
10月下旬、各スポーツ紙がフジテレビ系のバラエティ番組『酒のツマミになる話』が年内に終了することを報じた。
「『酒のツマミ~』は’24年2月までは『人志松本の酒のツマミになる話』として放送されていました。しかし松本さんが’24年1月から活動を休止し、お笑いコンビ千鳥の大悟さん(45)がMCを引き継いだのです」(芸能ライター)
しかし今年10月24日の放送回が急きょ差し替えられるという事件が起こった。
「その日は『ハロウィーン特別回』が予定されていましたが、大悟さんが松本さんのコスプレをして出演していたことが、フジテレビ幹部やコンプライアンス部門に問題視され、差し替えになったそうです。
そのため大悟さんは番組継続の意欲をそがれ、フジテレビも『これ以上スポンサーを刺激したくない』と、番組の終了が決まったと聞いています。
ただ今回の騒動で、フジテレビの上層部が問題視したのは“情報漏洩”でした」(フジテレビ関係者)
『酒のツマミ~』継続危機を、いちばん最初に報じたのは10月28日の『週刊女性PRIME』だったが……。
「中居正広さん(53)の騒動の後、フジテレビ内部の情報が次々に週刊誌やスポーツ紙により報じられ、上層部は問題視していたのです。
疑惑の対象になったのは、いつ、どの時間帯にどの番組を放送するかという「タイムテーブル」を決定する役割を担う『番組編成局』でした。
大手弁護士事務所に“内部調査”を依頼して、旧編成局メンバーを中心にまさに聞き取り調査を行っているのです。まさにその最中に、週刊誌に“人気番組の継続危機”という重要な情報をすっぱ抜かれたのですから、役員たちも怒り心頭だそうです」(前出・フジテレビ関係者)
大捜査線を敷いているなかで、面目を潰された形のフジ上層部だが、一般の社員たちは冷めた目で騒動を見ているという。
「いくら大金を投入して、内部調査をしたとしても、『はい、私が週刊誌に話しました』なんて言う人間はいないでしょう。話す人間は、フジテレビのいまの体制に不満を感じているわけですから、体制の改革を行わなければ、情報漏洩は止まりません」(前出・フジテレビ関係者)
フジテレビがタレントや社員たちから信頼を回復する日は――。
 
						
			