LGは今年、世界初の透明有機ELテレビ「T4」、壁掛け設置のワイヤレステレビ「M5」、次世代RGB有機ELパネル採用の「G5」、42型~83型まで6サイズから選べる「C5」の全4シリーズ12機種の4K有機ELテレビを展開している。
独自のNanoCellカラーテクノロジーを搭載した「NANO80」、webOS搭載の「UA7500」など、手ごろな4K液晶テレビも販売しているが、同社の主力モデルはやはり、世界初の量産化から12年間市場を牽引してきた有機ELテレビ。77型の透明タイプや、83型・97型といった超大型タイプが選べるのは、LGだけとなっている。
各シリーズのインチサイズと、市場想定価格は以下の通り。
最上段の数字は「インチサイズ」、マス目の中の数字は市場想定価格(万円)
OLED65G5PJBは、最新のパネルと映像技術を備えたフラッグシップ「G5」シリーズの65型。
最大の特徴が、LGディスプレイが開発した新パネル「次世代RGB有機EL」(プライマリーRGBタンデム)の搭載。
従来パネルは、2つの青色発光層に黄色の発光層を挟み込む構造だったが、新パネルでは黄色の発光層を赤色層と緑色層に分離し、色純度を大幅に改善。また独自の輝度向上アルゴリズムにより、ピーク輝度も大幅にアップさせている。
エンジンは、最新の「α11 AI Processor Gen2」。旧世代(α7)と比べ、AIパフォーマンス(NPU):6.7倍、処理速度(CPU):2.2倍、グラフィック処理性能(GPU):3.6倍まで高性能化。アップスケーリングやオブジェクト型のリアルタイム処理、ダイナミックトーンマッピングといった映像処理を高精度に行なうことで、鮮明な映像を生み出している。
対応するHDR規格は、HDR10、HLG、Dolby Vision。製作者の意図通りの画質を再現する「FILMMAKER MODE」も搭載。NetflixやPrime VideoなどのDolby Visionコンテンツに対しても、FILMMAKER MODEの適用が可能。この仕様は現在LGテレビだけが行なえる。
G5は、国内テレビ初の4K/165Hz(VRR)にも対応。VRRを適用させることで、PCなどからの高リフレッシュレートゲームをなめらかに表示できる。
スピーカーは、ミッド、ツイーター、ウーファーを各2基搭載した60W/4.2chシステム。バーチャルサウンドによる11.1.2chが楽しめる。
LG独自のwebOS(バージョンは25)を搭載。NetflixやYouTubeなどでの動画視聴や、スマホ/タブレットとの画面共有、Bluetoothを使った音楽鑑賞、Webブラウジングなどが行なえる。
搭載チューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×3、BS/CS 4K放送×2。別売のUSB HDD(最大4TB)を用意すれば、地デジ/BS/CSの2番組同時、4K放送の裏番組録画が可能。
HDMI入力は4系統で、すべての端子がHDMI 2.1をサポート(48Gbps)。光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力、LANを各1系統用意。USB端子は3系統。
消費電力は452Wで、年間消費電力は224kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は、144.1×26.3×86.5/91cm(幅×奥行き×高さ)/27.3kg。






