゃるささんは『NEEDY GIRL OVERDOSE』のアニメ化発表にあわせて、自身のXに声明を投稿。

にゃるさんは9月15日、自身のnoteでゲームのプロデューサー・斉藤大地さんが代表をつとめる株式会社ワイソーシリアス(Why so serious/WSS)に対して、弁護士を通じた契約面や支払額計算の根拠開示依頼を行なっていると説明していた(外部リンク)。

今回投稿された文章では、「誰かを攻撃するためのものではありません」とした上で、株式会社ワイソーシリアスやアニメ『NEEDY GIRL OVERDOSE』との関係性について現在の状況を説明。

それによると、2025年10月に株式会社ワイソーシリアスから「nyalraを外さないとアニメを中止にする」と宣言され、現在はイベント出演やインタビューといったプロモーション活動から外されてしまっているという。

一連の問題については現在も弁護士を通じて協議中。「正式な解決に至った際には、改めて皆さまにご報告いたします」と報告している。

https://twitter.com/i/status/1987810101571572145

一方で、数年にわたり脚本/監修として尽力したアニメについて、「僕はこのアニメが真剣に作られ、自分自身でも全力を懸けたと自負しております」とコメント。

「どうか、アニメそのものはぜひ観て頂きたい。多くのアニメスタッフによる愛を込めて作られています。一言一句、魂を込めて超てんちゃんへ言葉の生命を吹き込みました」と呼びかけると共に、アニメ制作スタッフ陣への感謝が綴られている。

武蔵野美術大学中退後、フリーのゲームライターとして執筆業を開始し、自身でもインディーゲームを開発。アイドルグループの運営スタッフやオーガナイザーとしても活動。2025年8月からKAI-YOUで編集/ライターとして従事。得意ジャンルは地下アイドル、インディーゲーム、モダンカートゥーンなど。著書に『海外ゲーム音楽ガイドブック ビデオゲームからたどる古今東西の音楽』(DU BOOKS)、『楽曲派アイドル・ガイドブック ももクロ以降のアイドルソング再考』(双葉社)がある。

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